今日は第22回参議院議員通常選挙です。昨年、政権交代をして初めて迎える本格的な国政選挙です。
総理大臣が鳩山さんから菅総理に変っても予算委員会も開かず、また、政治とカネの問題については蓋をしてしまった民主党政権の10ヶ月間の政権運営に対する信任選挙でもあり、与党が非改選を含めて過半数(122議席)を維持できるかが最大の焦点と言われていますが、私たち有権者は、子々孫々まで、本当に安全で安心して暮らせる日本にしてくれる政党はどこか、真剣に見定めて、貴重な一票を投じる必要があります。
投票は午前7時から午後8時までです。忘れないように、棄権しないように、投票しましょうね。
さて、本題に入ります。
先日、菜園仲間から「下仁田ネギ」の苗をいただきました。
そこで今日は、関西では余り知られていない「下仁田(しもにた)ネギ」の栽培方法について調べました。
下仁田ネギとは、群馬県下仁田町を中心として、その周辺で栽培される根深、夏型ねぎの品種です。
一本ネギで株分かれは少なく、白根のながさは20cmほど、直径は6cm~8㎝と他の品種のネギに比べて太いのが特徴のようです。
また、生のままでは非常に辛く、加熱すると甘味が強くなり、柔らかくて滑らかな触感となるようです。
このため基本的には薬味としてではなく、すき焼きを始めとする加熱料理に使用される食材のようです。
名前の由来は、下仁田町を中心としての特産であることからこの名称がつけられたそうです。
・下仁田ネギの苗です。見た目は関西などの葉ネギと変わりません。
地元では「下仁田ネギ」のことを「殿様ネギ」と呼ぶこともあるそうですが、これは、1805年(文化2年)の頃に、殿様に献上していたと伝えられていることからそのように呼ばれているそうです。
この「殿様ネギ」と呼ばれる「下仁田ネギ」が名産品として知られるようになったのは明治以降で、特に昭和に入ってから有名になったといわれています。
・直径が6~8㎝と太くなるので、株間隔は10㎝くらいで植えつけます。
下仁田ネギは種蒔きから収穫までに約1年以上を要し非常に手間がかかるようです。
地元での収穫時期は10月から1月ですが、流通量が少ないため、関東周辺しか流通していないようです。
関西の葉ネギと異なり、主に根の白い部分を食し、青い葉の部分は食べないそうです。
・下仁田ネギを植えつけた畝です。
「下仁田ネギの主な料理」
・鍋料理
・煮込みうどん(大きめに切って煮込むとネギがとろけて美味しくなります)
・焼きネギ(風邪予防になるようです)
などの加熱料理だそうです。
「ネギの栄養価と効能」
ネギには、ビタミンA・B2・C・カルシウム・鉄が多く含まれ、疲労回復、冷え性、血液の浄化作用、風邪の予防などに効果があるといわれています。