ハスニ+Mohamed Amine Lahmar 氏を偲ぶ日


 アルジェリア・ライのカリスマ歌手シェブ=ハスニがイスラム原理主義者の兇弾に倒れてから今年で19年になります。没後10年、15年の節目に記念の会を開催してきましたが、今年はハスニを偲ぶとともに、自らの命をもって被害を最小限にくいとめたMohamed Amine Lahmar氏をはじめとする1月のTigantourine (In Amenas)の犠牲者を悼む会も兼ね、日本とアルジェリアの友好を育てる機会としたいと思います。
 多数のご参加をお待ちしています。



とき:2013年9月29日(日) 13:30-16:00
ところ:bonobo 渋谷区神宮前2-23-4(原宿駅より徒歩13分)
会費:2000円(フリーソフトドリンク+軽食付)

 アルジェリア料理を食べながら、在日アルジェリア人の方のトーク、ハスニをはじめとするアルジェリア・ポップの紹介、DJをお楽しみいただきます。
 飛び入り参加もOKですが、ある程度の人数把握のため、あらかじめ以下のメールアドレスにご予約いただけると助かります。

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問い合わせ&お申し込み
・粕谷祐己Kasuya Yuichi:yuichikasuya★gmail.com
・ウアムリア奈津江Ouamria Natsue:natsuex★hotmail.com (★を@に変えて下さい)
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Et ecce stella !  SUKIYAKI 2013


 すべてが終わり、片付けに入ったスキヤキ2013。

 空を見上げると、ちょうど天頂に星が。

 (星に詳しい方、日本時間2013年8月25日19時15分、富山県南砺市付近で天頂 --- zenith < semt ---にみえた星はなんという星か、教えてください)

 iPhoneでその星を撮りましたが、さすがにこれは写真では見えないだろうな・・・ と思ったら、ぼやーっと、なんとなくそれらしいのが写ってますよ? みなさんは見えますか?



 ・・・これらのできごとは、なにかひとつながりをなしていて、なにかをわたし(たち)に示唆しているような予感を与えてくれました。
 人生とは、また人の歴史とは、そういうものかも(と、自分でも何を言ってるのかわかりませんが。アンドレ・ブルトンを愛読していると言っておられた笹久保伸さんはわかってくださるかな?)。

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フィナーレ SUKIYAKI 2013


 で、太鼓はヘリオス前庭に繰り出し、いつもどおりのパワー全開のあと、やっと終わりました。
 
 橋本委員長にはほんとに申し訳なく思いますが、なんとなく救われた気にもなりました。
 まあ、こういう年もあっていいのではないでしょうか。

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O ecce caelum ! SUKIYAKI 2013


 ・・・と、ところが。

 まだやりたりない感じのチャン・ジェヒョさん(彼は散髪をして超かっこよくなりました!)の韓国太鼓グループと廣瀬さんのバッキバ・グループが太鼓叩き再開強行!
 
 すると、おおなんと南砺、見よ、雨が小ぶりになり、そして止み、ヘリオスの上空に青空が!

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フィナーレ・・・  SUKIYAKI 2013


 さてスキヤキ最終日25日、オリヴァー・ムトゥクジ老のシンプルにして感動的なパーフォマンス(アフリカのバンドにはよく女性コーラス・ダンサーが入ってますが、彼女たちをあれほど独立アーチスト的に見せたステージをわたしは他に知りません。ムトゥクジ・バンドの二人の女性と、24日クラブステージ出演で注目を集めた「アラゲホンジ」のパワフルな女性パーカッショニストは今回のスキヤキで特に強い印象を残しました)を聞いたあと(その前がアントニオ・ロウレイロの超凝ったピアノだっただけにコントラストが際立ちました)、さあフィナーレだと外をみたら、これが土砂降りの雨。

 ああ最後はまた雨にたたられたか。

 「カフェステージ」のテントの下に集まって例年通りの太鼓パーフォマンスひとしきり。時間が押していたせいもあって橋本実行委員長の三本締めも早めに行われた感じでした。

 さてスキヤキ2013もこれでおしまいか・・・

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"You can dance !" SUKIYAKI 2013


 スキヤキミーツザワールドではアーチスト、スタッフが水やコーヒーを自由に飲めるコーナーがありますが、エコのためにゴブレットに名前を書いて、一日同じものを使うことにしています。

 写真はAsnake Guebreyesさんのもの。そう! 今回の目玉グループ、Ukandanzユーカンダンツのヴォーカリストです!

 だれに教わったのかカタカナで「アスナッケ」と書いてます(どうせなら「ッケ」部分まで撮っておけばよかったです。俺って気がきかないなあ )。彼はエチオピアの人ですから、上の行と下の行はアムハラ文字なんだと思いますが、上の行がなんとなく「スキヤキ」みたいに見えないこともないのが不気味・・・(汗))

 ユーカンダンツの他の4人のメンバーはフランス人ですがアスナッケ(またはアスナケ。彼に自分の名前を発音してもらいましたが、表記はどっちでもいいような感じです)さんはフランス語は無理なようで、彼らは英語でコミュニケートしてました。

 さてかれらと食事が一緒になったときに、Ukandanzは英語のYou can danceなのか? と聞いてみました。
 Damienダミアン(一番背の高い人。ギター担当で実質かれがリーダーみたいです)の答えは、もちろんそうだというものでした。
 彼らの出す音には「リズムが難しくて踊れないよ」と苦情が出るんだそうですが、いや、そんなことはない、踊れるよ!という意味で You can dance !と付けたんだそうです。

 この機会には他にもいろいろ聞けたところですが、短い時間でご飯を食べなければならない彼らに面倒な質問をするのも申し訳なくて、聞いたのはこれくらいです。でもインタビューはサラーム海上さん、吉本秀純さんが入念に行っておられましたから『ラティーナ』や『ミュージックマガジン』で詳しく読めるものと思います。楽しみにしていましょう。

 さて彼らの出す音ですが、たしかに一風変わった音で、好き嫌いはあるでしょう。でも優れたアーチストに関してほとんどの場合に言えることですが、ライブの方がCDよりずっと良いです。たしかにリズムはへんな変わり方をしますが、変わり目が変なだけで踊れないというほどではないです。
 いつもわたしに昔の日本映画の挿入歌を思い出させてしまうエチオピア・ポップ歌謡のアスナッケさんの歌をフランス人四人がロックというかジャズというかなんともよくわからない音---でもわたしはかなり好きです---でサポートする形のこのバンド、フランス本国でも評価がわかれるところがあるようですが、少なくともエチオピア・ポップという、これまでマニアしかしらなかった未知の音楽をずっと世界のリスナーの手に届くところまでもってきた、という功績はあると思います。これが十年、二十年後にどういう評価になっていくか、エチオピア音楽が世界の音楽シーンの中で確固たる地位を占めるようになるのか、ウォッチングしておきましょう。
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リオだ! 世田谷だ! いや、南砺です。SUKIYAKI 2013


 毎年スキヤキでは、地元の方々によるパレードが行われます。初日は雨にたたられましたが、二日目の朝にはあがって、予定通りパレードが挙行できたのはなによりもめでたいことでした。

 さて、今年は廣瀬拓音さん率いるバッキバ Baqueba の参加が目を引きました。

 ・・・このわたしの写真 ↑ はぜんぜんよくないです。下のやつ ↓ はバッキバ隊が小さすぎますね。写真というのは、良いものが取れるかどうかは、とくにわたしのような素人にとってはシャッターが落ちる瞬間にどういう絵が入ってくれるか、神さまのおぼしめしなのですね。

 とにかくまるでリオのカーニバルみたい。ではあるんですがれっきとした日本の音。廣瀬さんのこれは世田谷のもの、Baque de Setagaya です。
 南砺に植えられたこの音、しっかり根付いて成長していけば・・・



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水拭き SUKIYAKI 2013


 スキヤキ2013、翌24日は雨が上がり、予定通り屋外ステージ、「フローラル」での開催。

 しぽーっと雨水を吸ったステージを、スタッフが一生懸命乾かします。

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天使のような歌声 SUKIYAKI 2013


 今年のスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド。初日23日は雨となって、史上初の屋内、ヘリオスでのオープニング。

 でもこういう非常事態にこそ、この素晴らしいホール、ヘリオスのもつ威力がまざまざと感じられました。

 


 座るための大きな段々が取り払われ、誰も人がいないヘリオスは初めて見たかなと思います。

 リハーサルのときには、磨かれた床が水面のようになってアーチストが写り、湖畔のパーフォマンスのよう。
 
 写真はマリアナ・バラフさん薫陶のもとに合唱してくれた南砺ジュニアコーラス(?だったと思います)のみなさん。
 屋内ホールでは、ありきたりの言い方で恐縮ですが、天使のような歌声が映えていました。

 よくあんな難しい音程を、きれいに揃えて歌えるものだと感心します。後世おそるべし。


 床に写っている方が彼女たちのTシャツの本来の色ですね。

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メール


 メールというのは、ある意味、コミュニケーションを拒否するためのコミュニケーション手段という、矛盾した性格をもっていることを最近痛感します。

 でも、われわれはすでにメール社会にどっぷり浸かり、これなしではあらゆる活動が破綻をきたしてしまう時代を生きています。

 終末感に酔いしれる --- だけ --- というのはスタンダリアンのやることではないので、なにか打開策を考え、具体化しようと思います。

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