山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

異常なる晩夏の猛暑、非常事態宣言を!

2010-08-30 23:08:19 | Weblog
 旧盆が過ぎても残暑が続くのは当たり前のこと。
 でも、残暑はあくまでも残暑。
 だから、盛夏の暑さよりは幾分低めであるのが普通である。
 ところが今年の夏は8月も終わりだというのに暑さは8月上旬の猛暑の日々と少しも変わりがなく、この猛暑ぶりは9月に入っても続くという。
 たまに暑い雲が空をおおう日が訪れたと思えば、記録的な豪雨となる。
 これではまさに異常気象というしかない。
 だが、中央の政治家たちにはその異常気象も異常とは感じないようである。
 テレビのニュースの画面に現れるのはこの炎熱の暑さにも拘らずダークスーツにネクタイ姿の男たちの姿が圧倒的に多い。
 つまりは彼らには地球温暖化、否、地球猛暑化などどこ吹く風なのであろう。
 たまに彼らの口から政策的なことが出てくるのは「景気対策」くらいなもの。
 政策として最優先にすべきなのは「ストップ・ザ・地球猛暑化」のはずであり、今すぐにでも非常事態宣言を発令し、無駄なエネルギー消費の抑制を国民に呼びかけるとともに、ダークスーツを脱ぎ捨てネクタイを外すなど自らの態度も改めるべきなのである。
 無駄なエネルギーの抑制の「イの一番」として高速道路無料政策を撤回し、今すぐにもクルマ優先政策を改め、徒歩、自転車の推奨、公共交通の充実策を実施すべきなのである。
 レジ袋の追放やエコ製品の購入補助程度では地球猛暑化抑制は不可能である。
 まずは、全国一斉の「カーフリーデー」、つまり「クルマなしですごす日」、30年ほど昔に全国各地で実施された「ノーカーデー」を今こそ月1回から月2回、そして月3回以上実施することを断行し、世界に日本の真剣さを示すべきなのである。
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近くて遠い温泉で美人!?と出会った

2010-08-27 10:15:14 | 風景

 タイトルからしてクイズめいた内容だが、非マイカー族のブログ主ならばのことだから「遠い」ことになるのであって、マイカー族にとってはさほど「近くて遠い」ことにはならない。たぶん1時間弱であろう。
 列車で隣県の政令指定都市まででかけ、その駅前からホテルの送迎バスに乗り込んで、待ち合わせ時間を含めてざっと3時間弱。新幹線ならば東京に到着している。
 この温泉に宿泊したのはナント◎十年ぶり。
 その際に宿泊した湯治場的旅館は混浴で、我ら学生仲間が入浴中におおぜいの女性たちがどやどやと入ってきた。ただし、全員が中高年の農家のオバンとオ婆ンであった。
 そんななっづがすい旅館もその後まもなく火災で焼失。現在は「ニュー」の冠詞がついた鉄筋コンクリート造りのホテルに蘇生していた。
 今回この温泉を訪れてから既に1週間になるが、その時は気温は22度程度。現在の山形は連日33度以上。まことに避暑にふさわしい一泊だけの小旅行であった。
 夕食の前にほんの少し外出したが路傍の空き地で可愛らしい美人(上の写真)と出会った。美「人」ならば美女だけではなく美男も含まれそうだからあえて美人という言葉にした。
 さ~て、この温泉の名称はいかに?
◆写真 ①ホテルの部屋から東(太平洋側)の方面を眺望 ②恐ろしいほどの深淵を見せる渓谷「磊々峡」 ③磊々峡の上流の方が優しい景観 ④彼?が問題の美人、否、美猫 ⑤温泉街風景 前を外人カップルが歩いていた ⑥磊々峡のすぐそばの路傍に展示されている昔の市電車両(昭和30年代まで仙台からここまで電鉄が開通していた。ただしこの車両ではない。)
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山形一小と東京明石小

2010-08-23 23:57:00 | Weblog
 今日のニュースでは東京の中央区明石小学校の解体計画と保存をめぐる動きのことが盛んに報じられていた。
 1923年の関東大震災の惨禍の後には鉄筋コンクリート造りで耐震耐火構造の小学校建築が相次いで、それらは「復興小学校」と呼ばれているが、現存はわずかに20校に過ぎない。
 その中でも1925年建造の明石小学校は建築学会からも「重要文化財」クラスとして強く保存が求められているが、中央区は建替え計画を進め、すぐにでも解体にとりかかりそうである。
 ちなみに、山形市でも第一小学校旧校舎の保存について長年紆余曲折があり、登録文化財となって保存が決定しても利活用の方向が決まるまでに長い年月を要し、4月末以降「中心市街地活性化の拠点施設」として運営されるに至っているが、どれだけ街の賑わい回復につながっているか疑念の声もしきりであり、今後も運営には苦難がつきまといそうである。
 それでも保存されただけでも嬉しいことであり、あとは市民がどれだけ愛情を向け続けるかにかかっているかと思われる。
◆写真説明「右下」のみ中央区明石小学校校舎 「上の左右」は改修工事前の山形一小旧校舎 蔦がからまる姿が懐かしい 「下左」改修工事後の一小旧校舎 きれいになり過ぎてかえって「お色気」が喪失したとの声がしきり
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「洋傘の主」の正体見たり、ああ!めんごい

2010-08-18 21:46:55 | 風景

 7月16日の当ブログ記事で、祠(ほこら)の前の2つの黄色い洋傘について記したが、その洋傘をさしている者が何者であるか不明であったが、一昨日再びこの「いと小さき城下町」のこの祠の前を通りかかったので、「洋傘の主」の正体をさぐってみることができた。
 しかし、なんとも愛くるしい容姿の石像であることだけはわかったものの、地蔵尊のようでもあり、でないようでもあり、結局は何の像であるかはわからなかった。
 この付近に住む人や祠の管理者ならわかるかもしれないので、教示ねがいたいものである。下の「コメント欄」に記入していただければありがたい。
 でも、わからないなりにも、山形弁で「めんごい」「めんごこい」(可愛らしい、愛くるしい)石像なので、猛暑ながらひと時の「癒し」の対面であった。

 ↑ 祠に至る石段の前の二体の石像と洋傘(地蔵ならば洋傘地蔵ということになる)
石垣は隣りの寺院の石垣 その寺院は最上義光の子息で山辺城主であった山辺義忠の菩提所であるが、最上家改易のしばらく後に水戸藩家老となる。いわば水戸黄門を支える知恵者であった。
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「あしみず」施設が欲しい!

2010-08-16 23:47:55 | Weblog
 さて、ここはどこだろう。
 昼間ならよく目にする所だが、こんな暗い時間だとどこなのかよくわからなくなる。
 ここは温泉場の「足湯」のようでもあるが、雰囲気的にはもっと涼しい感じだ。
 端的にいえば足湯ならぬ「あしみず」なのであるが、決して「公衆衛生法」で公認された正式な施設ではない。
 でも、この水場に足を浸している若者たちは本当に気持ちよさそうである。
 しかし、この情景は既に先々週に開催された中心街の恒例の大イベントの際に自然発生的に起きたものであり、現在では今なお治まらない連日の猛暑にもかかわらず同様な光景は夜間も昼間も見ることはできないのでいささか残念でもある。
 公衆衛生法云々は別にしても普段は誰しも足を降ろそうとする者は居ない。
 でも、暑い季節のうちだけでも行政公認の「足水」施設があってほしいものだ。
 その上、これを山形の“新名所”にでもすれば、中心市街地は更に賑わうであろう。
 えっ、ここは中心市街地?
 この水場、正確には水路であるが、管理する行政の部署は農林水産関係だそうだ。
 ああ、ややこしい!
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炎天下、土蔵めぐりでクラックラ

2010-08-14 16:41:13 | 建物

 もう一週間近く前になるが、8日の日曜日に地元大学の学生たちの土蔵愛好グループ「ヤマガタ蔵プロジェクト」主催の「あるっくら」の第1回目に参加した。
「あるっくら」とは文字通り「歩いて土蔵めぐりをする」ことである。
 一昨年の夏にも同様のイベントに参加し、当ブログの記事にしたが、その際は土蔵のことを「地上の地下室」と表現した。
 つまり地上にありながら、地下室と同様に「夏は涼しく冬は暖かい」という意味である。
 だが、今年の場合は山形も異常に暑くて土蔵が備えている天然冷房装もあまり作動せず、炎天下を歩いて土蔵の中に入っても汗は引かないどころか、ますます吹き出る状態であった。だから、たいていの土蔵では扇風機やエアコンを使用していた。
 この第1回目は旧市街地南部の土蔵及び土蔵造り建造物を6ケ所訪問した。
 そのうちの3か所は商業施設やギャラリーとして再生され、一般市民や観光客の来訪が多く、既にかなり有名になっており、私も既に数多く来訪しているが、あとの3か所も補修の手を加えられたものの「知る人ぞ知る」の土蔵であり、そのうちの2か所は私にとって初訪問である。
 猛暑のなか土蔵巡礼のために街路を歩いてクラックラした上に紅花取引などで財をなした豪商たちの豪奢な土蔵文化に触れて更にクラックラした「あるっくら」であった。

◆写真説明(1)集合地の蔵座敷でミーティング(帰還後はここでワークショップ)
(2)(3)3か所目の土蔵の2階は自画ギャラリーとオーディオコーナー(1階はアトリエ)※2か所目は陶芸と蕎麦打ちに利用
(4)4か所目はギャラリー(主として陶芸などの置物展示用 別棟に絵画等のギャラリー) (5)3か所目の外観はごく平凡(2か所目も)6ケ所目で昼食 蔵主の話も聞かせてもらう (6)6ケ所目で昼食 蔵主の話も聞かせてもらう
※5か所目は超有名になった「紅の蔵」
※画面の中のアライグマのぬいぐるみは当ブログの友好ブログで数多く登場する「クラちゃん」で、当ブログ主が強引に連れてきた。この友好ブログは現在休眠中だが、まもなく再開されると思われる。[ヒントはブックマークの一覧の一つ]
 
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山形での今年第◎回目のゲリラ豪雨

2010-08-12 21:54:51 | Weblog

 昨日は午前中は晴天であったが、午後とうとう雨が降り出したと思ったら全国ニュースのテレビ画面にまで登場したゲリラ豪雨となってしまった。
 確かに天気予報では午後の降水確率は50%となっていたからある程度の降雨は予想していたものの、それほど激しい雨になるとは気象台とて予想していなかったようだ。
 ブログ主はその当時某ビルに入っていたから、その雨が地面や建物の屋根を激しく叩きつける音を耳にすることはできなかったが、窓からビルの外を見ると、ビルの玄関前の道路はかなり冠水しており、とても歩ける状態でないことがわかったから、小降りになるまでしばらく待っていた。
 それがゲリラ豪雨と言えるほどの激しいものであったことはテレビニュースを目にして初めて知ることができた。
 でも、そんな激しい豪雨でも被害らしい被害がほとんどなかったことは幸いであった。
 山形の市街地は扇状地に発達した街であるためにゆるやかな勾配により、雨水はすぐ低地に流れ去ってしまうからであるが、低地の農耕地でもたいした被害は聞いていない。
 それにしてもこのような激しい降雨は山形でも今回が初めてではない。
 確か今年だけで三、四回にはなっていたように思う。
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やはり涼しくなる写真が欲しい

2010-08-10 22:17:12 | 風景
 今月の5日から7日まではすぐ近くで花笠パレードがあり、結構綺麗どころの踊り姿を撮影したが、来客なども相次ぎ、ブログの更新もままならない状態のまま数日が経過し、花笠パレードのあでやかな写真も「賞味期限経過」となってしまった。
 ともかく連日暑さが続き、しかも蒸し暑いときた。
 だから今日も「暑気払い」に有用な写真ということで、前回に引き続き、さわやかな高原の湖沼の写真を掲載することにした。
 対岸には日傘が並んでいるが、日傘の下にはあでやかな女性が・・・と言いたいところだが、ほとんどがムクツケキおのこどもである
 彼らは釣りを楽しんでいるのだが、マナーを守って、間違ってもこの沼を汚すことがないように期待したい。
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六本木の二分の一の湖沼の涼しい景色

2010-08-05 23:53:16 | 風景
 ああ、暑い!  今日で猛暑日が3日連続。
 特に今日は最高気温が36.6度だから、いよいよ「暑い山形らしい」暑さだ。
 それでも、この山形が「20世紀最高気温40.8度」になった昭和8年にはまだまだだ。
 でも、同じ山形市でも山岳方面にでかけるとうそのような冷涼さを味わうことができる。
 タイトルに「六本木の二分の一の湖沼」なるややこしい名称が混じっており、東京の六本木ヒルズを連想させるが、むろんここも「ヒルズ」であることは確かである。
「六本木の二分の一」はつまり「三本木」であり、三本木沼が正式名称である。
 でも、写真の画面におさまっている樹木は4本。
 これでは「四本木」ではないか。
 ああ、ややこしい。アタマの中も暑くなってきた。

●姉妹ブログ「島国ニッポンの山国から」(←クリック)を閲覧ください。
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