山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

山形はやはりコレだ!!

2008-04-30 23:08:55 | Weblog
 旅行は楽しいが、一つだけつまらないことがある。
 それは県外では美味しい蕎麦になかなかありつけないことである。
 だから山形に帰ったら、真っ先に駆けつけたいのは蕎麦屋である。
 むろん、手打ち蕎麦であるが、山形には美味しい手打ち蕎麦が食べられる店はいくらでもある。
 しかも、店ごとに個性豊かだから、蕎麦屋巡礼もこれまた楽しい。
 今日で4月も終わりだが、今日は夏日で今年に入っての最高気温。
 しばらく初夏のような高温が続くという。 
「20世紀最高気温」の都市である山形には蕎麦がよく似合う。
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急坂の街、尾道

2008-04-28 21:55:53 | Weblog

↑[上]旧市街東部の丘陵地にある浄土寺 [下]千光寺の直下にある天寧寺三重塔(ロープウェイから撮影 さすがに疲れてロープウェイに乗り込んだ)

 尾道は急坂の多い街だと聞いていたが、「平地部分」も結構多い。
 この平地部分に商店街やビジネス街が集中しているが、かつて大いに栄えた港町であるだけに歓楽街の部分も範囲が広い。
 でも確かに「急坂部分」も多く、まるで一つの街が様相がまったく異なる二つの国に分裂しているかのようでもある。そして急坂部分に寺院が多いのも尾道の特色である。

 ↑[上]尾道のシンボル千光寺に至る道は急坂。 杖をついたお婆さんが登っていた。
 [下]駅の近くで美女に会った。「君の名は?」と尋ねたら「・・子です。お会いできて大変嬉しく思います」と答えてくれた(?)。さあて、「・・子」とは?
海岸近くの映画資料館と歴史博物館は共に休館日だった。外観は後日紹介したい。
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大いに似ている?!尾道と山寺

2008-04-27 23:34:14 | 風景
 公私多忙(?!)の間隙を縫って数日間旅をした。
 中国地方の西部である。えっ? 独立運動が強大な軍事力で抑圧されている中国西部のチベットやウイグルによくぞ行けたものだと早合点するなかれ。あくまで「中国の西部」ではなく、広島県、山口県、島根県にまたがる「中国地方の西部」である。
 主たる目的地は山口県の萩市と山口市、島根県の西のはずれの津和野町であるが、この3ヶ所を短時日で訪れるにはやはり航空機という二酸化炭素をべらぼうに排出する乗り物を使うしかなく、地球温暖化に寄与することになったが、各訪問地の間はすべてJRの在来線という公共交通機関を乗り継ぐ地球に優しい旅にした。
 これからしばらく断続的ながら中国地方西部の旅行体験を記事にする。乞うご期待。

 昔、「山の淋しい湖に・・・」という出だしの歌謡曲があったが、まさに「山の淋しい飛行場」が現在の広島空港である。つまり、広島市と福山市の広島県の2大都市の中間地点に新空港を造成するには山間部しかなかったからであろう。
 広島市と福山市には以前訪れたことがあるので、まず尾道市を訪れた。
 山陽本線の駅を出て、しばらく商店街を東に歩き、山手に入って朱塗りの多宝塔がある浄土寺を訪れ、今度は丘陵部の寺院群巡りのコースを歩き、最後に尾道の代表的な景観が眺められる千光寺を訪れた。
 写真の左が千光寺からの眺め、右がわが山形の山寺五大堂からの眺めであり、前方がそれぞれ海と山の違いがあるが、何と似た眺めではないか。
 千光寺は真言宗、立石寺は天台宗だが、ともに奇岩怪石の巨石が群がる目も眩むような断崖地に建てられ、麓には鉄道が走っている点など類似点が多いことに気づかされた。しかも麓の街との標高差もだいたい同じように感じた。

 ※ 右側の山寺の写真は他者の撮影。私の撮影写真には人物が風景を塞いでいるので並べるには不適当。 ※ クリックにより写真拡大
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『チベット チベット』の監督と再生土蔵で語った

2008-04-21 11:27:02 | イベント

 桜の開花でさすがの私も浮かれた気分になって「桜シリーズ」をお目にかけた。
だが、今日は少々硬い内容の記事になる。
 さあて、チベット問題をかかえ、長野での聖火リレー、そして北京オリンピックはどうなるのだろうか。
 チベット問題については過去20年にわたる山形国際ドキュメンタリー映画祭の出品作品の中でも複数本上映されている。
 その中でも05年の映画祭では若い在日韓国人の金森太郎さんことキム・スンヨン監督の『チベット チベット』が印象的である。
 この映画については3月17日にも記事(←クリック)にして紹介したが、この記事に対し監督の金森さんからもコメントをいただいているので、ご覧ください。

 実は彼とは05年の映画祭において再生土蔵の「瑳蔵」でほんの少しだけ語り合っている。確か、私は地元の人間ほど地元の問題に対して無関心であることを嘆いたのだが、彼からは「どこの国でも多くの人たちはそんなものですよ」と慰撫された。
 ともかくこの映画は現在のチベット問題の理解にたいへん有益であるように思う。もっと各地で上映されることを期待する。

明日から“雲隠れ”するので、このブログは数日お休みします。
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花散る中で華の舞妓

2008-04-19 22:14:16 | イベント

 ↑ ①4月13日 ②4月15日 ③4月17日 ④4月19日

 いよいよ今日は山形市主催の観桜会で様々なイベントが予定されていた。しかしあいにくの悪天候のため降雨の一日。でもせっかくの計画なので中止することもできない。
 だから天幕を張ってでも華やかなイベントは実行された。でもやはり天幕がない方がもっと楽しめたことは確かである。

 ↑ 筝曲の演奏(欧米系の奏者も参加)  ↓ 山形舞妓の舞踊



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三角センターの四角い窓から桜を観る

2008-04-18 21:27:38 | 風景

 以前「女性センター」と呼ばれていた施設に今では堂々とオジサンたちも入館できるようになった。
 というのも、「男女共同参画センター」という三角ならぬ四角四面のものものしい名称に変更したからである。
 かつて女性の利用が中心の施設が「共同参画」という美名のもとに「女」の前に「男」という文字がしゃしゃり出るに至り、どうして「女男共同参画センター」と名乗らなかったのかと当局に問い質したが、「ジョダンでない」と一蹴された。
 このかつての花のような女性たちの城の窓からは霞城公園を眺めると雨にたたられている土塁の桜並木が一望できる。
 だが、あいにくの雨天のため眺望は幾分華やかさに欠ける。
 晴天ならば窓ガラスに室内の蛍光灯の明りが反射することはないが、今日は室内の蛍光灯が遠くの桜を照らしているような構図になっている。

↑ 三角(参画)センターを出て霞城公園に入ると薄いピンク色と淡い萌黄色の取り合わせが目に入った。
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風雨の前に桜花絢爛

2008-04-17 21:02:37 | 風景

 ↑ 例の定点観測(2日前と4日前の記事を参照)  ↓ 携帯で夜桜を撮影
      
 土、日にここ山形城跡で観桜会が開かれ、様々な時代絵巻が繰り広げられる予定だが、あいにく明日から風雨にたたられるようである。
 桜花は既に昨日満開となり、今日も平日ながら多くの花見客で賑わった。

 ↑ 三種の枝垂桜も一斉に開花(クリックで拡大)
     ↓ 濠の水面に逆さの人影がずらり
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一気に開く霞城の桜花

2008-04-15 21:12:15 | 風景

   ↑ 定点観測 前回(2日前の記事)との比較で開花状況がわかります。

 今日はしばらくぶりの好天と高温。
 そのためか3日前にわずかに開花しただけの桜の花びらが一気に開いて、満開は2、3日早まりそうだ。今度の土、日には市の観桜会が開かれるのだが、濠の水面には浮いた花びらも見られそうである。

 ↑ [左]碧い濠の水面と五分咲きの土塁の桜  [右]公園西部では黄色とピンク色とのとりあわせ   この写真だけクリックで拡大
    ↓ 大手門前通の桜並木はほぼ満開状態 
 県境の雁戸山にはまだ多量の冠雪 最近まで寒さと降雪があったことを示している

 今日も平日なのに、霞城公園の内外は大勢の花見の市民でごった返していた。
 しかも背広姿のサラリーマンやOLの姿も多く、うきうきした気分になって仕事などしていられるかとばかり職場から抜け出してきたような感じであった。
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桜の開花2日目

2008-04-13 23:20:01 | 風景
 昨日、市内の気象台にある桜の標準木により桜の開花が発表された。
 だが、気温は結構寒く、風も冷たいので、あまり浮き浮きした気分にはなれない。
 それでも霞城公園の桜の咲き具合はどんなものかと出かけてみたら、既にかなりの人出で賑わい始めており、多少気が早いものの、いかに多くの市民が桜の開花を待ち望んでいたかを覗い知ることができた。
 案の定、咲き具合はまだまだであったが、わずかの開花でも淡いピンクの色合いにより気分も暖かくなってくる。

 ※ また2日後に定点撮影する予定。
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ノーカー時代の山形の賑わい ④

2008-04-12 23:58:59 | 街づくり
 これも七日町の大正時代の七日町の写真である。
 左手が現在のナナビーンズ(旧山形松坂屋)、右手が梅月館(旧梅月堂)の地点であり、はるか左手前方に蜂屋時計店の時計塔が見えるが、そこから先は道路が狭くなっているのがわかる。
 車社会の到来がほとんど予想されていない時代なのに既に道路が拡幅されていた部分があることを示す写真である。車があるなしにかかわらず、「広い道路」が近代都市の要件であったことがうかがえる。
 それにしてもこの写真でも街は多くの市民で賑わっている。
 道路を清掃する人の姿もあれば、警察官らしき人物の姿もある。
 むろん、この時代には現在のような華やかな商店は少ない。それでも街は祭礼の縁日のような賑わいであるのは何故か?
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