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CHEB MAMI : "JE SERAI EN FRANCE"

6月29日のLiberationに、マミの電話インタビューが掲載されています。ほんとだったら驚くべき内容ですね・・・ まず、噂されていた"J'ai vu ton sang, tu n'as plus de bebe ! "「おれは血が流れるのを見た。子供はもういない!」という声の電話録音について、マミはそれを自分が言ったことを肯定しました。ただ彼は「それはただのはったりで、私はなにも見ちゃいなかった。堕胎手術のときには現場にいなかったのだから」と言うんです・・・ こんな言い訳は、フランスでも日本でも通りそうにない気がします。でもアルジェリア人のものの言い方としては、これはありうるんですよね・・・ (^_^;) そしてLe Quotidien d'Oran紙における反ユダヤ的発言については「そんな風に表現したのは私じゃない。ジャーナリストが編集したのだ」Ce n'est pas moi qui l'ai formule' ainsi. C'est le journaliste と断言しているのです。・・・そして、自分は逃げる気はないから裁判のためにフランスに戻ると宣言しました。歌手人生を終わりにする気は毛頭ない、という態度ですね。・・・キャリアを続けたいならこれは不可避の判断でしょう。ただ前途は多難なはずです。とにかく事実はそこにあるので、マミに責任がないんだったらレヴィにあることになる。レヴィは必死で責任回避するでしょう。この有能なマネージャーを法廷で負かすのは、たとえマミが無実であっても至難の業です。その上彼はマネージャーとしてマミの身辺のことはみな知っているはずの人間なのです。つくづくマミにとっては相手が悪いと思います。
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