山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

桜と山形の洋館(2) 旧県庁舎、旧病院、葉桜

2006-04-30 06:15:42 | 建物

 ↑ シダレザクラと文翔館(旧山形県庁舎) 国の重要文化財 大正5年竣工 


 ↑ 山形市郷土館(旧山形市立病院済生館本館) 国の重要文化財 明治11年竣工(明治前期の擬洋風建築の東の正横綱と言われている)


 ↑ 裁判所西の桜は既に半分葉桜 背後のビルは山形市役所(現代建築だが洋館とは言えない)
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桜と山形の洋館(1) 教会、旧宣教師宅、旧師範学校

2006-04-29 07:14:06 | 建物

 ↑ 緑町の教会 戦後建てられたこの教会も沿道では最も古い建物の一つになった。


 ↑ 旧宣教師館 明治30年代に建造 上の写真の教会とは別の教会の米人宣教師宅だったが、現在は一般住宅となっている。


 ↑ 旧山形師範学校 明治34年建造 国の重要文化財 現在は県教育資料館として公開されている。数年前、明治時代のテレビドラマのロケが行われた。
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ひっそりと、華やかに咲き誇る湧水池の桜

2006-04-28 04:25:12 | 風景
 自宅から自転車で北へ30分の所に静寂そのももの桜の“名所”がある。中心市街地からかなり離れた農村地帯に位置し、普通はクルマなしでは行けない“非常に遠い”場所と思われているから、「自転車利用」と語るだけで大抵の人は驚くが、私のような決して“若人”には属さない者でさえ“わずか30分”のペダル漕ぎで行き着ける所なのである。
 むろん積雪期はほぼ無理だし、酷暑の真夏にも大変辛い。それでも桜の季節なら快適そのものである。(ただしどの道路もハイスピードの車が多いので要注意。)
 ともかく過剰なまでのクルマ依存症候群のために、同じ桜の名所でも観桜で混雑する所と静寂なままの所に二分された状態である。私が訪れたこの湧水池はむろん後者に属し、この時の訪問者はむろん私一人だけ。地域住民すらあまり訪れていないようだ。
 ここはかつて地区の住民らの手により、この貴重な湧水池の美観を含む環境回復と保全の施策が執られた所と聞いている。桜並木が美しいだけでなく、ゴミ一つ落ちていない状態にも感動した。
 ここでこの美しくも静寂な景観を写真で紹介するが、訪れてみたい(ただしそろそろ葉桜か)方は、できれば徒歩か自転車での訪問をお勧めしたい。桜もその方を喜ぶと思いますから。

 ※ JR奥羽本線「漆山駅」から東へ徒歩で7~10分
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天国極楽もこれほどまででは・・・?!

2006-04-27 06:47:15 | 風景

 ↑ 霞城公園(山形城跡)二の丸東大手門の西側広場で観桜を楽しむ人々
   平日にもかかわらず多くの人たちで賑わっていた。


 ↑ 霞城公園東北部分の土塁の桜並木(日露戦争戦勝記念として植えられた)
   4月10日の記事の同一場所での写真と比較してご覧ください。


 ↑ 満開の桜で埋められた山形城跡二の丸部分(山形駅西霞城セントラルより)
   二の丸部分全体は私のカメラには収めきれない。面積は京都の二条城とほぼ同じ。


 ↑ 霞城公園東南部にある旧市立病院済生館本館三層楼(国の重要文化財 明治11年建造)

※ようやく大きな画面の写真を投稿することができました。感謝!!
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やはり桜は楽しい

2006-04-26 06:26:45 | 風景

  ↑ 霞城公園東大手門前通の桜並木
     
  ↓ 同所の雪景色の並木道(写真はyamu氏のHPより 1月18日の記事でも掲載)


 上の二つの写真を見比べただけで、いかに桜というものが我々の気持ちを浮き浮きと楽しくさせてくれるものであるかがわかる。むろん、冬景色の情景も大変味があり、この写真も大変優れたものではあるが、やはりどうしても物悲しく感じられてならない。もっとも、これは日本人だけの感覚なのかどうかは知らない。
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山のお寺で桜咲く~。お手手つないで・・・

2006-04-25 00:04:06 | 風景

 ↑ 通称「桜寺」と呼ばれる西蔵王山麓の耕源寺の桜。市街地より標高が高いので七分咲きくらいか。東北芸術工科大学は棚田を挟んですぐ手前。

                         
  ↑ 15日にも訪れた平泉寺のシダレザクラもだいぶ開花した。(でも苦情を言わせてもらえば、電線とクルマが景観を阻害している。写真修正でこれらを消去できるソフトをインストールしていないので、乞赦免。)


  ↑ 霞城公園(山形城跡)の夜桜。すっかり全国区的な人気に。
    霞城公園のその他の桜模様については、yamuさんの下記のホームページでご覧ください。http://www.ne.jp/asahi/yamagata/yamu/06-04-23ote-kajo/06-04-23ote-kajo.html
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梅の香り、桜の香り

2006-04-24 07:05:47 | イベント

 ↑ 朝早ぐがらお天道様が射すのはすばらぐぶりだがら、布団が干されんのもすばらぐぶりみだいだ。梅が綺麗だス、香りもしぇ~ス(良いし)、つい夢見心地になてスまうのよっス~(しまうのですよ)。
            
 ↑ オラだ(私達)はヌヅロ(日露)戦争の戦勝記念で植えらっだがら、ほぼ百歳にもなんのよっス~。今日はやっと七分咲ぎになたげんと(なったけれど)、天気しぇ~(良い)もんだがら公園(山形城跡)は凄い人出だっス。晴天だス、オラだも百歳の青春の花盛りだがら、眺める市民は皆な美男美女に見える。んだど(だから)オラだもぽおっとしてもっと赤らんでくんのよっス~。新庄さ向がてる山形新幹線の乗客もオラだば眺めでけでいんのんねべが(私達を眺めてくれているのではないでしょうか)?
                      
   ↑ 観桜会の記念イベントの一つ、霞城大手門太鼓。打ち手は女性が多い。
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本丸を避ける者は本丸に入るべからず

2006-04-23 00:18:15 | イベント

↑ 渡り初めをする人々(図面など詳しい資料が見当たらないために、本丸の一文字門の復原は今のところ出来ないでいる。歴代城主や武家の子孫の方で図面などに心当たりのある方は山形市に一報願いたいとのことである。)

 昨日の霞城公園(山形城跡)は花見の市民で大賑わいであった。また、遠来の観光客も少なくなかったが、特に団体客は桜の満開予想が丁度土曜日曜ということなので、それをあてこんで旅行計画されたはずであり、三月末からの低温つづきのため、決して満開とは言えず、精々五分咲きといったところである。特に二の丸の土塁の上の桜は五分までも行っていないようであり、また、最上義光公銅像の近くの紅枝垂桜もだいぶ色づきが遅い。
 この桜祭りに合わせて、復原工事中の本丸の「一文字門」に出入りするための橋の「渡り初め」も行われ、市長や山形舞妓らを始めとして多くの市民もこの橋を渡った。
 ここで一つ「説教」を垂れたい。オホン!
 日本人は勤勉だと言われるが、特に決まりきった仕事は大変まじめに取り組むが、嫌な仕事は避けたがるものだ。本当に大切で避けてはならない仕事でも苦労が大きい仕事はできるだけ避けるとか先延ばししようとする。いくら城の外郭や三の丸、二の丸を攻略しても、敵の城主と精鋭部隊が立て籠もる「本丸」を攻撃しないでは落城しないのだ。ところが攻撃は言うに及ばず、兵糧攻めすらやらないでは、そのうち敵の同盟軍から背後を襲われるかもしれないのである。
 国政レベルでは与党も野党も「改革」を口にするが、「本丸攻め」に等しい「抜本的改革」にまで及ぶことはなかなかないようである。

  ↓ 二の丸土塁の桜と水仙  これでもやはり五分咲き程度

 
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天候不順。でも、美しい虹が現れた!

2006-04-22 07:06:09 | 風景
 昨日も天候が不安定で、郊外の施設を自転車で訪れる途中は何度も雨にたたられたが、ここに到着するや西陽が射し始め、東の方角に美しい虹がかかっているのを目にすることができた。しかも二重の虹であった。
 桜の満開はまだだが、虹を眺められて嬉しかった。
 しかも、こんな美しい虹を見たのも初めてであった。
 天候不順もたまにはこんな嬉しいボーナスを与えてくれるようである。
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桜も凍結 ライブドア株的な気温の乱高下

2006-04-21 06:44:04 | Weblog
 昨日の山形の天候はまるでハリウッド映画『ザ・デイ・アフター・トゥモロウ』のミニ版の状態であった。 この映画は一昨年全国で封切られ、地球温暖化に伴う気候激変によりニューヨークが夏にもかかわらず氷地獄になる様子(写真)を描いた近未来想定のパニック映画であるが、昨日は日本の各地でも激しい雨や強風が吹き荒れ、また竜巻被害があった所もあり、山形では午後にはしばらく雪が降り続いた。
 昨日の朝には気温が急激に上昇し、早くも9時には19度までになったものの、以後は逆に気温が急激に低下し、雨がミゾレに、そしてとうとう雪となり、午後4時には0.5度となった。まるでライブドア株のような激烈な乱高下であり、何とその差は18.5度である。
 18日にやっと平年より2日遅れて桜の開花が宣言されたが、これではやはり土、日に満開の桜を楽しむことは望めそうもなくなった。

 ※ 地球温暖化の進行は海水の暖流の北上を鈍化させ、これにより高緯度でも比較的温暖な諸国も寒冷化が進むということである。 北極海の氷が溶解 → 海水の塩分濃度が希薄化 → 北極付近に到達した暖流の海底への潜り込みが鈍化 → 暖流の北上が鈍化 → 高緯度諸国の寒冷化
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