別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

春の足音

2009-01-28 | 自然や花など

     

 

       

   1月25日 写す

 

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PoPo Loouise 

2009-01-27 | 犬のブロンコ・ダン

   NHKみんなのうた PoPo Loouise  rugにそっくりな犬もかわいい。 
  不思議な歌声がどこか悲しげで   

   日だまりのような歌を   もう一度聴きたいと思った 
  

   幻想的な映像と詩に声質がマッチ。 真っ黒で元気な犬と少年 
   rugbyと過ごした日々を重ねてしまう。

    また逢える   また逢おう…  ポポ ルイーズ

    ・・   ……

 

   むかしの絵
   rugは いつもそばにいて  油の匂いを嗅いではクシャミをした

      

                 

   終わったら  散歩に行こうね

 

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告白

2009-01-25 | アートな時間
 

      くちびる…… 花のない花瓶
      くちびる…… 嘘をつくほど色がきれいになる    寺山修司 「唇譜」 

   ね  きれいで かたちの良い唇でしょう 
    
  三階の図書室へ行きましたら、 向かい側の突きあたりに赤い花びらのように置かれていました。 色鮮やかなのは、 今しがたお化粧し直したばかりなのでしょう。  実際に座ってみることができるのです。 数あるなかで一番人気のためカバーがすり切れて、 何度も張り替えているそうです。 
 スタジオ65 ソファ  <マリリン> 埼玉県立近代美術館のコレクションです。 

  マリリン・モンローのクチビル……   誰もいないので 独り占めしました、 七年目の浮気です。

            -☆-

    次回の企画展は 「青春のロシア・アヴァンギャルド」  2月7日(土)~3月22日(日) です。今日の新日曜美術館で放送されたグルジアの画家 ニコ・ピロスマニ に逢いたいと思います。 画家のことは  とても心に残りました。 何も知りませんでした。

       「百万本のバラ」

  小さな家とキャンバス 他にはなにもない
 
  貧しい絵描きが 女優に恋をした
  
  大好きなあの人に バラの花をあげたい
  
  ある日街中の バラを買いました
  
  百万本のバラの花を   
             ニコ・ピロスマニ  《雌鹿》

  あなたに あなたに あなたにあげる

    ……      (後略)
                     

    伝記映画 「ピロスマニ」 1969年もあります。 
   

 

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天翔る

2009-01-22 | こころ模様

 寒いけれど久しぶりのおしめり。 
 こんな日はきっと沼も、 黝朱色(ウルミイロ)に違いない。 ひとけない公園で、 ひっそりと沈んでいることだろう。     

  何日も晴れれば、 そぼ降る気配が懐かしく思われ、 細いひとすじが鈍色にひかるのを想像する。 しょぼしょぼ、 しとしと、 ぽつぽつ、 ぱらぱら。 ざあざあ。
  今日はシトシト… 音がしない。  
  曇天をみあげ碧空を夢みて身勝手なことだ。
 
               -☆-

  三日まえ…   気温15度  蛙も歩けば軽く汗ばむ。


おうい雲よ

   雲はうらうらと、 スライドショーに余念なく、 ひとしきり沼を覗いていった。 シャッターを押しながら  「言霊の 幸はふ国…」  「天翔り見渡したまひ… 」 と唱え、 出張の平穏を祈った。 
 機影が、 みるみる小さくなってゆく。 

               -☆-

     雨は愛のやうなものだ…    
 
  涸れるこころを静かに湿らせる、 一篇の詩のように。 
  一行だけを切り取っては詩人に申し訳が立たないので  以下に
 
  雨は愛のやうなものだ/ それが日もすがら降りそそいでゐた/人はこの雨を悲しさうに/すこしばかりの青もの畑を/しだいに濡らしてゆくのをながめてゐた 
 (歌のわかれ) 中野重治


 

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父よ

2009-01-20 | 自然や花など

  
  眼を凝らせば、 地味な色がふらりと揺れる。  絶対安静、 ぐるぐる巻き。
  
  蓑虫 いとあはれなり。 鬼の生みたりければ 親に似てこれも恐しき心あらむとて、 親のあやしき衣ひき着せて (枕草子)

  蓑虫。 ちちろ虫。 秋の季語
 鬼は蓑笠を着ていると伝わり 「鬼の子」 「鬼の捨子」とも。  
 
 
呑気に過ごすと思ったが、 親鬼の粗末な着物をきせられて、 雌は一生この中で暮らす。 ほんとに気の毒。 この中で蛹になり、 羽化できるのは雄だけ。 
  
  「そのうち 秋風が吹くときになったら迎えに来ます。 待っていなさい」 と、 どこかへ逃げていったのも知らずに、 季節になれば 「父よ 父よ」 とはかなげに鳴く。    

     蓑虫のあたゝまりゐる夕日かな      石鼎
     蓑虫の父よと鳴きて母もなし        虚子

    実際は 鳴かない。  ああ  蓑虫じゃなくて良かった。
   

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仮想美術館

2009-01-18 | アートな時間

          

                      「雪持松」

 荒々しい幹と りりしい松葉  雪が匂う… 常盤の松につよさ、厳しさを感じて。  聖なる一面の雪… 湿り気のある風、 凍える大気がこころを動かしました。
                            (個人蔵  boa!)
  
  

     メトロポチャーン美術館へ  ようこそ!   どうぞ ごゆっくり…

 

          

      「キリコの街で」         「いざ こととはむ」
   
    
    アクセス   地下鉄沼のほとり下車  波乗り2分
    休館日    なし    
    開館時間  ひねもす  
      都合により、 展示作品を変更する場合があります。 
    協力    美的空間    みやこどり


   

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うれしいですね

2009-01-16 | アートな時間

            

 

    ITサークルさんを真似てみました。 
  この絵を 熱い眼差しでご覧頂いて…

     釘付けになったのは  違うとこだって   

   

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マガレイト

2009-01-14 | 自然や花など

               
   
  好きなマーガレット。  清楚な白がいい。  

  この花から 髪型がうまれた。 

  女性の洋風結髪の一。  明治後期より女学生などに流行。
  頭髪を三つ編みにして大きく輪にしてリボンで止めたもの。
  後ろに垂らすなどさまざまに変化した。        (広辞苑)

     しとやかなお嬢さん…  洋風  結髪  女学生…  どれもセピアいろ。

 

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橘?

2009-01-13 | 自然や花など

  きょうも!  元気に歩いていると

      

    高架のもとで アロエに逢いました。  
   これは これは お見それいたしました。 西日が照らしてこんなに綺麗… 

 

  マメキンカンと判明しました! 

  こちら 柑橘系でしょうか  ちょっと名前が解りません。 そっと 教えてください。   実は、 小指の頭くらいしかなくて

 比べてみても     棘があります
          こんなに小さい 
                       橘さん?   

                  -☆-

  早速  sanpoさんが 教えてくださいました。 
   ミカン科 キンズ(金豆)  別名 マメキンカン  
    盆栽用がいつしか露地へ出たのですね。 boa!さん 当たりです。 
                  
                  -☆-

  
   いよいよ  NHKラジオ第一 「ラジオ深夜便」
     1月19日~22日 23時20分 
〔日本列島くらしのたより〕の後

        [ないとエッセー] 
     
     
枕草子にみる暮らしの知恵(1)~(4)   清川  妙
                       
 
                   
                   四夜連続 10分間 冬眠しないでいましょうね 
 


 

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冬よ冬

2009-01-10 | 別所沼だより

 
  森がすさぶ 今日の別所。
  木々を唸らせ、 風の音に寒さも一入。 浮子を流され 散歩をせかした。
   
    皆ひとちぢみにちぢみあがらして 
     素手で大道を歩いて来た冬  
                       … …

     冬だ、冬だ、 何処もかも冬だ
        見わたすかぎり冬だ 
                     
 
   冬よ 冬よ 
    躍れ、 さけべ、 腕を組まう
                        (高村光太郎 「冬の詩」 抜粋) 
  


   北に廻れば サプライズ!  煌めく ヒスイが   かわせみが居る

  黒いコートが幸いしたか、 全くこちらに気づかぬ風で。 フェンス越しに 2.3mまで近づいても逃げなかった。 一心に底を見つめ素早いダイビング。 水面に翡翠色が奔った。 何て綺麗だ…    

 

  

  あわよくば  翔ぶ瞬間を捉えたいが
 杭ばかり鮮明で 悔いが残る

 

 おぉ 寒ぅ
  手は凍え 感覚がない


 

 

 

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珍しい実

2009-01-08 | 自然や花など

    

   ホンコンエンシス  常緑ヤマボウシ  丸い赤い実がかわいらしい

  新築のお宅の前に たくさんなっていた   はじめて見る 珍しい実だ

      11月8日  写す  

 

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「も」 はステキ

2009-01-08 | こころ模様
  また、 すてきな言葉 に逢った。 
     清川 妙著  「ほほ笑みのある暮らし」   中経文庫

  玉手箱を開けるように リボンをほどいて、 エピソードに籠められたダイヤのようなことばを探す。 ひかる言葉が 心をやわらかくほぐしてくれる。   

  「暮らしの中から拾う  本や映画のなかにある花笑みのことば  
   どんな言葉の背後にも ほほ笑みのある やさしい心が寄り添っている」  

今日も明るく お過ごしですか…   

  
   いいことばですね。 「今日も」 と言ったところがすてき。 調子の出ない日でも 今日もというと 良い方につながっていく。
 「今日は明るくお過ごしですか」 では いつも悪いみたい。 
  やはり 「今日も」でなくちゃね。  
    やさしい思いやりのあることば

  使いたい言葉がたくさんあった。 ひとに幸せを分けながら、 自分も元気がでることば。
  ほほ笑みの心。 ほほ笑みの表情。 ほほ笑みのことば。  それらはすべて ひとつながりに… 

               -☆-

  津田さんご主人のすてきなことば。
     かあさんの頭の中にはダイヤモンドがたくさんある…

 調べ虫の京さん。   近まさり、 近おとり …  
   すばらしき先輩  自慢したい。

 

     

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七種

2009-01-07 | こころ模様

  
  郊外に出れば、 調達できるのでしょうが、 狭い庭に生えようもなく、 八百屋さんで求めました。 はこべらに 莟がたくさんあるのも いとおしい
        

            七草のはこべら莟もちてかなし      青邨

    雪のようなおかゆに、 淡い緑が冴えて 
        

                   

    
     reikoさん! 
           今年も無断で載せてしまいました。 とてもステキでしたから  

          
           人去りて賀状それぞれ言葉発(ナ)す         源義

 

 

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お正月

2009-01-05 | こころ模様

   
       正月の子供に成ってみたきかな      一茶
 
      袖口に日の色うれし今朝の春       樗良

  何もかも新しく  陽の色さえ違って見えます。 いかがお過ごしでしたか。
  ふだん余り見ないTVを ゆっくり…  いえ  ところどころみられました。  
 美術や古典、 桂離宮…  夜更かしが癖になる。

  1月3日 「万葉集への招待」は、 見覚えの場所が舞台で うれしきことでした。
 あの 旧坂東家住宅 です。  囲炉裏のまわりで 歌が披露されました。 

    石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも    志貴皇子

   春の陽にきらめく飛沫、 さみどりの渦巻き、 こころが弾みました。  

                -☆-

   いつもは大宮氷川様ですが 

   4日 近くのツキノミヤ神社へ初詣  ツキノミヤと呼んでいますが ほんとうは ツキ神社。 ツキは調と書く。 調べ?ると

 調ツキ…  『租・庸・調』の調で、 伊勢神宮へ納める貢(調)物の初穂を納めた倉庫群の中に鎮座していたと伝わる。 (鳥居が無いのはその為と伝わる)
 
  平安時代に編纂された『延喜式』に記載される武藏國四十四座のうちの一社である。 中世、調が月と同じ読みから、 月待信仰に結びつき、 江戸時代には月読社とも呼ばれ、 月神の使いとされる兎の彫刻が旧本殿や現在の社殿に、狛犬の代わりに兎の石像が境内入口両側にある。

  詳しい写真は こちらから   奥の池にも 兎が居ました。

 

    

       舞殿の 大きな絵馬です。

 

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あけましておめでとうございます。

2009-01-01 | こころ模様

 

  いままで、 家族の一大事に付きあっていました。 いつか笑って話します。
  徐々に快復し、 ゴールは目のまえ、 blog も懐かしくノコノコ出て参りました。  

      ほんに 気まぐれ蛙です。 

               本年もどうぞよろしくお願いいたします。

                     -☆-

  千両の節は紅くて、 寒さに悴んだようにみえる。 雪の重みで華奢なkaradaがしなうのも趣がある。   これから、 降るだろうか  (クレヨン 水彩 4F)

   新アラタしき 年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事ヨゴト    家持

     今年こそ   良いことが 沢山ありますように    

      

      年賀状は これ

  12年まえのデザインが  役に立つ。                                               これも エコ 

  前回、 お届けした方、 もうお忘れでしょうね。 顔ぶれも大分変わりました。
  友だちを…    着替えたのです。
  

  

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