ドアの向こう

日々のメモ書き 

足を空に

2013-12-23 | 自然や花など

  冬枯れの庭で咲く菊は 凛々しい姿

霜に耐え 

 それでも  あでやかに    
 

  冬芽をつける桜など 神々しい  (市内 本太で)

 

 足を空に惑い…
  あわただしく 用事ついでに散歩するこの頃


 

 井原西鶴 「八百屋お七ものがたり」のはじめはこうだ。

12月の江戸 。 ならいの風がつよく、 雲の動きまで早い。 新年を迎える準備も忙しく…

 その中に 「足を空に惑う」が出てきた。それは兼好法師の徒然草の一節とある。 どこに出てくるのかな。 足を空に… てんやわんやの忙しさ  目に見えるよう。 ならい… 冬の強い風。 年末をあわただしく駆け回って過ごす人々、 いつの世も変わらない。

 

 

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浦和宿

2013-12-07 | 道すがら

中仙道を歩いて、 浦和宿の名残を垣間見ながら 画材屋さんまで。 
 以前ご紹介した調神社(つきじんじゃ 別称 ツキノミヤジンジャ)近くで、 風情ある店舗が目につく。 明治初期、現在の地に創業という。 威厳ある店構えは青山茶舗 。 江戸時代後期から明治初期に建てられたそうだ。 柿の木が見守り晩秋の陽があたたかく包んでいる。
 今度来るときはぜひ寄ってみたい。

ついで 調神社に参り

 今はひっそりとしているが 大歳の市、十二まち(じゅうにんちまち)には

正月用品を売る店でにぎわうのだ。  鳥居はなく(神像)狛兎?が迎える。
神像は昨年152年ぶりに新調された。これまでのは江戸末期の1861(万延2)年に奉納された と。


江戸名所図会に登場する調神社。 

  

隣接する調宮公園、 公孫樹の黄葉もみごとです。

 

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皇帝と

2013-12-04 | 自然や花など

 散歩道で 見あげるほど高い花

  空いっぱいに咲く 皇帝ダリア、 美しく大きい。


菊は 季節を惜しむように

   ちいさなスプーンか 箆のような花びら

  こちらは先がくるっと巻いている

  道ばたに伏して小菊の情けあり  風生

 

  しらぎくの夕影ふくみそめしかな  万太郎

 

  

 足もとのマリーゴールド  いまだ元気で乾燥につよい。

 

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