山形出身の往年の名喜劇俳優伴淳三郎さん主演の映画『噛みつかれた顔役』が山形市内でオールロケがなされたのは昭和33年(1958)だから56年も昔のことになるが、子ども時代の私も何度かロケ風景を目にしている。
特に山形駅前で佐田啓二さん(中井貴一さん父)と石浜朗さんを日傘姿で出迎える淡路恵子さんのロケシーンを見たのが特に印象深い。むろん山形駅前はロケ風景を眺める市民でごった返していた。
映画は確かまもなく封切り上映されたら、当時の淡路さんは若干24歳であったが、既に風格充分であり、私も子ども心にも「粋な大お姐さん」の印象であった。
右上の写真は旅籠町の旧シバタモデルビル前の十字路上で、石浜さんと淡路さんが役柄の上で出逢ったシーンだが、今はこのビル(写真右下)も解体消滅し、道路は大幅に拡幅され、街並みはすっかり変貌している。
こんな中で淡路さんが亡くなられたが、山形市民にとっても象徴的な出来事であると言えそうである。
特に山形駅前で佐田啓二さん(中井貴一さん父)と石浜朗さんを日傘姿で出迎える淡路恵子さんのロケシーンを見たのが特に印象深い。むろん山形駅前はロケ風景を眺める市民でごった返していた。
映画は確かまもなく封切り上映されたら、当時の淡路さんは若干24歳であったが、既に風格充分であり、私も子ども心にも「粋な大お姐さん」の印象であった。
右上の写真は旅籠町の旧シバタモデルビル前の十字路上で、石浜さんと淡路さんが役柄の上で出逢ったシーンだが、今はこのビル(写真右下)も解体消滅し、道路は大幅に拡幅され、街並みはすっかり変貌している。
こんな中で淡路さんが亡くなられたが、山形市民にとっても象徴的な出来事であると言えそうである。