らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

サッカー・ワールドカップ(W杯) の『ご神託タコ』

2010-07-13 | 時事

日本では、参議院選挙で、民主党が10議席も減らす大敗を喫した昨日は、新聞、テレビではこのニュースであふれた一日でした。
一方、南アフリカで行われていたサッカー・ワールドカップ決勝戦では、スペインが延長戦の末にオランダを1-0で破り、初優勝を飾りました。

今回のワールドカップサッカーでは日本も決勝トーナメントに進み、ベスト16に入るなど大活躍しましたが、それにも増して活躍したのがドイツ西部オーバーハウゼンの水族館にいる”占いタコ”の「パウル」君です。
今回のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会では、世界で最も有名になった一人?、いや一杯と言われています。

このタコは、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場するドイツ代表の試合結果をすべて的中させ話題になっていましたが、3位決定戦や決勝戦まで当てて“8戦全勝”の快挙で締めくりました。お見事です。
正に「ご神託」という他ありません。

先ず、ドイツの試合では、1次リーグD組のオーストラリア戦、ガーナ戦での勝利、セルビア戦での敗北を予想し、決勝トーナメント1回戦のイングランド戦、準々決勝のアルゼンチン戦での勝利も的中させました。
そして、準決勝のスペイン戦ではドイツの敗戦を的中させてしまい、一部ファンから、「シーフードサラダかパエリアに入れてしまえ」とか「寿司にして食べてしまえ」等と“脅迫”を受けましたが全く動じず、10日のウルグアイ対ドイツの3位決定戦で、ドイツの勝利を予言し、これも的中させてドイツを3位に導きました。

そして、11日のオランダ対スペインの決勝戦を前に9日にはスペインの優勝を「託宣」し、これも見事的中させてスペインが初優勝を飾ったという次第です。

託宣の方法は、対戦国の旗をそれぞれ付けて、中に餌を入れた水槽2つを並べ、「パウル」君が最初にふたを開けた水槽の国が勝つという仕掛けだそうです。
11日に行われる決勝戦のお告げでは、即座にスペインの箱を開けたと言われています。

・ドイツの国旗のある箱の蓋を開けて餌を食べ、勝利を予言した「パウル」君です。
9日、ドイツ西部オーバーハウゼン水族館で、サッカー・W杯南アフリカ大会3位決定戦の勝者予測でドイツ国旗の付いた容器を選ぶタコのパウル君(ロイター=共同)

それにしてもタコの「パウル」君素晴らしい予知能力を持っていますね。
W杯南アフリカ大会で決勝までの8戦を予想し、全て勝敗を的中させてしまいました。

ドイツの大衆紙によると、現在2歳の「パウル」君は「年齢の限界」から、W杯の予測は今回が最後になるとのことです。
同水族館では、タコの寿命は3歳前後で、残念ながら2014年に開催される次回ブラジル大会での予測はできないそうです。
まさしく、最初で最後、一世一代の大予想が100%的中するとは神業以外に何物でもなく、正に「ご神託タコ」そのものですね。