英国人旅行家のイザベラ・バードは明治11年に東北地方を旅行し、新潟方面から山形県入りし、峠道から置賜盆地を眺めてその美しさに感動し、「東洋のアルカディア」と呼んだことは山形県人にとってはあまりにも有名であるが、その他の山形県内についても彼女が讃えた地域は数多い。
それゆえ特に山形県内の彼女が辿ったコースを巡ろうとする東京人と山形県人の愛好グループが発足し、この度2日間にわたって赤湯方面から金山町に至るコースをバスと徒歩で巡るツァーが企画され、私も2日目だけ参加した。
2日目は村山市の土生田から以北のコースであったが、この写真は新庄市街地にほど近い所にある「一里塚」を示すブナの木である。
ブナといえば世界遺産の白神山地のように山岳地帯に生育する樹木という印象が強いが、この写真のように平地でも見事な存在感を示すブナの木もある。太古の時代には平地にもブナが群生していたらしく、その名残なのかもしれない。
イザベラもきっとこれを仰ぎ見て感動したことであろう。(←ブログ主は彼女の著書『日本奥地紀行』の新庄方面の箇所を読んでいないから、このような推測的記述しかできないのである。)
◆姉妹ブログ「島国ニッポンの山国から」(←クリック)をご覧あれ。
原発、地球温暖化、それを繋ぐクルマ社会の問題を論じてます。
それゆえ特に山形県内の彼女が辿ったコースを巡ろうとする東京人と山形県人の愛好グループが発足し、この度2日間にわたって赤湯方面から金山町に至るコースをバスと徒歩で巡るツァーが企画され、私も2日目だけ参加した。
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ブナといえば世界遺産の白神山地のように山岳地帯に生育する樹木という印象が強いが、この写真のように平地でも見事な存在感を示すブナの木もある。太古の時代には平地にもブナが群生していたらしく、その名残なのかもしれない。
イザベラもきっとこれを仰ぎ見て感動したことであろう。(←ブログ主は彼女の著書『日本奥地紀行』の新庄方面の箇所を読んでいないから、このような推測的記述しかできないのである。)
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