山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

歩きづくめでも多くの楽しい発見 ②

2013-08-29 07:00:47 | Weblog
 
 前回に続いて、場所当てクイズ。
 
 きわめて閑散としたかつての中心商店街を出れば、5分もしないうちに豊かな田園風景が広がる。そこを15分ほど北に歩くと宿泊保養地帯に入るが、写真を撮る時間的余裕はなく、西に向かった。

 JRの線路を越えてさらに西に進むと10分ほどでかつての小城下町であった集落に入る。ここは戦国時代は4重の堀が巡らされた広大な平城の跡である。これはかつての二の丸堀である。でも、土塁はあまり高くない。

 二の堀の北側には豪農?の土蔵が建っている。

 二の堀の中心箇所から東の方向を望む。背後の山は甑岳山系。

 甑岳の名を覚えている人には強力なヒントになるが、ここはどこだろうか。
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歩きづくめでも多くの楽しい発見 ①

2013-08-26 09:25:20 | 旅行、小旅行

 まことにしばらくぶりの更新となった。
 体調が悪いわけではないが、今年に入ってからフェイスブックなるものを始めてからどうもブログへの投稿がおろそかになったきらいがあるようだ。

 一昨日、山形市から近いとある小都市にでかけた。
 この小都市は山形県内でも珍しく人口が増加している都市なのだが、その都市名そのままの駅名の駅はまったくの無人駅となっており、トイレもなければジュースなどの自動販売機も置かれておらず、駅前には店らしい店もないきわめて寂れた所である。
 その「発展」を現す地域とはこの駅からかなり離れた地域に新たに開発された所で、現在はその地域に市役所も置かれている。
 この駅から南東方向に十分と少し歩いたら、きわめて閑静な昔の村落の光景を思わせる辻堂と石地蔵などが並んだスポットにでくわした(一番上の写真)。まさしく素朴そのものの無名のパワースポットのような所と言える。

 そこからしばらく歩くといかにも商店街らしき所にさしかかる。
 確かにここはかつてのこの小都市の中心商店街であった。だが、土曜日ということもあるせいか、人通りはほとんどなく、クルマすらちらりほらりでしかない。

 その商店街をさらに少し東の方に向かうとこの街でほぼ唯一のレトロな洋風建築物が目の前に現れる。
 かつて郵便局だった建物で、現在はブティックになっているが、訪れる女性客もほとんど見当たらず、山形市やその他の郊外型量販店のテナントに女性服を送り出す拠点となっているらしい。

 ここを引き返すと沿道にイベント広場のような空地と、その奥の方に真新しい不可解な建物がある。
 左手にはケヤキの切り株のようなものが台車に乗せられたまま鎮座している。
 これはこの街のシンボルとも言うべきケヤキの巨木に因んだイベント用のアイテムのようだ。

 さて、この小都市の名は何であろうか。
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