竹島の帰属をめぐり現在は日韓関係は緊張状態。
でも韓国からは地理的に距離のある山形市では韓舞の公演を楽しむことができた。
否、「楽しむ」というよりはインパクトのある韓国の伝統的舞踊と演奏に圧倒されたと申すべきか。
昨夜、東北芸術工科大学の本館脇の水上能楽堂「伝統館」でこの公演が開催された。
東京生まれの“元”在日韓国人女性で現在ソウル在住の金利恵さんが踊り手で、5人の男性楽手が民族楽器を演奏した。
始めは静かな歩きで入場したが、丁度日本の能の足の運びを思わせる動作だった。
次第に天女のような優美な舞が演じられ、ついには激しさを増す演奏とともに躍動的な舞となったが、舞の開始から1時間と少し休みなく舞と楽手の演奏が続けられ、そのダイナミックさには興奮すら覚えたが、韓国文化の優雅さとともに韓民族の激しい情念が込められているようにも感じた。
日本の歌舞音曲にはこれほど長時間にわたるものは極めて稀ではないか。
韓国に限らず、大陸の伝統的歌舞音曲は夜通し演じられることが多いようだが、それこそ歌舞音曲は「生活そのもの」であったと思われる。
※ 金利恵さんと伝統館の写真は関連HPより(公演中は写真撮影不許可)
高台にある伝統館は山形の霊峰月山の方角に向けられている
でも韓国からは地理的に距離のある山形市では韓舞の公演を楽しむことができた。
否、「楽しむ」というよりはインパクトのある韓国の伝統的舞踊と演奏に圧倒されたと申すべきか。
昨夜、東北芸術工科大学の本館脇の水上能楽堂「伝統館」でこの公演が開催された。
東京生まれの“元”在日韓国人女性で現在ソウル在住の金利恵さんが踊り手で、5人の男性楽手が民族楽器を演奏した。
始めは静かな歩きで入場したが、丁度日本の能の足の運びを思わせる動作だった。
次第に天女のような優美な舞が演じられ、ついには激しさを増す演奏とともに躍動的な舞となったが、舞の開始から1時間と少し休みなく舞と楽手の演奏が続けられ、そのダイナミックさには興奮すら覚えたが、韓国文化の優雅さとともに韓民族の激しい情念が込められているようにも感じた。
日本の歌舞音曲にはこれほど長時間にわたるものは極めて稀ではないか。
韓国に限らず、大陸の伝統的歌舞音曲は夜通し演じられることが多いようだが、それこそ歌舞音曲は「生活そのもの」であったと思われる。
※ 金利恵さんと伝統館の写真は関連HPより(公演中は写真撮影不許可)
高台にある伝統館は山形の霊峰月山の方角に向けられている