山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

明治天皇が宿泊した老舗料亭を見学

2013-01-24 16:18:31 | 建物

 去る20日に「山形歴史たてもの研究会」のメンバー十数名が昼食会を兼ねた老舗料亭の見学会を行った。
 ここは山形市内「六大料亭」の一つで、薬師町に所在するから最北端であるが、もともとは市役所の近くにあり、その時代(明治14年)に明治天皇が行幸されるということで行在所として建てられ、二日間宿泊されている。
 後に民間に払い下げられて現在地に移築され、料亭として再出発した。
 移築に際しては建材の多くが行在所時代のものが使用され、行在所時代の様式や面影を色濃く残す部屋(「あやめの間」など)も多い。
 見るもの聞くものの多くに感銘したが、終始にこやかに案内してくださった女将さんに深く感謝したい。
 内部見学終了後は「偕楽園」という名の部屋にて和食により昼食したが、その時間帯は歴史たてもの研究会歴史たべもの研究会となった。

※ もっと多くの部屋の写真をお見せしたいが、カメラの不調(むしろ撮影の腕の不調!)によりひどいピンボケが多いので、2枚だけにしました。
コメント (2)
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紅一点に出会う

2013-01-19 07:47:15 | 風景
 厳しい寒さと降雪が続く中、街なかを徘徊歩きをした。
 馬見ヶ崎川の近くにある薬師堂の裏手には美しい公園があるが、深い雪(とは言っても30cm程度だが)のために訪れる市民の姿は見えない。
 でも、池の水は凍結しておらず、水鳥がひしめいており、なんとなく心が和む。
 そして池にかかる紅い橋が雪景色に彩りを添えていた。
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無投票当選にて「卒原発」まっしぐら?

2013-01-11 18:07:56 | 時評
 その昔、中国や朝鮮の帝王の妃たちは「国の母」と呼ばれていたが、わが山形の女性知事は「県民の母」たる風格を呈しつつあると言える。
 そのせいか、昨日公示された山形県知事選挙において彼女(吉村美栄子氏)の他に立候補する者は一人もおらず、ついに無投票当選により二期目の県政を担うことが決定した。
 公示日の昨日は山形市の伝統行事である「初市」が中心商店街の路上で開かれたが、その雑踏の中に幾本かの幟旗が見えたので、のぞいてみたら、その中心で多くの市民に愛想を振りまいていたのが吉村現知事であった。
 昨年十二月の解散総選挙の直前に滋賀県の嘉田知事が急遽「未来の党」を立ち上げて、「卒原発」に賛同する人たちの票を糾合しようとしたが、結果は惨敗に終わった。
 その「卒原発」を嘉田由紀子知事とともに提唱して再生エネルギーの推進に取り組んだのが、他ならぬ我が山形県知事の吉村氏である。
 しかし吉村氏は総選挙にあたり未来の党の活動はいっさいやってはおらず、あくまで県政が第一を心がけつつも太陽光発電推進に取り組んでいた。
 むろん、太陽光発電などの自然エネルギー利用の推進は決してたやすいものではないし、課題はまだまだ多い。
 
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七福神の「寿」役を二人制に

2013-01-02 07:06:49 | Weblog
 日本の正月になんでイタリアの元首相氏の顔が登場するのか、またまた不可解な組み合わせ写真。 
 元日の街を歩いたら、とある街角に真新しい小さな祠がたたずんでいた。
 その小祠には立ち姿のかなり高齢の爺さんが祀られている。
 彼は天下に名だたる「七福神」の一人「寿老人」である。
 福の神の一人(一柱と申すべきか?)だから、拝めば当然ご利益があるはずで、名前からすると「長寿の神」なのであろう。
 だが、「長生きさえすればそれで良い」と思う人は居ない。
 望まれるのは「長寿の質」である。
 よぼよぼのまま長生きしたいとは誰しも思わない。
 だから、いかにも老人そのもの風貌の寿老人の顔と姿を見て、こんな老人になりたいと思う者はほとんど居ないのではないか。
 でも、元イタリア首相氏は76歳ながら、とても後期高齢者の年齢とは思えない。
 五十歳代と思われても不思議がない外見である。
 外見だけでなく、○○に関してもまだまだ青壮年水準のようで、49歳年下の27歳の若い女性と結婚するのだという。
 どうも、山形の街角の小祠の他にもう一つ「長寿強壮」の神を祀る祠が必要になりそうである。
 その「八福神」の一つとしてイタリアの元首相氏(次期首相?)は「生き神」の最有力候補に挙げたい。
 えっ? 日本の神々である七福神に外国人の神を加えるのはけしからんだって?
 ほっだな、ガグ(学)のないごどゆうなず(言わないでよ)、君~。
 七福神の多くは海外からの渡来神で、インドが故郷の神も居る。
 まさに国際化を先取りした神々なのだ。

 まあ、遅ればせながら、あけましておめでとう!
 ことしもよろしく。
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