ドアの向こう

日々のメモ書き 

せめて見れば

2005-06-25 | 自然や花など

 百合の花粉は、油分を含んでいるのでなかなか取れない。こすると益々シミになるので、セロテープを使って、ポンポンと叩くように取ると良いのです。

 厄介な花粉も、絵にするときは重要なポイント。
  取ってしまったら味気ない。 

 ある日 葯をじっとみつめたら、外がわのグリーンが花粉を包んだ。つまり両手の甲と甲をあわせていたものが、 ぱっと返って手の平を合わせたようなのだ。パウダーを守るようにくるっと内側に抱えた。
 すごい! 雨から花粉を守るのか。暗くなると閉じるのかな???

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ジューンドロップ

2005-06-19 | 自然や花など

 すてきな季語。はじめ 雨粒を連想した。
梅雨の晴れ間、散歩道に転がっている。
 青い実と、陣笠ふうの蔕は青丹いろ。これがジューンドロップ。
 柿は成り過ぎた実を、みずから調節して落としている。
かしこい柿の木。
  立派な実になりますように。

 この習い、花にも仲間があるらしい。
 人工的な摘果や摘花もあるけれど…
 直径18ミリ まるで黄緑の釦 つかの間の薄い空色を映していた
 丸かとみれば四角くて、そっくり柿の実。 
  あたりまえだが感心する。

June beetle コフキコガネ (コガネムシの一種)
June bride 6月の花嫁  きょうは大安

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雨の音 ♪!

2005-06-15 | 犬のブロンコ・ダン

 今日は雨  !.. !!・ ♪.・ !!♪ 
   しずかな時間 
    昨日のぐちゃぐちゃノートを整理する。散歩もないしな……

    こいぬの はなに ぴこん
   こねこの しっぽに しゅるん
   かえるの せなかに ぴたん
   すみれの はなに しとん
   くるまの やねに とてん  
           
いろんなおとの あめ 岸田衿子から抜粋

 それぞれに それぞれのおと いつまでも童心
    
            

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わん力

2005-06-13 | 犬のブロンコ・ダン

 小さな躯、ほそい足。贅肉なしの精悍な若者になった。走るのが大好きだ。公園でも狭い庭でも「ボール投げて!」と陽気な顔でやって来る。期待に眼をきらきらさせて「はやく! はやく」とせがむのである。

 なぜわかる?とお思いでしょう。これは日々のつきあい! 密度の濃さ! 飼い主はその声、眼の色、動作から、雰囲気で、何もかも分かるようになってしまうものです。
 
 第一、吠え方が違う。甘えたように、ここは軽く、快活に、「わん! わん!!」 警戒のそれとは全くちがう明るい声。
 仕事そっちのけで、ずいぶん相手をしたものだ。


 タオルの端を銜えての綱引きもある。犬の力は躯前方に集中しているようだ。前足の踏ん張り、頭と首の力が異常につよい。体高およそ30センチ、胴の長さ50センチくらいだが、ぐいぐい引っ張る。

 リーダーになりたい、先頭を歩きたい。お年寄りなら引きずられ、転倒しかねない。小型犬でこれだから、大型犬のそれも推測できよう。
 しかし、後ろ足はふらふらなのだ。向きを変えたいなら、指一本、おしり横にあててくるっと廻せば、簡単に方向転換できる。前後の力の差、ほんとうに驚く。

 布を銜えぶるぶる振り回すのが得意。むち打ち症にならないかと心配するが、本犬はけろっとしている。「どうです? すごいでしょう?」と、眼が言っている。
得意気な気色が、黒い顔に浮かぶのである。

 おしゃぶりを、よく与えた。大型犬用と思われる特大サイズだが、脇目もふらず1時間でほどく。恐るべき集中力! これのおかげか、歯は全部そろっている。未だ1本も失っていない。
  ただ今17歳6ヶ月
コメント (2)
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雨のいろ

2005-06-11 | 自然や花など

 微雨が降る…  花も人も霧のなか
 やわらかな雨の音  聞こえます

 雨の名前をたどったら 季節のうつろい
 見えるでしょうか

こころ模様を雨に映して   
夏の雨いろいろ 

・五月雨(サミダレ) 

・青時雨  ・青葉雨 

・雨濯 (ウタク 陰暦六月の雨 洗い流してしまうほど)

・梅時雨  ・慈雨  ・翠雨 (青葉をよりつややかにして降る初夏の雨 若葉雨、緑雨とも)

・梅雨  ・梅霖 (梅は梅雨 霖は長雨。 念の入った言葉である) 

・白雨  ・麦雨  

・半夏雨 (夏至から11日目、陰暦5月26日の半夏生の頃に降る大雨のこと)。 

・芒種雨
 (ボースーアミ 沖縄県中頭郡で、梅雨をいう。芒種は稲などの芒(ノギ)を持つ穀物の種をまく意)

・夕立 ・雷雨 

・涼雨(晩夏、一服の涼味をもたらして降る。気持ちもいいが、やや寂しさもある)
                                   (雨の名前 高橋順子より)
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