伊賀上野に行く途中に喫茶店を見つけた。奥さんに言わせると、「ずっと前からあったよ」 ・・・気づかなかった。165号から163号に抜ける途中だ。
『喫茶・ジュン』・・・だっけ。
それで今日は一人なのをいいことにやって来たわけだ。名前からすると・・・ずっとここにあったんやろな。
モーニングは450円、いい線いってる。常連さんたちご用達の店だろうが、また来よう。
久しぶりに『忍びの国』を読み始めた。文庫版の初版を読み終えてからこの7年間、ずっと廊下の本棚に置いてあったが誰も読まなかったようだ・・・ちょっと埃。
『忍びの国』 和田竜の作品、『のぼう』よりは面白かった。7年ほど前に、この辺りの高校生たちの間で話題になったことがある。この在所の地名がふんだんに出てきたからか・・・三瀬谷からスタートするが、次に出てくるのが木造城・・・桃園だ。
津高などの高校生の間で読書会なんぞがあったと噂で聞いた。
単なるローカリズムだけでなく、内容的にも読みごたえがあった・・・しかし映像にはしにくい、そう思いながら読んだ覚えがある。
先日、上野に行くときに喰代(ほおじろ)を抜けた。百地三太夫の館があったところだ。盛りを過ぎた桜を撮った。そして上野市街ではいたるところでリーフレットが置いてあった・・・『忍びの国』のリーフレット。
おいおいおい! 7月1日からロードショウって・・・やるんや。
喫茶店に向かう途中でコンビニに寄ったら偶然に宏樹(10期生・薬剤師)。「先生、生まれた!」
良かった・・・本当に良かった、頼まれごとをしたが何の力にもなれなかったことが気になっていた。良かった・・・名前は渚咲で「なぎさ」 いつまで覚えているか不安だが。