Luka Modric=Astérix croate (July 15 at 16h00 JST)


Pour moi l'invincible Croate du XXIe siecle c'est un double du fameux Gaulois de 50 av.J.-C. (tandis que les Japonaises, par contre, lui crient "kawaiiiii !)."
O Mbappé, fils de l'Algérie par sa mere, et son équipe, battez-vous ! surtout "fight like a man ! " (Lucy van Pelt) !

 ワールド・カップ2018の大詰めフランス対クロアチアの決勝戦直前です(2018.7.15, at16:00 JST)。たぶん、日本におけるルカ・モドリッチ選手の人気は頂点でしょう。彼のおかげで「萌え」とはなんぞや?というのを理解した、というひとも出てきたりして、もう、大変な騒ぎ。それにしても、いまごろ天下のレアル・マドリードの至宝をとらまえて「かわいい!」とは・・・(汗)

 わたしにとっての彼のイメージは「アステリクス」です。ヨーロッパのはじっこの方から出てきて、驚異的なスタミナ―― grâce à la potion magique ――と知性の輝き――モドリッチは9月9日生まれ、こいつもラシード・タハやアマジーグ・カテブとおんなじでおとめ座だ――で偉そうな顔をしている凡庸な連中を出し抜き、翻弄し、叩きのめしていきますから。

 しかしクロアチアなんてところから出てきて世界スターにふさわしい知名度を得るには、日本で、サッカーの領域ではワールドカップ二次リーグでいくつも勝つところまでいかないといけないんですね。あの「ベッカム様」のときはもっと前から話題になっていたと思いますが、彼はイングランドでした。ワールドミュージック界も似たようなものです。世界は、もう少し才能を順当に評価する世界になってほしいですね。

 まあそれは今のところどうしようもない。で、何がいいたいかというと、根性の塊みたいなモドリッチを中心に固く団結、苦しい戦いを勝ち抜いて決勝まで到達したクロアチアの男たち――今日はクロアチアの美人大統領はモスクワに決勝戦見に来るんですかね?――にいまや世界の共感が集まっていて、どうもフランスとムバッペが敵役っぽくなってきたということ。
 ムバッペよ、アルジェリアの子よ、正々堂々と闘いたまえ。相手は幼くして難民となり、避難所のホテル駐車場からサッカーを始めたという物語を背負った男だ。一番うまい選手が、一番走ると称えられた男だ・・・

 Daznに入ってレアルマドリードの試合見るひとは、日本では多数派ではないでしょう。2018年ワールドカップが終わってしまえばせっかくのモドリッチの名声もそのまま減衰していくだけかしらん。4年後にはたぶんもう出てこないだろうしね・・・

 まあ、それも、何かあれば、どうなるかわからない。
 あしたの今頃は、日本では、世界ではどういう話になってますかねえ・・・ それが分からないから人生って面白いです。
 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )