![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/32/540393af545f0705c174a48f650c84f4.jpg)
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京都は多くの名門社寺が世界遺産に認定されているが、紅葉が美しい社寺が多いことでも多くの観光客を呼び寄せている。
さて、もう京都の紅葉は見頃になっているのだろうか。確か7年前にでかけたのは丁度十一月の末日だったが、それでも鮮やかな紅葉に魅了された。しかも温暖化が進み、今年あたりはもっと見頃は遅くなっているのかもしれない。
この写真はどこか山ぎわの寺院庭園のようだが、紅葉もだいぶ色づいている。京都でも場所によっては紅葉が既に美しくなっている寺院があるのだろうか。
ところがところが、この庭園は実は京都の庭園ではない。
ヤマガダのおでらの庭なのよっす~(山形のお寺の庭なんですよ)。
このシリーズでは山形の何処なのかは数日後に回答するのだが、今回のこの写真は別のHPから借用したので、そのHP(下記)を開けばすぐわかっていただける。
http://pub.ne.jp/nyansuke/(←クリック)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/cc/055f077cfcbec51b7a61ace5aca8c573.jpg)
山形市からそう遠くないJR某駅で降りて小さな市街地を抜けて合計20分ほど歩けばこんないたくのどかな景色が目に入って来る。
とりたてて絶景で秀麗な景観というわけではなく、至って平凡な田園風景なのだが、それでも不意にこんな光景に出逢うとなんともほっとして心が現れるような気がするから不思議である。しかも小さいとは言え市街地のすぐそばである。
おそらく上古の時代には小豪族の古墳ではなかったかと思わせるささやかな丘陵が田畑の上に浮かんでおり、その上部には樹林と小さな社殿が見える。
そこは近隣の住民の祈りと祭儀の場としての鎮守の森なのであろう。
だから神聖な空間なのだが、あまりにも素朴な風景なので、これを目にする若い女性たちはきっと「かっわいい~」とか「かっわゆい~」とかと叫ぶに違いなかろう。
徒歩の楽しさ、利点はこんなところでも大いに得られる。
さ~て、こごはどごだべ? ちぇっとむずがすいがもすんね(ちょっと難しいかもしれない)。(写真をクリックすれば拡大します。)
※ このシリーズ11月20日の記事の回答 → 山形駅西の建設ラッシュの光景
いかにも日本的で古色蒼然としたたたずまいのすぐそばに一体どこの国のものかわからないような外観の建物が並んでいる。
“山形人らしい山形人”とは“山形の伝統や文化に無関心・無理解”な山形人のことであるのと同じように、“日本人らしい日本人”とは“日本の伝統や文化に無関心・無理解”な日本人のことであるようだ。だからこんな隣の日本的景観とあまりにもミスマッチな外観の建物を建てても平気になり、このようなこと自体がきわめて“日本的現象”となってしまったかのようである。
さて、これは山形の現代の景観の一コマにすぎず、似たようなミスマッチもしくはアンバランスなの景観はあちこちに見られるようになったが、ともかく此処はどごだべ?
“山形人らしい山形人”とは“山形の伝統や文化に無関心・無理解”な山形人のことであるのと同じように、“日本人らしい日本人”とは“日本の伝統や文化に無関心・無理解”な日本人のことであるようだ。だからこんな隣の日本的景観とあまりにもミスマッチな外観の建物を建てても平気になり、このようなこと自体がきわめて“日本的現象”となってしまったかのようである。
さて、これは山形の現代の景観の一コマにすぎず、似たようなミスマッチもしくはアンバランスなの景観はあちこちに見られるようになったが、ともかく此処はどごだべ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8e/d1295841f42a72da25d44c40d6e99a8f.jpg)
今日の山形は一日中の降雪で、当然昨日の旧済生館前とは比較にならない積雪となり、20cmだから11月としては山形でも前代未聞の現象となった。(※実際は史上9番目の積雪で、24年ぶりとのこと。また22日の公式積雪は18cmで24年ぶりとのこと。23日附記)
昨日の記事はまことに深刻で恐ろしい内容となったが、地球温暖化・寒冷化の心配は当然としても、一方で「雪見モミジ」の観賞を楽しむ心の余裕がほしいものである。
此処にもどっさり積雪があり、真紅のモミジが全盛になるのを目前に雪がかぶさることになったが、それでも当ブログでも此処を幾度か紹介したので、見覚えのある方も多いと思うが、山形市民の方でまだ一度も訪れたことのない方は是非立寄っていただきたいものである。
[表題の訳]何だろう、この雪?
今年の11月は温暖で、紅葉、とくにモミジの紅葉がだいぶ遅いと誰しもが思っていたが、実際に市街地の多くのモミジは確かにだいぶ色づいてはいるが、未だに真紅にはなっていないし、まだ葉が緑のままの部分も少なくない。
それなのに、日曜日の夕刻から断続的に降雪となり、今日はモミジの木はすっかり雪に包まれる状態になった。
真紅寸前のモミジと積雪のコラボを風情があると感じる人も多いかもしれない。だが、私はむしろ不気味にすら思えてならない。
2年程以前、『デイ・アフター・トゥモロー』という地球温暖化を警告する映画を観た。そして昨年はノーベル平和賞を受賞したゴア元米副大統領が主演した『不都合な真実』でも地球温暖化が主題であった。
でも、11月としては異常なほどの降雪と積雪は地球温暖化どころか、むしろ地球寒冷化ではないかと思う人は多かろう。
ところが『デイ・アフター・トゥモロー』では温暖化現象の一環として夏のニューヨークが急激に氷に包まれてしまうという凄く恐ろしい場面があった。
北極海の氷が溶解して塩分濃度が下がるとメキシコ暖流が北極海に潜らなくなり、暖流の北上が鈍化して米大陸の北部が急速に寒冷化するためだという。
これは太平洋の黒潮や日本海の対馬暖流にも該当するのだとすれば北日本の寒冷化も理解できそうな気もする。
それにもかかわらず、雪が降れば道路はますます二酸化炭素を大量に排出するクルマがひしめくようになる。
今年の11月は温暖で、紅葉、とくにモミジの紅葉がだいぶ遅いと誰しもが思っていたが、実際に市街地の多くのモミジは確かにだいぶ色づいてはいるが、未だに真紅にはなっていないし、まだ葉が緑のままの部分も少なくない。
それなのに、日曜日の夕刻から断続的に降雪となり、今日はモミジの木はすっかり雪に包まれる状態になった。
真紅寸前のモミジと積雪のコラボを風情があると感じる人も多いかもしれない。だが、私はむしろ不気味にすら思えてならない。
2年程以前、『デイ・アフター・トゥモロー』という地球温暖化を警告する映画を観た。そして昨年はノーベル平和賞を受賞したゴア元米副大統領が主演した『不都合な真実』でも地球温暖化が主題であった。
でも、11月としては異常なほどの降雪と積雪は地球温暖化どころか、むしろ地球寒冷化ではないかと思う人は多かろう。
ところが『デイ・アフター・トゥモロー』では温暖化現象の一環として夏のニューヨークが急激に氷に包まれてしまうという凄く恐ろしい場面があった。
北極海の氷が溶解して塩分濃度が下がるとメキシコ暖流が北極海に潜らなくなり、暖流の北上が鈍化して米大陸の北部が急速に寒冷化するためだという。
これは太平洋の黒潮や日本海の対馬暖流にも該当するのだとすれば北日本の寒冷化も理解できそうな気もする。
それにもかかわらず、雪が降れば道路はますます二酸化炭素を大量に排出するクルマがひしめくようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/4d/a9aef384c65411248fcff47191d4ba58.jpg)
新シリーズとして最近撮り貯えた写真の中から山形の光景を紹介したい。
まず、タイトルの意訳であるが、「ここは何処でしょうか?」「山形なのですよ」という具合になる。後者の「べした」は「ではないですか→やはりそうですよ」であるが、単純に「ですよ」という強調の意味になる。
このシリーズでは写真の対象が山形市および近隣市町村のものであることだけで具体的な場所や名称は当面は述べず、閲覧者に何処の何であるかを考えてもらうことにしたい。
ただし、数日後に所在地と名称等を記載するので、是非期待していただきたい。
なお、このシリーズは必ずしも連続することはなく、間に別の内容の記事が入る場合も多いことをお断りしておく。
さて、今回の県外資本のホテルなどの高層ビル群(建設中も含む)はどこにあるか、おおかたの山形の方ならお分かりいただけると思うが、市民・県民以外の方は数日後まで辛抱いただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/39/6f36fb232f026352d98308844459900c.jpg)
↑ 日々色づきが変化するもみじ公園(山形市東原町) クリックで拡大
昨夜から降り始めた雪は今朝になって4cmほどの積雪になっていた。
既に晩秋なのについ先日まで地球温暖化を実感させられる気候が続いたのに昨日から一転「地球寒冷化」の様相となった。
でも積雪は悪いことばかりではない。今や里や街でも落葉樹が紅色や黄色など華やかに色づいているところに白い綿帽子がかぶせられているはずなので、山形を代表するモミジの名所を是非早い時間帯のうちに見物したいものだと思っていた。
ところが結局そこを訪れたのは午後の3時過ぎ。既にほとんどの冠雪は消え失せていた。それでも一部には残雪が見られ、鮮やかなモミジや黄葉の庭園に更に白銀を沿えていた。
この庭園は山形城主が姫の病気快癒を祈って祈願寺院内に作庭したとも伝えられている。
いわば姫の化身とも言える庭園は病気快復ののち美しく成長してあでやかさの中にほのかな白粉(おしろい)を加えていたのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/05/be612425ff0460d220bd6376a9aa5a62.jpg)
↑ 春の桜も美しいが晩秋のイチョウの黄葉もなかなか
(この写真は拡大しません)
とうとうこのシリーズも今回で終了となる。今回は3日にグループで街歩きをした時の最後の見学先である「大江町歴史民俗資料館」を紹介したい。
この資料館は前回の記事で紹介したコカイン、否、コカイイン(巨海院)のすぐ西にあり、以前山間部の「小清」という集落にあった豪農の家屋を移築したものである。更に最近補修の手を加え、ちょうど文化の日に再出発の記念イベントを開いているところであった。
江戸時代の村山地方の特産品といえばベニバナ(紅花)が有名であるが、それと並ぶ特産品として西村山地方では青苧(あおそ※注)の栽培と上方方面への出荷が盛んであり、最上川の船運により左沢が栄えたのであった。
※注:「青麻」と記載していたが、誤記なので「青苧」と訂正(11/18)
※ 来る11月18日(日)13時から大江町町民ふれあい会館で『景観シンポジウム』(気づくことが築くことへの第一歩)が開催される。これは平成16年制定された『景観法』に基づいて大江町が「景観行政団体」になったことによるものと思われる。
この資料館は前回の記事で紹介したコカイン、否、コカイイン(巨海院)のすぐ西にあり、以前山間部の「小清」という集落にあった豪農の家屋を移築したものである。更に最近補修の手を加え、ちょうど文化の日に再出発の記念イベントを開いているところであった。
江戸時代の村山地方の特産品といえばベニバナ(紅花)が有名であるが、それと並ぶ特産品として西村山地方では青苧(あおそ※注)の栽培と上方方面への出荷が盛んであり、最上川の船運により左沢が栄えたのであった。
※注:「青麻」と記載していたが、誤記なので「青苧」と訂正(11/18)
※ 来る11月18日(日)13時から大江町町民ふれあい会館で『景観シンポジウム』(気づくことが築くことへの第一歩)が開催される。これは平成16年制定された『景観法』に基づいて大江町が「景観行政団体」になったことによるものと思われる。