別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

手づくり・デザイン

2008-10-02 | アートな時間

埼玉県立近代美術館にて開催中
      アーツ・アンド・クラフツ {イギリス→アメリカ}
           
ウイリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで

ベッドルームの椅子 マッキントッシュ  写真は ヒルハウスのベッドルームの椅子 デザインはマッキントッシュ 一度座ってみませんか。

 長い背もたれに寄りかかるとどんな気持ちがするのでしょう。 この美術館の収蔵品です。 コピーで体感できますよ。
  どの作品も モリスが大事にしていた ものをつくる喜び にあふれています。

        -☆-

 (以下 チラシから)
 アーツ・アンド・クラフツ運動は、20世紀の工芸・デザインの展開に大きな影響を与えた工芸の革新運動です。
   指導者 ウィリアム・モリス(1834~1896)は装飾美術の商業化に反対し、職人的な手仕事の復興を目指しました。 モリスらの工房からは、高い技術で制作されたテキスタイルや美しい壁紙、家具、インテリア、書籍が世に送り出されていきます。

  イングランドで発祥したアーツ・アンド・クラフツ運動は、スコットランドにチャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868~1928)らのグラスゴー派を生む一方、アメリカでは建築家フランク・ロイド・ライト(1867~1959)らの家具デザインや、女性陶芸家の作品などに影響を与えました。

  本展では、モリスの初期作品をはじめ、アーツ・アンド・クラフツ展覧会協会とグラスゴー派の仕事、ケルムスコット・プレスなどの書籍デザイン、そして20世紀初めのアメリカの家具・工芸品を展示することによって、英米圏におけるアーツ・アンド・クラフツ運動の展開をひとつの流れとして紹介します。
             
        -☆-

  機械生産に対抗したこの運動は、のちにアールヌーボーに大きな影響を与える。     

   つたない記憶のかけらが
 モリスと モリスの妻ジェイン→ロセッティ。 ロセッティの妻エリザベス・ジダル→ ミレイ描くオフィーリアのモデル へと パズルのように拡がった。

  メモ) カーペット、 シルク、リネンの刺繍。 植物がモチーフとなったおなじみの壁紙。  内装用ファブリック。 手描き彩色タイル、 彩色陶器など。

  マッキントッシュのヒルハウス… 薔薇のモティーフ、 梯子状の背もたれがある椅子のデザイン  建築と家具 内装のデザイン

  チャールズ・フランシス・アンズリー・ヴォイジー… 肘掛け椅子 背にハートの切り抜き 1902年(オーク材 藺草座) !道造のはクロスの切り抜き

  書籍の装丁 木版・挿絵などあり
帰宅して 誌上のユートピア も辿ってみた。  

 チラシ拡大  右下隅に現れるマークをクリック 最大にしてご覧ください 文字も読めます。 ようやく オフィーリアに逢いに行きます。

コメント (2)
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