「アジサイ」は日本原産の花です。
「ガクアジサイ」が原種となって、現在の園芸品種が生まれたと言われています。
我が家ではその「ガクアジサイ」4種を鉢植えしていますのでご紹介します。
下の画像は「アマギアマチャ」と思われます。「ヤマアジサイ」の仲間です。
「ガク(中性花)」は純白の花びら3枚で、両性花(中央の蕾)の縁4ヶ所に特徴的に咲いています。
これは「ミカンバガクアジサイ」と思われます。「ガクアジサイ」の仲間です。
「ガク(中性花)」は薄紫の二重咲きになっています。
ここで一句
「紫陽花や帷子(かたびら)時の薄浅黄(うすあさぎ)」 芭蕉
「ガクアジサイ」
「ガク(中性花)」は紫の4枚の花びらが、中央の蕾(両性花)全体を囲むように咲いています。
更に一句
「紫陽花やはなだにかはるきのうけふ」 正岡子規
「ガクアジサイ」
「ガク(中性花)」は白黄で花びらの縁がピンクになっています。中央の蕾(両性花)が赤く色づいています。
「ガクアジサイ」は別名「ハマアジサイ」ともいい、乾燥に強く全国どこでも栽培されます。
「ガクアジサイ」の「ガク」は、周辺の大きな装飾花が中央の細かな両性花を取り囲んだ平たい花形を、額縁に見立てて江戸時代から付けられた和名ということです。
花言葉は「移り気」で、色が変わることから付けられたようです。