今、わたくしが教えていること


 「教える」という言葉は、はなはだおこがましいと思うのですが・・・

 とりあえず今、金沢大学で開講している授業の内容です。

 ちょっと今「わたしは、何をやっているんだろう?」という、自分見つめ直しのときです。


粕谷雄一の授業

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Wissenschaft


Wissenschaftにこだわられたら、アフリカは立つ瀬がないです。

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ゼミ「アフリカ系人の音楽を通じて知る現代の世界」スタート


 「ブラジル人」の誰だったかが、「ポルトガル人(は)、リズム感(が)悪いー」と言ってました。
 こういうときは、グローバルスタンダード的には、「国」単位で表現するのであって、人種別ではないですね。

 フリーダ・カーロは眉毛のつながった、ことさらインディオみたいな自画像を描いていましたね。本人はそんなにインディオの血は濃くなかったはずですが。
 メキシコというのはそういうところ・・・

 ジェラール・ブーシャール Gérard Bouchard(わたしのフェイスブックの前のポートレートは、彼が撮影したものでした↑)の思想の領域に入る話です。彼は偉大な思想家、真にカナダ的、ケベック的に偉大な思想家、と言うべきです。

 ということが(ということも)、「アフリカ系人の音楽を通じて知る現代の世界」ゼミ(ここでシラバス検索してください)では、教えられなければなりません。


 いまだに授業のオープニングは1998年9月26日の「1,2,3,ソレイユ」コンサートのライブ映像を使ってます。例年これです。
 もうすでにあのコンサートも、歴史上の存在ですね・・・



 今年は受講者数16名。うちひとりヴェトナムの子がいますから、やっぱり日本語・英語を混ぜて授業します。

 名前からするとドイツ人らしい子があとから受講を希望してきましたから、最終的に受講は17名になるかな。

 今年はなぜかマレーシアの子がいないな。例年最低ひとりはいたので英語を混ぜることにしたんですが。

 そして、日本人の子は理系の子がよく履修してくれます。
 カリキュラム上とりやすい時間帯にあるんだと思いますけど・・・ でも・・・

 残念ながらいま金沢大に、アフリカの、人の顔が見える授業って、あんまりないと思います。
 アフリカで、アルジェリアで働いていて亡くなられたのは、理系の方々でした。

 自分がどういう人たちのために死ぬのか・・・ 大学まで行ったら教えてもらえてもいいではないですか? 
 どうでしょう、金沢大学の方々? 安倍首相、文科省の方々?


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金沢大学生協に登場


 どうあってもこのお菓子を食べろ、と言うのじゃな?

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ふぉるじゅるね


ことし、La Folle Journée 金沢は吹奏楽しか見ませんでしたね。今年は「自然と音楽」とかいうテーマで、「フランス」とか「ウィーン」とかみたいな国別町別テーマではなく、それはよかったかもですが、それはそれでイメージ的にはインパクトが弱くなる、のかもですね・・・ 難しいもんです。

 5月1日、「しいのき迎賓館」芝生での金沢大学吹奏楽団の演奏。フィナーレはアルメニアの曲。

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たいいくかん


 今年はわたし、いちども「借りられなかった」な・・・(毎年「借り物競走」をやるんです)
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美しい春



 今年のかなざわだいがく・こくさいがくるい新入生合宿は、ほんとうに桜が美しいなかでできて、よかったです。

 白山青年の家から、獅子吼高原を望みました。


 獅子吼高原のてっぺんからは、パラグライダーが飛び立ちます。




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今年の授業がはじまります。ことしはいつもとちがう。


 ずいぶんたいへんな改革のおかげで、これまで守るべき、または倒すべきと思われていたものが、なんだかそういうのもうどうでもいいみたいに思えてきた。ちっぽけな問題は、もっと大きな流れの中でみんな押し流されて消えてしまいそう。闘うべきは別のポイント、別の地点ということになっていきそう。

 来週から問題の2016年度が本格的に始まります。・・・その前にわたしは東大本郷の任務があるけれど、そして秋の学会に向けて今月から本格的に動き出さないといけないけれど。

 ずいぶん委員も当たりました。これもまた良き哉。かな。


 日経が「西日本の大学の桜一位」に認定した金沢大学の桜、結局見に来る人はほとんどなかった。ふふふ。金沢では日経なんて誰も読んでないことが明らか。




 雨は降ったけど、まだ咲いてます。
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金沢がくるか・・・


 金沢港に寄港するクルーズ船が急増しているそうで、きのうはフランスの船がやってきました。

 L'Austral号。美しいですね。
 10944トン、最大264名乗れるそうです。

 金沢港は観光スポット、JRの駅に距離的に近いのが強みだそうです。加えてもうすぐ新幹線も来ますから・・・

 金沢でもフランス語通訳できる人、ガイドできる人の需要は、これから増えるものと予想されます。
 英語もできて、プラスフランス語という人が求められるのでしょうね。

 依頼に応じて、金沢大学国際学類から二人、助太刀に行ってもらいました。

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