ううう寒い


 こりゃ寒いなんてもんじゃない。
 冷たい。

 写真は、金沢大の渡り廊下(ウナギの寝床みたいですが、雪が積もったときにはこれを通ってどこでも行けるようになってます)の屋根に垂れ下がってる雪。
 
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ありゃ、セネガルが


 ワールドミュージックの大スター、ユッスー・ンドゥルが立候補して、こりゃ面白いと思っていたセネガル大統領選。
 なんと彼の立候補が棄却されるという事態で、物情騒然。たとえばLe Mondeこの記事などをご覧ください。

 立候補には一万人の推薦が必要なのが、数が達していないとかいうことなんですが、ユッスーに一万人が集められないとは考えられないので、これは何かあるんでしょうね。

 セネガルは平和的政権交代で現ワッド大統領が政権の座についたのですが、彼ももう85歳ですからね。7年の任期を全うしたら90歳を超えるというのでは、さすがに後進に道を譲るときでしょう。せっかくセネガルには安定した民主主義が根付くかというところなのに。

 ところで彼の息子のカリムはどうしてるんでしょう?
 こういうところは詳しくフォローできてません。いろんな仕事で時間をとられて、セネガル情勢まで手が回らないです・・・

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アルジェリア人はするか?


 それで、そのお店から帰るとき、おみやげでカイロをもらいました。
 いま金沢は超寒いですから、これは歓迎でしたね。

 でもわたしが思ったのは、こういうことアルジェリア人がするだろうかな、ということでした。
 これは国のたたずまいと、人の心の方向性の問題であって、やさしさの問題ではないんですよね。
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伝統工芸


 きのう飲み会というものがありまして、行ってみたら会場がかつて「紙屋」さんだったところで、ふむ、と思いました。
 この紙屋さんでは伝統工芸っぽい、繊細な植物の絵をあしらった栞を置いていたので、外国でのお土産用によく買ったものでした。
 あれ、もう手元にはないかな・・・

 最近行ってなかったので、紙屋さんが移転したことにきのうまで気が付きませんでしたね。
 お店の名前に「紙屋」は残ってるし、紙屋の看板がひとつだけ、おもてにそのまま残してあるんですけどね。
 まあこのあたりは金沢中心地の飲食街だから、紙屋さんより飲み会のできるお店がある方が経済的には活気づくのですが。
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卒論に教えられる


 ふう疲れた。
 仕事山ほどある。
 卒論読みの仕事も・・・

 でも、卒論って読んでるといろいろ教えられるので、そこで元気が出ます。わたしそういう性格です。

 2001年から2010年の間、つまり最近10年間でブルンジ共和国(フランス語国ですよん~)では男子就学率が38%から100%になってるんですねー。

 アフリカも、立ち上がりつつあります。
 そういう世界の現実をしっかりフォローしておかないと、はっと気が付いたら日本は先行集団からずるずると・・・てなことに。
 日本は、ぼやぼやしてたらあきまへん。

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フランスとスペイン語圏


 あたりまえのことではあるんです・・・

 「ふらんすぶんがく」の目玉商品のひとつである『マルドロールの歌』の作者、ロートレアモン伯爵ことイジドール・デュカスは、フランス移民の子で14歳以降の教育をフランスで受けた人ではあるけれども、まぎれもなくウルグアイ、モンテビデオの人であり、当然スペイン語ができ、スペイン語による著作から影響を受けているだろうということ。

 レイラ・ぺロネ=モイセスLeyra Perrone-Moisésとエミール・ロドリゲス・モネガルEmir Rodoríguez Monegalの共著という形で2001年に出版された Lautréamont. L'identité culuturelle. Double culture et bilinguisme chez Isidore Ducasse は、そのことをしっかり言った、という本です。

 このたびこの本の邦訳『ロートレアモンと文化的アイデンティティー』(水声社)が出版されたことで、はじめてわたしもこの本の存在を知ることができ、書いてあることを日本語で読むことができました。

 天に、それからこれを翻訳した寺本くんに深く感謝したいです。

 ちなみに寺本くんは1998年、アン・ドゥ・トロワ・ソレイユ・コンサートのチケットをわたしの求めで買っておいてくれた人です。
 彼と彼の奥さんと、三人で見に行ったのです。
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なにもしてない


 芥川とった田中慎弥さんが「働いた経験がない」という表現で形容されてますけど。
 そんなこと言うんだったらフロベールだってプルーストだって「働いたことない」です。
 「勤め人」をやったことはない、ってことでしょう? 
 作家やって立派にかせいでるんだから、働いたことがないとは言えないと思うんですけど・・・

 笙野頼子に『なにもしてない』ってのがありましたなー・・・

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ウィキペディアのブラックアウト


 ご存知の通り、米議会で審議中のSOPA(Stop Online Piracy Act)、PIPA(PROTECT IP Act)に抗議するため、いまウィキペディア英語版がブラックアウト中です。

 わたしとしては、こういうことができてしまうということは、やはりウィキペディアも一部の人のかなりきついコントロールのもとにあることを示している、ということの方が気になります。
 理想的には、こんなブラックアウトすらできないほど人類の膨大な知が万人のものとして、正確さをもって、恒常的に、管理コントロールが最小限にとどめられる形で、アクセス可能である未来を夢想したいところです。

 アナーキスト的過ぎる夢想でしょうか?
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石原慎太郎さんが芥川賞選考委員辞めるって


 やめるとなると、あの選評での世迷いごとをながめてにやにやできなくなるのが、ちょっと残念になってしまいます。

[追記] と思ったら、今回芥川もらった田中慎弥さんが受賞会見でかなり知事に毒づいてたんですね。これが石原引退宣言の伏線かな。

 要するにもう石原さんの時代じゃないってことです。
 もうずっと前からそうですけど。
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あおぞら


 北陸の冬は、曇り空が続きます。
 たまに晴れ間がのぞくと、それだけで心も晴れる気がします。
 今日は珍しく、一日快晴が続きました。
 あおぞらが、いとしく感じられます。


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