かもめ


17. イスタンブールはヨーロッパ、アジアにまたがる町。アジア側に渡るには船を使います。
 かもめさんたちがついてきます。疲れれば船で羽を休めればいいわけですね。
 人の近くを気楽に飛んでます。

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交通機関


16.イスタンブールはさすがに大都会で、交通機関も充実してます。バス、市電、地下鉄に渡し船、乗合自動車というべきドルムシュ。チュネルというのも何度か乗りました。「世界最短の地下鉄」という触れ込みですが、これは地下を通るケーブルカーというべきのもの。フランス製で、車両内部はパリのメトロと同じ構造です。だいたい「チュネル」Tunelって、トンネルという意味のフランス語からきているのが明らかです。

イシュティクラル通りを通る市電は細身のチンチン電車という風情で、一人掛けの椅子が両サイドに6個づつしかありません。イシュティクラルは歩行者天国ですから、青いガラス越しに見る運転手のおっちゃんは、毎日通行人を轢かないよう怯えながら、人をかき分けかき分け通っていくんですね・・・↑

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Indigenes DVD


Indigenes (邦題は『現地人部隊』って言うんでしたね)のDVDフランス盤を入手してます。

 まず、アラブ語部分にフランス語の字幕はついてますが、英語字幕はどこ探してもないです。
 Bonus にかなり映像が収められています。Making-of はもとより、インタビューにアフリカ部隊の生き残りの人のドキュメンタリーも興味深いです。

 ユーブさんてベルベル系の人でしょうか。進軍してきた村で出会ったマリーさんと結婚、60年連れ添っているという、羨ましいお話です。(^_^)
 面白かったのは奥さんのマリーさんが、道で出くわした未来の夫をはじめて見たとき

「日本人かと思った」

って言っていることですね。日焼けしてたから、とかなんとか言うんですが。しかし世界に日焼けしている人々はたくさんいるなかで、なんで日本人なのかな。学校で習ったらしいですから、教科書に写真でも載っていたんでしょうか。
 日本人って何なんでしょうね。
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トルコ風呂


15. さて名高いトルコのお風呂。サランはホテルの風呂で十分だと言ってたんです。でもあえて揉み屋のいる専門店に行ってみたんですが、これは失敗だったです。

 たぶんこれ、高級ホテルに泊まっている欧米人の物好きが来るツーリスト用の風呂だったんだと思いますよ(他の客を見ててそう思った)。高かったし(値切ったけどそれでも5000円くらい取られた)。

 マッサージのおっちゃんは、技といっても肘で脊髄をグリグリゴレとやるのが目新しかったくらいで、あと全然たいしたことなかった。
 これだったら金沢駅前のてもみんの方がいいわー。 (^_^;)

 上は脱衣場。どうしてもなんか隠微な雰囲気がただよいますね。 (^_^;;)
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トプカプ


14.TOPKAPIと書くわけですが「トプカピ」にならないというのは、前に書きましたね。スルタンの宮殿です。
 入口のところで行列して待ってたらアレクサンドルが「おしっこ」と言い出して、パパとママはあわてたんですが、音声ガイドの機械が出てくるとアレクサンドルはそれに興味を引きつけられて、いじくりまわしているうちにおしっこの方は忘れたようです。 (^_^) 
(パリでサランたちのアパートに行ったことがありますが、それこそ友人たちから贈られたおもちゃがたくさんあって、洪水みたいでしたね。サランは「わたしの子供時代はほんとになんもなかったよ」と言ってます。モンゴルの地方にはわたしも行ったことありますから、その感じわかります)

 アラブの諸地方とは気候も違うし文化も違います。イスタンブールのあたりは雨も多いから、建物に庇がついてますね(↑)。

 それから印象深かったのは、内部は意外と簡素だということ。たぶん昔の家具調度が残っておれば印象は違ったのかもしれませんが、ブルーモスクの中の感じなどを考えあわせても、トルコ人はあんまりギンギラの装飾は好まない人たちのように思います。

 観光客のグループをみつけたサランが「この人たち日本人か。するとYuichiは日本では背が高い方なんだね」というので「うちの父は僕よりもっと高かったよ」と答えました。
 サランはまだ日本に来たことがないのです。

 ところで、白鵬優勝おめでとう。 (^_^)y


 
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イスタンブールの眺め


13.ガラタの塔はそんなに高くないのですが、斜面の中腹に建っているために見晴らしがよくて、ここから見えるイスタンブールが一番見事といわれてるんですね。
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ルソーのお父さん


12. ガラタの塔の横にこんな記念プレートがあります。

 哲学者ジャン=ジャック・ルソーのお父さん、イサーク・ルソーがトルコ宮廷の時計職人をやっていたことがあって、この辺に住んでいたらしいのですね。

 プレートの右下に書いてあるのは「フランスFransa領事館」と「スイスisvicre領事館」なんでしょうね。やっぱりフランスが上なんだな(ルソーはスイス人ですが、フランス語圏出身の著名人ってやっぱりフランスで活躍した人が圧倒的に多くて「フランス文化」の流れの中に取り込まれているので、こういうことになるんですね。スイスやベルギーの苦しいところです)
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ガラタの塔


11. イスタンブール・シリーズ、だいぶ間が抜けましたが続けます。(^_^)

 ガラタは、14世紀に建てられた物見の塔。この建物の上階に有名なレストランがあって、夜にはベリーダンスやってます。
 最近日本でもベリーダンス、来てますね。わたしは個人的にはああいうのいまいちなんですが。f(^_^;)
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週刊新潮


 今週号の『週刊新潮』(↑)の最初のところに、アルジェリア東部の大都市、コンスタンティーヌ紹介の写真が載っていますね。断崖絶壁の上の町です。

 撮影・文は大塚雅貴、取材協力・アルジェリア文化省、駐日アルジェリア大使館、世界ツアーズ 03-5159-0720 となっています。

 豊かな文化のあふれる国アルジェリアへのツーリズムも、いよいよ本格化していきそうですね。(^_^)y

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ミュージックマガジン


 音楽評論誌の老舗『ミュージックマガジン』6月号に「アルジェリア音楽の魅力」という記事があるのをみつけて、おっ、と思っちゃいました。 (^_^)y

 なんと、大御所中村とうよう氏がアルジェリア音楽に大関心をもって、書いておられるのです。(^_^)v
 
 そうですね、やっぱりアルジェリア音楽文化には、これまでみすごされてきた豊かさ、面白さがわんさかあるのですよ。
 最近は、先日のブロン=ブロンみたいに昔のアーチストの再発も相次いでますので、アルジェリア音楽の全容がかなり見えてきたと思います。
 わたしもがんばって勉強してます。 (^_^)y
 ただ勉強というのはなかなか一筋縄ではいかないものです・・・

 わたしの解説つきのこのアルバムも、この号でばっちり紹介されてます。
 いい評価を受けているのはうれしいんですが、ちょっと気になることがあります。
 ジャケットには「1986-1990」としっかり印刷してあるので評者たちは、このアルバムはこの5年間の音、つまり一番新しくて17年前の音だという前提で書いておられるようなんですが、実際はつい最近の音までたくさん入っているのです。この「1990」には何の意味もないんです。なんかの間違いなんです。
 わたしの解説の方が正しいです。
 
 こういうことをいうとアルジェリアの人に怒られそうですけど、アルジェリアに関しては、相当正式そうな体裁をとった情報でも相互に食い違うことが多いのです。
 偉そうなことを言いますが、アルジェリアを正しく理解しようとするなら、あんまりひとつの情報を鵜呑みにしてはいけません。


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