暖かな昨日 植木屋さんの畑では
よく手入れされた樹木が みごとな花をつけていた。
満作を背景に
枝垂れ梅の うつくしいシルエット
花かと見まがう黄金色 黄金マサキ
遊歩道の馬酔木も満開!
暖かな昨日 植木屋さんの畑では
よく手入れされた樹木が みごとな花をつけていた。
満作を背景に
枝垂れ梅の うつくしいシルエット
花かと見まがう黄金色 黄金マサキ
遊歩道の馬酔木も満開!
2月15日のガイドは大雪で中止。 翌日から発熱、 インフルエンザに罹り別所の雪景色を撮れなかった。 みじかい冬眠を経て久々に訪ねる別所沼は のんびりと穏やかなようす、 眠そうな詩人の顔を浮かべていた。
立原は長い脚をそろへて、きちんと腰をおろしてやはり眼をつむつてゐた。 …そよ風が頬を撫で、昏々と彼はからだぐるみ、そよかぜに委せてゐるふうであつた… (「わが愛する詩人の伝記」 室生犀星)
淡々しい光につつまれて まどろむ詩人
沼につづく道に 紅梅が咲く
カメラを用意すると 背後から 「いい花ですねえ」
紳士が 笑顔を向けた
見知らぬ同士 心をつなぐ紅い雲がかがやいている。
「こんなのが… 捕れるんだ」
釣り人が うれしそうに見せてくれるヘラブナ
測ったら 40センチもあるって
かいぼりはまだ始まらないようだった。
我が園に梅の花散るひさかたの 天(あめ)より雪の流れ来るかも 巻5 822
はらはらと 落ちてくる白いものは 花だろうか
花ではなくて雪なのだろうか… 万葉集の大好きな歌だ。
まだまだ雪が残っている。
北浦和公園を覗いてみると
あちこちに折れた枝が横たわっている
若い枝や古木など たくさん積まれていた
椎の木も 梅も
これほど雪の被害に出会ったことはなかった。
雪の色を奪ひて咲ける梅の花 今盛りなり見む人もがも 巻5 850
まことに… 雪の色を奪ったかのような 真っ白な花
公園の奥で きょうは観る人もいない
多くの蕾を散らし 梅の木もあはれ…
きのういただいた写真は雪景色の石舞台古墳です。
入鹿の祖父、 蘇我馬子の墓と伝えられ、わが国最大の方墳で、墳丘は失われている。
天井石は約77トン!! 重機などなくてどうやって運んだのでしょうね。
二上山をバックにして 2012年1月
2012年4月
一面のピンクに囲まれて照れてるように佇んでいる石舞台
春よ来い♪ 早く来い (^^♪
いただいた写真から 旅心を誘われて
2005年3月7日ブログ開設から 今日で3260日
まもなく9年 相も変らぬ絵日記に お越しくださりありがとうございます
大雪の予報とて 外出もせずTVにくぎ付けです
お礼状を書いたけれど
明日はポストまで 行けるかな
ソチのドラマが楽しみです
夕方 吹雪のなか やはり投函にゆく
北を向くと こちらめがけて雪が飛んでくる
めずらしい雪道…
人影もなく 車がのろのろ走るだけ
ポストの口に雪が積もっていて ハガキの文字がにじんでしまった
残念だなあ
暦のうえでは春なのに…
4日 午後から雪が降った
春寒し泊瀬(ハセ)の廊下の足のうら 太祇
そうそう 冷えて 長い永い廊下だったな
春寒や七味ふり込むにしんそば さくの
5年前 泊瀬のにしんそばを食べた。 湯気の向こうに思い出はかさなる。
検診のかえり 新装なったパン屋さんに寄ると
レジの若いひとが 「お袋は…」
「いりますか?」 と聞くので びっくりして
「お袋は おりません…」 と言うつもりが
「いりません」 と言ってしまって ほんとに残念だった。
ふっとよい香りがして 見あげれば梅の花…
藪のむこうや農家の庭先 いたるところでお目にかかれる
雄蕊の弓が新月のやうに青空へ矢を放つ… (川端康成 梅の雄蕊)
白金の弓矢につかまって くっきり冴える二月の空ね
急いで歩けば からだはぽかぽか
風が頬につめたくて 気持ち良い
廃屋に残されたカラスウリのように じっとしていたけれど
もう二月だよ! 少しは前に進まなければ
それでも春はまだまだだ
これから雪が降ることもあるのだから