musicking... can we think of literaturing ?


今では立派な金沢大学教員になっておられる西島千尋先生(彼女とそのご著書についてはこの投稿を参照してください)がなぜかわたくしのような老人にお話が、というので何かなと思ってうかがいましたら、この『音楽の未明からの思考』という御本(彼女が第一章担当です)についてのお話でした。そこでmusickingというものを知りました。

これは現時点でよく考える意義のある概念です。音楽、と呼ばれるあの現象?営み?・・・を「音楽music musique」という名詞でおさえて把握しようとしたとたん抜け落ちてしまうもの、抜け落ちてしまう大事なものは何か。
こういうのは、アカデミックなことばで表現するのが難しい(だからこそこれまで語られていなかったわけですが)。でも、そろそろ、人類はこれを考えざるをえない局面に入ったと言えます。

まだ何も理解していないうちに直感的把握だけでお話ししてしまうと、わたくしには「文学」にも似たような、literaturingみたいな概念が要るだろうな、ということになります。

まあとにかく、よく読んでみないといけませんね。ちなみに西島先生はご単著もいつかお出しになりたいとのことでした。楽しみにしていましょう。(^o^)
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