らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「そうめんカボチャ(素麺南瓜)」の調理法

2010-07-29 | 家庭菜園
今日は、7月10日にご紹介しました「そうめんカボチャ(素麺南瓜)」の収穫と調理法をご紹介します。

「そうめんカボチャ(素麺南瓜)」は地方の「道の駅」などでは販売されているところもありますが、スーパーや一般の八百屋さんでは殆ど売られていないようです。
私の故郷、岡山地方では「ソウメンウリ」と呼ばれており、広く栽培されています。私は子供の頃よく食べたその味が忘れられず、毎年栽培しているものです。

「そうめんカボチャ(素麺南瓜)」の正式名は「金糸瓜(きんしうり)」と言い、西洋カボチャの一種です。原産地はアメリカ大陸で、日本には明治時代に渡来したようです。
「ソウメンカボチャ(素麺南瓜)」の呼び名は別名であり、他にも「ソウメンウリ(素麺瓜)」、「イトカボチャ(糸南瓜)」などと言われています。
これらの名称は、ほぐすと果肉が素麺状にバラバラとほぐれてくることから名前がつけられたようであり、英名ではspaghetti squash(スパゲッティメロン)と言われています。

・畑に生っている「そうめんカボチャ(素麺南瓜)」です。 皮が硬いので土の上に転がしていてもアライグマの被害はありません。


・収穫した「ソウメンカボチャ(素麺南瓜)」です。
 瓜は縦長で楕円形をしたラグビーボールのような形をしており、大きなものでは直径20cm、長さ30㎝ほどになります。


今日は我が家の調理法をご紹介します。
「調理法」
(1)「ソウメンカボチャ(素麺南瓜)」を幅4~5㎝の輪切りにします。(表皮が硬いので手を切らないように注意してください)


(2)輪切りにした「ソウメンカボチャ(素麺南瓜)」を水から茹で上げます。
(3)沸騰してから20分ほどで柔らかくなります。目安は、箸が通るくらいに柔らかくなれば茹で上がりです。


(4)茹で上がった「そうめんカボチャ」を水の中で冷やし、中心部の種の部分を取り除きます。


・種の部分を取り除いた「そうめんカボチャ」です。


(5)「ソーメンカボチャ(金糸瓜)」の内側を箸やフォークでほぐすと果肉が素麺状にバラバラとほぐれてきます。(手でもほぐすことができます)

・果肉がソーメン状にほぐれたところです。


(6)水気を絞れば出来上がりです。
 見た目はソーメンのような感じですが、ソーメンとは違ってシャキシャキした食感があり、ポン酢や麺つゆ、三杯酢、マヨネーズ和え等で食べるととても美味しい野菜です。

・調理が終わり、食べられる状態になった「そうめんカボチャ(素麺南瓜)」です。


(一言メモ)
・「そうめんカボチャ(素麺南瓜)」は糖質が余り含まれておらず、南瓜の仲間では低カロリーとなっており、ダイエットに有効な食材といわれています。