別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

一挙大公開

2014-05-31 | 別所沼だより

  異常な暑さに 外出をあきらめたあなたへ 
涼しい沼の写真をお届けします。 どうぞごゆっくりとお楽しみください。 
 できましたら大きな画像にて


別所のアルバム


春嵐
 


沼の秋
  

 
別所の雪
  


  



別所沼のヒアシンスハウス 


晩秋の別所沼
 


落葉日
  

 

 モデルがいいんですね。 別所沼は、 どう撮ってもすてきに写ります。 
お好きな一枚はありましたか。 

 

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花いろいろ

2014-05-28 | 自然や花など

 庭の一員になって早一年、 蝶が群がるような柏葉アジサイ。

  花のタワーに、 よじ登る虫がいた。

  

  草かんむりに秋と書く…
  万葉集に141首も詠まれる秋の花が もう咲いている。 
   雨の日はうつくしい雫をためていた。 葉はビロードのような繊毛がある。

   萩垂るる涙のごとく雨のごとく   山口青邨

 盛んに茂り枝垂れる風情をめでている。 万葉講座で 「ををる(撓る)」という古語を習った。
花がたくさん咲いて枝はたわむのだ。

 萩の花咲きのををりを見よとかも月夜の清き恋まさらくに  (万10・2228)

 

 荒地の女王

 

 わあ可愛い…   街路のジューンベリー  (アメリカザイフリボク) バラ科
  ルピナスさんに教わりました。

 

 

 

 

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やがて

2014-05-24 | 別所沼だより

 別所沼へつづく道に タチアオイが咲きはじめた。花は、
まるで薄様を絞ったような細かな しぼ(皺)に、淡い色をかけている。 
 

 先日の雨で水量が増した。 やはり水辺は気持ちがいい。 水面に若い緑が揺らいでいる。 耳をすませば蛙の声が聞こえ、 地には、ヤゴからやがて蜻蛉へ…
羽化したばかりの蜻蛉が翅を乾かしている。 

快晴のガイド日和。 JR主催の「駅からハイキング  浦和のまち ぶらりあるき」があり、9キロの道のり。 暑い中を多くの方が来室された。
・女性は コースにヒアシンス ハウスが載っていて、久しぶりに手もとの詩集などを読み返した。楽しみだった。

・男性 市役所で「ウナギまつり」が行われ賑わっていた。 ウナギ弁当は手に入らず、沼のほとりのあの店で食べて帰ろう。 住まいは近くてもハウスの中に入るのは初めてで、ハイキングのおかげで体感できたのもうれしい。

・若いグループ。 立原のこと、建築のことを知らずに偶然入った。
詩人のことを初めて知った。 同人誌「四季」のこと、神保光太郎を慕い別所沼を選んだ。 詩的な手紙などご案内。 感動しながら聞いてくださった。 帰り際 「全集を必ず読みます。 楽しかった!」と。 ガイドも うれしいです。

・若き女性建築家。 アート空間デザインコンペ 「旅する小さな家」のチラシを見て。
ぜひ応募したい。 

 見学は切れ目なく雪崩のように続いた。 来訪52名 
一日中話し通しで声が嗄れる。 

 北側の1ヶ所から注水している。 静かな沼面のかたわらに黄菖蒲の花。
やがて満杯になる日も 遠くはない。

 

 一日のざわめきを 木洩れ日がやさしく包んだ。

 西陽にかがやくみどり…   生新な香り、 こころが落ち着く。

  

  ポプラが影をおとして 午後3時 「ワン コイン ドリーム」が始まる。
毎月 第四土曜日。 
  ここに来れば いつも誰かが詩を朗読しています。


 

 ※ アート空間デザインコンペ 「旅する小さな家」 募集

 街のなかに最小限のパーソナルスペースをつくりだす 「旅する小さな家」の提案を募集します。 魅力的な街は、個人または少人数が心地よく滞在できる小さなスペースをもっています。 それは木陰のベンチであったり、店先の小さなスペースであったりと様々ですが、「旅」する先々でそんな小さなパーソナルスペースを生み出すことのできる、 街に開かれた「小さな家」を提案してください。 (チラシより)

どなたでも応募できます。 最優秀賞となった応募作品は実際に制作され、様々な場所を旅します。 設置される最初の場所は、 ヒアシンスハウスの前庭を予定。

   詳しくは こちらへ  

 

 

 

 

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虹のかなた

2014-05-22 | 自然や花など

  きょうも 不安定な空もよう。  
 夕方6時半 巨大な虹が出ていた。 大きくていつもより近い感じ、
 根っこは すぐまえの通りのむこうがわにあるらしい。   
  暗雲が覆いかぶさるように迫ってくる  雷鳴が聞こえた。 

 

昨日もかなり降った。 エバンタイユ ドールがささやく。

 

 

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五月の風に誘われて 

2014-05-20 | こころ模様

 コンサートに誘われて、 はじめて降りた武蔵浦和。 沼からは想像できないほど活気あふれる街が広がっていてとても驚いた。 知らなかったのは蛙だけかもしれない。
 とても恥ずかしい。

  南区まちづくり大学  名曲コンサート   
     ピアノ 栃木典子     ソプラノ 野口幸子

 1 春への想い  シューベルト (ソプラノ) 
 2 「無言歌集」より  ・春の歌 ・出発  メンデルスゾーン(ピアノ)
 3 ・セレナード、ガニュメート ・音楽に寄せて ・水の上にて歌う  シューベルト (ソプラノ)
 4 「四季」より 舟歌   チャイコフスキー  (ピアノ)
 5 至福 シューベルト  (ソプラノ)

  休憩

 6 ・君は花のよう ・はすの花 ・新緑 ・君に捧ぐ シューマン (ソプラノ)
 7 幻想即興曲  ショパン  (ピアノ)
 8 ・甲斐なきセレナーデ  ・セレナーデ  ブラームス (ソプラノ)
 9 リゴレット パラフレーズ  リスト  (ピアノ)

 知っている曲や 知らない曲に乗って、 想像の旅をする。
 ピアノやソプラノが心地よくひびく。  

終わりに全員で  ドイツ民謡 「うるわし春よ」 を大合唱

 「うるわし春よ 緑に映えて/ 歌声ひびく 野に山に
 うるわし春よ 緑に映えて/ 歌声ひびく 野に山に

 ら~らら ら~ら らららら~ / ら~らら ら~ら らららら~
 ら~らら ららら ら~ら / ら~らら ららら  ら~  」

 ~ 五月の風に誘われて ~ たのしい素敵な時間でした。
 ありがとうございました。

 

 

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別所沼は

2014-05-19 | 別所沼だより

フェンスが撤去されて 見晴らしがよくなった
 涸びた杭に 小さな芽吹き

沼底に着地?  

  元の水位は 杭の白い部分が隠れるところ 
 降雨にも期待して

 新しい案内図に ヒアシンスハウスが載っている

 いま車輪梅の花ざかり  

 

    水槽の魚たちは 戻ったのだろうか 

 

 うれしくない出土品  
 バイクや自転車、家電など集められて

 

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薔薇まつり

2014-05-17 | 自然や花など

さいたま市 与野公園の薔薇まつりです

公園は明治10年開設され、バラ園は昭和52年から。 24のブロックに分けられ アンネフランク、プリンセスアイコなど 約170品種、3000株。 

 古風ないろのエバンタイユ ドールを買って帰る。 アンティークな雰囲気にゾクゾクした。
以前育てたおなじような品種の ジュリアは枯れてしまった。 これらは弱いのかもしれない。
 今度こそ 頼みますよ。

 今年は どれも花つきよく、 ちょうど見頃

 

 ピエール ドゥ ロンサール  外の花びらは 緑を帯びて 中はピンク

 奥で カルガモの親子に遇いました

 

 

 

 黒っぽい赤の ルイ14世、 古色をまとうエバンタイユドール、 二色づかいが粋な クローネンブルクなど魅かれた。

 

 

 

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飛鳥から

2014-05-16 | アートな時間

モチノキの太った幹や ケヤキの大木を見上げ、 ユリノキの満開の花を眺めながら 
2時間並んでようやく中へ  (写真は 外灯に映る人の波

キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)の壁画を見に行く。 

 青龍(東壁) 朱雀(南壁) 白虎(西壁) 玄武(北壁)… 
 2009年 高松塚古墳を訪ね、帰り飛鳥駅に向かって高松橋を渡る。 その欄干に「四神」のレリーフがはめられていて 嬉しかった。

 キトラ古墳壁画の  十二支のネズミ、 丑など。 動物の顔に人間の身体をもつ。 衣装の襟の赤が鮮やかに残っていた。 天井の天文図。 出土遺物のガラス玉、黒漆塗銀装大刀 ほか

 

 2009年の案内図で キトラ古墳と高松塚古墳の位置確認。  拡大写真

 

 玄武

 白虎


 本展覧は 18日まで。 連日の混雑を想像しおののき、 もう行かれないかと思っていた。でも、 ありがたき奈良の友に背中を押され、 エイッと飛び出して。 感謝します。

 

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花に囲まれ

2014-05-15 | イーゼルのうた

  教室では モチーフの後ろは必ず壁で それをそのまま描くと絵が重苦しく感じられた。 
今回は 外光を入れ吹き抜けるようにした。 2回目 6F
 先週の薔薇は萎れかかって モデルにならない。 
実物を見たからといって うまく描けるわけでもないけど 

 仲間が いただいたという芍薬を手に現われて

  残りの一時間で もう一枚描いた 6F

 芍薬は和風の花と思いこんだが、 じっとみているとそうでもない。 華麗な姿は薔薇のよう、 洋画にも合いそうだ。 花びらが幾重にも巻いている。 東天紅という品種に似ているけれど 違うかなあ。
おびただしい花びらの内に視線を投げては、キャンバスに向かい。 また花の間をさまよって、目まぐるしく、 そのうちどの花びらを描いていたのか、わからなくなる。
 立てば芍薬、座れば牡丹… など唱え、 今日はとくに疲れた。  
  

 


 柔らかくて描きやすい色鉛筆を贈られた

 あのビアトリクス・ポターも使ったという  ダーウェントの水彩色鉛筆だ
水に溶かしても  そのままでもよい 

 

   おそるおそる試してみた 
   

 

 

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お帰りなさい

2014-05-14 | 自然や花など

 昨日のこと  雨戸を閉めようと2階に上がった。  
 18:46 目の前に丸い月が浮かんでいた。 望月かな?

 

  調べると月齢 13.9    15日が満月
 
 今日 さいたま出身の若田光一さんが6ヵ月ぶりに帰還する。 お疲れさまでした。 
宇宙でのお話、たくさん聞かせてください。  たのしみです。


 

月に兎… 
 街角のギャラリーは  「うさぎ小屋」 (油彩) 土屋志穂梨さんの作品
 ガラスに 周りの景色が映りこんで観にくいですが
小学6年生の すばらしい作品に見とれました。  将来が楽しみですね。 

 

 

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注水開始

2014-05-11 | 別所沼だより

  杭もあらわな別所沼 
 4月26日 朝日新聞で 「かいぼり注水開始」 別所沼底干し 1週間短縮… とあった。
 沼底をさらう、 と考えていた蛙はびっくり、 でも水辺が懐かしく思われるこのごろ、それもうれしい。 

 沼の外に「一時避難」 していた在来魚ヘラブナやマブナ、マゴイなど1147匹を水槽20基に移し、 飼育していたが環境の急激な変化により(4月22日までに)49匹が死んだことや、沼の周囲で地盤沈下(1~10センチ)が起きたことなどによるそうです。
 魚にもストレスがたまったのでしょう。

 工業用水をためて、  本日の水位はこれくらい。 

 

  杭がほんの少し隠れたくらいで、 囲いはまだとれません。
 6月中旬には以前の水位、 平均1mに戻る予定、 そんなに浅かったんだ。 

 

 写真は 2010年5月の別所沼。 

  


 

  緑がいきいきと 

木洩れ日が 気持ちの良いヒアシンスハウス。

 

  スイレンも咲いている 

 

 

 

 

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薔薇咲く

2014-05-09 | 自然や花など

  杏色がすきな ウェスターランド
  

 深みのある赤 brick red     コーヒー オベーション
アンティークな花のかたちが優しい雰囲気

 アンネの薔薇。 迫害をうけるユダヤ人、 極限の不安や恐怖の中でも明るさを失わなかったアンネ。 彼女を讃える薔薇。 連休は 「戦場のピアニスト」をみた。 ユダヤ系ポーランド人の シュピルマンを支えたピアノ。 ショパンの名曲が熱く重く こころに響く。 
  困難な状況下でも 人生に希望を失わないことだ…   


 

  勿忘草は種をいっぱいつけて

  丈高くなり 十二単を追い越した

 

 風薫る五月  緑はまたたくまに伸びて 狭い庭はジャングル状態
  茂みの中に トカゲの家族が潜んでいる

 午後から 突風、 雷鳴がした。 

 

 

 

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初夏の色

2014-05-08 | イーゼルのうた

  久々に油彩。 6F
 ちょっと離れると 描き方を忘れ
 絵の具の補充もせず 今ある色で間に合わせる

  家で、 手すりや外の初々しい緑を加えた。
  来週も続く  

 

 

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今頃の花

2014-05-08 | 自然や花など

新しくできた公園で 雪を頂く なんじゃもんじゃ…

 なんじゃもんじゃの木   細い花びらがふわふわ舞った

 

 エゴの花によく似たハクウンボク。 薫り高い。

白の大きな花  ナニワイバラの気品

ダンディな棕櫚の木に   地味だけど立派な花 

 

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いとをかし

2014-05-06 | こころ模様

 真夏のような日がつづくかと思えば今日は降って14度、
 午後も18度くらいで かさね着をして出かけた。 

  萩の葉につらなるおびただしい露は  

        

  小刻みにふるえ 今にも転がり落ちそうだ  

    ちひさくつらねたるが いとをかし…

 

植物は 雨にぬれて風情を増す

 

コメント (2)
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