丁度昨年の3月末に知人と鶴岡市にでかけた帰路、ここ(旧黄金村、現鶴岡市)に立寄った。やはりその日も時々吹雪に見舞われる寒い日だった。つまり「名残雪」として決して異常ではないというべきなのか、やはり昨年(3月中旬まではかなりの積雪)も今年も異常気象というべきなのか、判断に苦しむところである。 それはさておき、この建物は『蝉しぐれ』などで有名な作家、藤沢周平氏の生まれ故郷、旧黄金村の役場であり、彼自身も鶴岡中学校(現、鶴岡南高)夜間部に通学の時代、昼に書記補として勤務していた「史跡」でもある。村役場としての面影は充分に残されており(昭和11年建造)、郷愁が呼び起こされる建物である。
昨年訪れた時は地域の集会所として使われていたようであるが、外観だけを眺めた限りでは使用頻度もさほどでなく、保存状態も決して良好とは言えず、たった一年後の今どうなっているのだろうか、心配である。
(駐車の車はすぐ近くの保育園の職員の車)
昨年訪れた時は地域の集会所として使われていたようであるが、外観だけを眺めた限りでは使用頻度もさほどでなく、保存状態も決して良好とは言えず、たった一年後の今どうなっているのだろうか、心配である。
(駐車の車はすぐ近くの保育園の職員の車)