別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

一挙大公開

2014-05-31 | 別所沼だより

  異常な暑さに 外出をあきらめたあなたへ 
涼しい沼の写真をお届けします。 どうぞごゆっくりとお楽しみください。 
 できましたら大きな画像にて


別所のアルバム


春嵐
 


沼の秋
  

 
別所の雪
  


  



別所沼のヒアシンスハウス 


晩秋の別所沼
 


落葉日
  

 

 モデルがいいんですね。 別所沼は、 どう撮ってもすてきに写ります。 
お好きな一枚はありましたか。 

 

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やがて

2014-05-24 | 別所沼だより

 別所沼へつづく道に タチアオイが咲きはじめた。花は、
まるで薄様を絞ったような細かな しぼ(皺)に、淡い色をかけている。 
 

 先日の雨で水量が増した。 やはり水辺は気持ちがいい。 水面に若い緑が揺らいでいる。 耳をすませば蛙の声が聞こえ、 地には、ヤゴからやがて蜻蛉へ…
羽化したばかりの蜻蛉が翅を乾かしている。 

快晴のガイド日和。 JR主催の「駅からハイキング  浦和のまち ぶらりあるき」があり、9キロの道のり。 暑い中を多くの方が来室された。
・女性は コースにヒアシンス ハウスが載っていて、久しぶりに手もとの詩集などを読み返した。楽しみだった。

・男性 市役所で「ウナギまつり」が行われ賑わっていた。 ウナギ弁当は手に入らず、沼のほとりのあの店で食べて帰ろう。 住まいは近くてもハウスの中に入るのは初めてで、ハイキングのおかげで体感できたのもうれしい。

・若いグループ。 立原のこと、建築のことを知らずに偶然入った。
詩人のことを初めて知った。 同人誌「四季」のこと、神保光太郎を慕い別所沼を選んだ。 詩的な手紙などご案内。 感動しながら聞いてくださった。 帰り際 「全集を必ず読みます。 楽しかった!」と。 ガイドも うれしいです。

・若き女性建築家。 アート空間デザインコンペ 「旅する小さな家」のチラシを見て。
ぜひ応募したい。 

 見学は切れ目なく雪崩のように続いた。 来訪52名 
一日中話し通しで声が嗄れる。 

 北側の1ヶ所から注水している。 静かな沼面のかたわらに黄菖蒲の花。
やがて満杯になる日も 遠くはない。

 

 一日のざわめきを 木洩れ日がやさしく包んだ。

 西陽にかがやくみどり…   生新な香り、 こころが落ち着く。

  

  ポプラが影をおとして 午後3時 「ワン コイン ドリーム」が始まる。
毎月 第四土曜日。 
  ここに来れば いつも誰かが詩を朗読しています。


 

 ※ アート空間デザインコンペ 「旅する小さな家」 募集

 街のなかに最小限のパーソナルスペースをつくりだす 「旅する小さな家」の提案を募集します。 魅力的な街は、個人または少人数が心地よく滞在できる小さなスペースをもっています。 それは木陰のベンチであったり、店先の小さなスペースであったりと様々ですが、「旅」する先々でそんな小さなパーソナルスペースを生み出すことのできる、 街に開かれた「小さな家」を提案してください。 (チラシより)

どなたでも応募できます。 最優秀賞となった応募作品は実際に制作され、様々な場所を旅します。 設置される最初の場所は、 ヒアシンスハウスの前庭を予定。

   詳しくは こちらへ  

 

 

 

 

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別所沼は

2014-05-19 | 別所沼だより

フェンスが撤去されて 見晴らしがよくなった
 涸びた杭に 小さな芽吹き

沼底に着地?  

  元の水位は 杭の白い部分が隠れるところ 
 降雨にも期待して

 新しい案内図に ヒアシンスハウスが載っている

 いま車輪梅の花ざかり  

 

    水槽の魚たちは 戻ったのだろうか 

 

 うれしくない出土品  
 バイクや自転車、家電など集められて

 

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飛鳥から

2014-05-16 | アートな時間

モチノキの太った幹や ケヤキの大木を見上げ、 ユリノキの満開の花を眺めながら 
2時間並んでようやく中へ  (写真は 外灯に映る人の波

キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)の壁画を見に行く。 

 青龍(東壁) 朱雀(南壁) 白虎(西壁) 玄武(北壁)… 
 2009年 高松塚古墳を訪ね、帰り飛鳥駅に向かって高松橋を渡る。 その欄干に「四神」のレリーフがはめられていて 嬉しかった。

 キトラ古墳壁画の  十二支のネズミ、 丑など。 動物の顔に人間の身体をもつ。 衣装の襟の赤が鮮やかに残っていた。 天井の天文図。 出土遺物のガラス玉、黒漆塗銀装大刀 ほか

 

 2009年の案内図で キトラ古墳と高松塚古墳の位置確認。  拡大写真

 

 玄武

 白虎


 本展覧は 18日まで。 連日の混雑を想像しおののき、 もう行かれないかと思っていた。でも、 ありがたき奈良の友に背中を押され、 エイッと飛び出して。 感謝します。

 

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注水開始

2014-05-11 | 別所沼だより

  杭もあらわな別所沼 
 4月26日 朝日新聞で 「かいぼり注水開始」 別所沼底干し 1週間短縮… とあった。
 沼底をさらう、 と考えていた蛙はびっくり、 でも水辺が懐かしく思われるこのごろ、それもうれしい。 

 沼の外に「一時避難」 していた在来魚ヘラブナやマブナ、マゴイなど1147匹を水槽20基に移し、 飼育していたが環境の急激な変化により(4月22日までに)49匹が死んだことや、沼の周囲で地盤沈下(1~10センチ)が起きたことなどによるそうです。
 魚にもストレスがたまったのでしょう。

 工業用水をためて、  本日の水位はこれくらい。 

 

  杭がほんの少し隠れたくらいで、 囲いはまだとれません。
 6月中旬には以前の水位、 平均1mに戻る予定、 そんなに浅かったんだ。 

 

 写真は 2010年5月の別所沼。 

  


 

  緑がいきいきと 

木洩れ日が 気持ちの良いヒアシンスハウス。

 

  スイレンも咲いている 

 

 

 

 

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アオスジアゲハとカワラヒワ

2014-05-03 | 夢見鳥

 植え込みのあいだをゆらゆらと

 ハルジオンにとまる蝶

 

 


 

キリリコロロ チョンチョン…  菜種を啄むカワラヒワがとっても賑やか
 
近づいたらすぐ逃げて    

オリーブ色と褐色を混ぜたような体に  尾羽の黒と黄色のコントラスト 
 飛ぶとき 黄帯がちらちら見えてすぐに正体がわかる (針ヶ谷で)
    


 飛ぶ姿をここに…    「日本の野鳥」 日本野鳥の会より

 

 

 

コメント (4)
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