らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

柿の鉢植え栽培

2008-05-14 | 家庭果樹

富有柿を鉢植え栽培しています。
この柿の木は亡くなった父が接木してくれた形見の柿の木なので、大事に育てたいと思っています。その柿の木が昨年初めて実をつけましたが、このことは昨年12月
6日のブログに書きました。

そこで昨年実践した「柿の栽培方法」「柿の花」についてご紹介します。
「柿の栽培方法」
 ・12月~2月 無駄な枝を落とし、よく陽が当たるように剪定をします。
 ・1月~2月  樹の皮の下に隠れている害虫を駆除するため粗皮削りを行う。
 ・5月           沢山ついた蕾を取り除く「摘蕾」をします。
 ・5月     柿は雄花と雌花が咲きますが、殆どの品種で雌花しかつけません。
         そのため雄花を付ける品種を別途植える必要があります。
                  受粉できなければ途中で実を落とす、「生理落花」の性質があります
 ・6月~7月 「生理落花」が終わるので、傷ついたものや形の悪いものを落とす
         「摘果」をして実の数を制限します。
          ならせすぎると翌年実が少なくなる「隔年結果」となります。
 ・6月、11月、1~2月 施肥をする。
 ・3月~9月  最低限の病害虫予防をします。
 ・10月~11月収穫時期です。

「柿の花」
 ところで皆さんは「柿の花」をご存知でしょうか?
 柿の花については案外知られていないのではないかと思い、我が家の鉢植えの
 「富有柿」の花の写真を掲載しましたのでご覧ください。
 
「柿の蕾」
 柿のへたに囲まれた中央の白くとがった形をしたのもが柿の蕾です。
     

「柿の花」
 上の蕾が開花するとこのようになり、これが結実して肥大化したものが柿の実と
 なります。柿のへたの大きさは収穫時まで殆ど変わりません。
     

柿の鉢植え栽培について、秋の収穫までの生長過程をご紹介していきます。