麻薬の一種のコカインの常習者、中毒者がたむろする寺のことを紹介するようなタイトルであるが、むろんコカインとは全く関係のない寺のことである。
写真の山門の左手前にも「葷酒不許入山門」(※)と刻銘された石柱があるほどだから、ましてや麻薬吸引者が寺の門をくぐれるわけがない。
それどころか、この寺は並みの平凡な寺院ではなく、左沢城主酒井直次(庄内藩主の弟)を開基とし、以後も庄内藩の支藩松山藩の藩主の庇護を受けた由緒ある名刹であり、大江町はもちろん西村山地方でも有数の曹洞宗の巨刹である。
この寺の名は巨海院(こかいいん)。なるほどコカインと聞こえるのも無理はない。
左沢駅を出て西の方に20分ほど歩けば、右手前方に山門や巨大な本堂の屋根が見えてくるが、城郭のような構えである。朱塗りの山門は左沢城(前日訪れた楯山公園があった場所とは異なる)の大手門を移築したものとも言われ、昭和40年に修理されている。この山門の内側には池が2つ並び、鐘楼、山門を水面に写した景観は一見に価する。これだけで心が洗われ、むろんコカインなど無用になる。
一昨日訪れた時もこれだけの雪が参道の両側に残っていた。山門の下には除雪機が未だに出番を待っていた。
※臭いの強い野菜(ニンニクなど)と酒を寺に持ち込んではならないの意味
写真の山門の左手前にも「葷酒不許入山門」(※)と刻銘された石柱があるほどだから、ましてや麻薬吸引者が寺の門をくぐれるわけがない。
それどころか、この寺は並みの平凡な寺院ではなく、左沢城主酒井直次(庄内藩主の弟)を開基とし、以後も庄内藩の支藩松山藩の藩主の庇護を受けた由緒ある名刹であり、大江町はもちろん西村山地方でも有数の曹洞宗の巨刹である。
この寺の名は巨海院(こかいいん)。なるほどコカインと聞こえるのも無理はない。
左沢駅を出て西の方に20分ほど歩けば、右手前方に山門や巨大な本堂の屋根が見えてくるが、城郭のような構えである。朱塗りの山門は左沢城(前日訪れた楯山公園があった場所とは異なる)の大手門を移築したものとも言われ、昭和40年に修理されている。この山門の内側には池が2つ並び、鐘楼、山門を水面に写した景観は一見に価する。これだけで心が洗われ、むろんコカインなど無用になる。
一昨日訪れた時もこれだけの雪が参道の両側に残っていた。山門の下には除雪機が未だに出番を待っていた。
※臭いの強い野菜(ニンニクなど)と酒を寺に持ち込んではならないの意味