ヘボやな

小６の歩が珍しく勉強以外のことを俺に言う・・・「僕もマラソン走るらしい」　「へえ、津シティマラソンか」　「うん」　「何kmや、５ｋｍやったら龍神（17期生）先輩に勝てるで」　「３km・・・」　「そりゃ残念、でも俺も走りはせんけど見に行くからな。どんな走りっぷりか楽しみやね」

莉穂と茉穂が早く来て早く帰っていった。中国のお土産・・・そういや春節、中国から親父さん帰ってきてるんや。

夜はゆったりと過ごしている。出足も遅い・・・というか、危機的な生徒に限って出席率が悪い。それもあり機嫌も悪くなるわけで・・・差し入れの恵方巻きをいただく。文句を言いながらだ・・・

ちなみに写真は郁也だが、郁也には怒ってないのであしからず・・・これは歴史の試験です。

ともあれ内申が袋小路ともいえる生徒をことごとく叱りとばしていく。やっぱり監督とすりゃ俺は二流やな。監督の心得を熱心に説いてもらった蔦監督に申し訳ない。

せわしいやん

里恵（７期生）が姿を見せたときは新たな英単語にかかっている。前回の授業の不足分・・・アナログ時計とデジタル時計にまつわる話だ。大輔も平（ともに浪人）もかなり間違えた問題。どうしても英単語を作っておきたかった。恐れ多いが里恵を適当にあしらい、お嬢様はいつしか真ん中の部屋でお休みに・・・。

再び英単語だが、今度は森下（８期生・和光大学講師）・・・スカイプの設定だ。これまた岡山の大安寺れいめい塾からの要請なので断るわけにもいかず、苦手なことをする羽目になる。あげく観客、熟睡中の里恵を起こしてなんとか落着。

スカイプが繋がり、森下の背広姿が見える・・・ちょっと笑える。これで大安寺の密航者、東京大学受験生に英語の授業ができるわけだ。初めは俺にふられたが俺は平と心中だ。その森下、「これから会議があるねん」とスカイプ通話を終了。

再び打ち込みが始まる。

やっと今しがた終了、再び岡山へ送る・・・今日の第二弾。そして３時からスカイプで授業だ。

 

そうそう、頼みもしないのに「志摩ロードパーティ」の申し込書が届く。塾宛で俺のぶんもシューちゃんのぶんも名張の酔っ払いのぶんもシンちゃんのぶんも鈴木のセンセのぶんもだ・・・

キャッチは「10年分の感動を君に！」・・・いらんわい！

 

 

あれから21年らしい

未明に同志社大学2011年度全学部日程文系を１枚打ち終えた・・・少しだけご褒美。

おでんは厚揚げと牛すじとゴボ天・・・お酒が古西（12期生・JT）とあすか（13期生）が新婚旅行で買ってきてくれた泡盛。しかし量はいかない、そこは年齢か。

 

朝起きて家に帰る。さっそく、しっかりと釘を刺される・・・今夜は絶対に無茶はしないこと。

今から21年前・・・これまた口頭試問で答えられなかったが、21年前に酔っぱらって２階から落ちた。プランチャのように跳んだとの噂だがそれはない。たぶん２階の窓枠に積もった雪に足を滑らせたのだろう・・・。ともあれ入院、それから意識が戻らない日々が続いた。医師からは、「このまま意識が戻らない可能性もじゅうぶんにあるます」との宣告。その時の奥さんの気持ちを想像すると、俺は一生頭が上がらない。そんな鬱々たる気分で、幼稚園前の双子、れい（18期生・某高校数学講師）とめい（18期生・保育園）の手をひいては毎日のように松阪中央病院まで通ってくれたという。

昨夜の同志社大学の問題・・・

Next to the striking of fre and the discovery of the wheel, the greatest triumph of what we call civilization was the domestication of the human male.

（火をおこすこと、車輪の発明のあとに生じた、いわゆる文明の最大の勝利は男性をおとなしくさせたことだ）

まあ、俺は授業中に「男性を家畜化したことだ」と訳したが（笑）・・・それぞれに差異はあるだろうが、亭主たるものは奥さんに首根っこを押さえつけられている。昨夜の生徒は高１の女の子がほとんど・・・俺は苦笑しきりで訳したわけだが、どうやら意味が分からなかったようで。

ともあれ、奥さんの言いつけを守って今日はおとなしくする。

 

11時20分の急行に乗る奥さんを送る。別れ際にも念を押される・・・「分かってるわね」　

塾に戻り、英単語の字校正、今しがた岡山へ送る。里恵（７期生）が姿を見せる。長野旅行のお土産を披露される・・・大変やな。ふと気づくとパソコンにメール・・・

くどいようですが、今日一日だけはくれぐれもつつがなく過ごしてください。お願いしますm(__)m

・・・奥さんである。へえへえへえ。