らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

枝豆の健康効果

2010-07-22 | 家庭菜園

梅雨明け以降、全国的に日中の最高気温が35度前後の猛暑に見舞われており、熱中症によると見られる症状で亡くなった方のニュースが連日報じられています。
群馬県の館林では昨日の最高気温が38.9度を記録したそうです。

この炎天下、仕事や所用で外出したときは勿論、室内にいても汗をかき、喉がカラカラになってバテ気味になります。
熱中症予防には1時間おきに水分と塩分の補給を欠かさないことが必要と言われています。
体調管理には十分注意しましょうね。

このような猛暑のAfter 5(5時以降)に飲む冷たいビールはたまらないですね。そして、そのビールに付き物といえば枝豆が定番です。
今日はその枝豆について調べました。

・ビールのおつまみの定番となっている枝豆です。


枝豆は未成熟な大豆を収穫したものです。
日本では大豆の代表的な食べ方であり、最も典型的な調理法は塩茹でのようです。
この食べ方は、奈良・平安時代には既にあったとされ、江戸時代には夏になると路上に枝豆売りの姿があったといわれています。
当時は、現在のように枝から莢を外した状態ではなく、枝についたままの状態で茹でたものが売られ、その状態で食べ歩いていたそうです。

枝豆の名前の由来は、この枝についたまま茹でたことから、「枝つき豆」または「枝なり豆」と呼ばれ、それが「枝豆」になったと言われています。

・私の畑で栽培している枝豆の畝です。


枝豆は近年海外でも消費量が増加しているようです。
健康志向に伴う日本食ブームの影響もあって、塩茹で枝豆は北米、ヨーロッパなどでも食べられるようになっており、イギリスの日本食レストランでは注文量が10年間で20倍に拡大しているといわれています。
イギリスなど英語圏では枝豆のことを「green soy beans」または「edamame」と呼ばれており、枝豆がそのまま通用するところもあるようです。

・各株にはこのように大豆が実ります。


・毎日収穫している枝豆です。
 一般に販売されている枝豆は前日収穫しているものですが、我が家ではできるだけ大豆を太らせて、収穫したその日のうちに食するようにしています。


枝豆に限らず作物は全般に、日中は光合成により養分を体内に蓄積し、夜間はその栄養を消費します。このため、朝よりも夕方の方が栄養価が高くなります。
従って、夕方収穫したものをその日の晩の食卓に出すのが一番望ましい食べ方であり、その分美味しく食べられると言うことになります。

・塩ゆでした枝豆です。
 毎晩ビールのおつまみにする量だけ収穫し茹で上げています。一番望ましい食べ方で食べており、枝豆の美味しさを実感しているところです。


「栄養と健康効果」
枝豆にはたんぱく質、炭水化物、カリウム、カルシウム、 ビタミンB1、B2、更に大豆にはないビタミンCも豊富に含まれています。
たんぱく質などはアルコールの分解を助ける働きがあり、ビールのおつまみとしては理にかなっているそうです。

また、ビタミンB1は炭水化物の代謝を促し、エネルギーを作るのに大事な栄養素といわれており、これが不足すると夏バテを招きます。
このことから、枝豆は夏ばて防止に効果的な食材といわれています。
他にも、動脈硬化や高血圧、高脂血症、がんなどの予防に有効といわれ、美肌効果などにも期待できるようです。