別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

ピアノから

2013-04-30 | 夢見鳥

 きのうコンサートに行った
 
 ① ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調作品18
   指揮 小泉和裕
   ピアノ 上原彩子
   管弦楽 NHK交響楽団

 序奏から心を震わせるピアノのソロ。  重厚ななかに鐘の音がきこえ、 くりかえし 遠く近く 響く。 想像し夢を見る。 印象的で悲しいような旋律を聞いたとたんに、  あっ! これはロシアの  ピロスマニ だと思った。 彼や、彼の作品が浮かんでは消え胸を烈しく打った。
  


 

 花の鍵盤に…

  そっと触れるアゲハ蝶

  こころを捉える音

 色と音の シンフォニー ……

②チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 作品64

  席は5列目でほぼ中央  上目遣いにクラリネットやファゴットの奏者が見えなかった。
  音が天井から降ってくる  全神経をひらいて受けとめる

  ・アンコール チャイコフスキー ポロネーズ

 

 

 

 

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初夏の樹の花

2013-04-28 | 自然や花など

  今日も良い天気、
  大きなプラタナスの樹を目指して 芝川に沿って歩いていると

 林の奧に ほそいプロペラのような花が踊っていた。
 

   青空に映える めずらしい樹を初めて見た。

 ナンジャモンジャの木。 一葉たご(ヒトツバタゴ)  モクセイ科。 
 初夏の白い花に惹かれます。


 

  白い花をもう一種。 幾重にもかさなって なだれるように咲くのは水木です。 
 その名の通り、枝先を折ると水がしたたるような、水分の多い樹 (雑木林の博物誌 足田輝一)

 

 小さく枝分かれして 白の細花が咲いている。 
  秋の木の実も忘れられない。 こちら

 水木をみるのは いつも浦和博物館まで来るときだ。
 バス通りを崖の上から見おろしている。
  博物館はバルコニーの柱頭にアカンサスの飾りがある

 見沼の自然は魅力いっぱい!

 

 

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梅実る

2013-04-24 | 自然や花など

  もう青梅がなっている  (別所沼公園)
  ほのかな紅  花のおもかげ 
  叱られても 懲りずに食べた幼き日

  もっと小さい  小指の頭くらいの (さいたま市駒場)
 

   葉っぱは松葉      ?

   拡大すると  マツバウンラン(ゴマノハグサ科)
  ルピナスさんに教わりました


 

 上品な色  ベビーピンク  (さいたま市駒場)

  後ろの 蝶が群れるような白い花は    

 近くを歩くだけで ワクワクする
  珍しい花に出会うから

  

 

 

 

 

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絵手紙を

2013-04-20 | 別所沼だより

 若葉がまぶしい季節ですが、今日はどんより曇っています。 淡いみどりがけむるようなメタセコイア。  朝は5℃と低く、 厚着をしてここに来ました。 鶯が鳴いています。 
  

  あいにくの天候ながら 作画会の小学生がおおぜいいました。 名札を下げた先生方も描いているし、 絵手紙のサークルや、 単独で来られる方など。 若い女性が木の間から沼を描き、ベンチに掛けて正面から捉えるひとなど静かに熱く進めている。 いいなあ、 一緒に描きたくなった。 

 帰りに見せてくださった絵手紙。
  S.Nさんの作品を  ご了解をいただいてupします。

ヒアシンスハウスが誇らしい
 のびやかな筆致で楽しげ! ハミングも聞こえそうな二羽の鳩、 アオギリなどすてきですね。
 添える言葉… 心をこめて描かれた手紙をいただいたら どんなにかうれしいことでしょう。

  

二時ころより雨になり、 沼風はいよいよ寒い。  走る人も釣り人もいつのまにか減って
ひっそりとしたハウスで私も描いた。  覚え書きのノートに筆記用の鉛筆で。 

   来訪13名   ありがとうございました。

  


 

  IDロックとか  二日間編集画面がまったく開かなくなって慌てました。
  自宅に入れてもらえない主人の気分です。  何がどうしたのかさっぱり解りませんが、  
 月曜日、 突如復旧していました。

 

 

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遊歩道の花

2013-04-19 | 自然や花など

 長実雛罌粟には元気をもらう

いつも可憐で たくましい…

 

  細い花びらがめずらしい。     別所沼公園のモチツツジ(餅躑躅)
園芸種の 「花車」です

  


   常磐緑道の花々です

 

 

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いつの間に

2013-04-16 | 自然や花など

 陽は初夏にして 肌寒い風 
 庭の牡丹は剪定をかさね 株も花も小振りになった
  (牡丹 夏の季語)

 モッコウバラを抜ける南の風

  花水木は日傘のように 若葉を守って

 藤は 春の季語
 太い眉のようだった蕾が いつのまにか風に花房を揺らしている

 季節が変わる。 冬物を仕舞わなくては…

 

 

 

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椿寿忌

2013-04-08 | 自然や花など

 

     ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に  虚子

4月8日 花祭り 
 そして 椿を愛した高浜虚子の椿寿忌です

   やさしい色の

   造化また赤を好むや赤椿       虚子


 

  色の濃いスミレが
  

 街道沿いに群れて咲いている
  お店の方が育てているのだろうか
 うれしい驚き!   

    菫程小さき人に生れたし   漱石

 そうして  菫の花の林の中で 自由に往来したい…  

 

 

 

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山の女

2013-04-04 | 自然や花など

  暴風に傷ついた花が 今朝は息を吹き返している
 ちょっと歩くと汗ばむ陽気、 花大根や桜が散り初め 
 山吹・花水木が咲く
  

 いつものフェンスにアケビの花
 何度見ても びっくりする


     アケビほどおもしろい花はない 
 

 木は雌雄同株でも 花は雌雄異なる。 雌花はどれ? 雄花は
 別名 山姫 とも


 

 

    舞い散る花びらが  後からあとから降り積もる 

  生涯は一度落花はしきりなり  朱鳥

 

 

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貝母の花

2013-04-01 | 自然や花など

 前から図鑑でみていた珍しい花を、いつか観たいと思いつづけたところ、
 偶然植え込みの中にバイモをみつけた。 高さは50㎝くらい
 花は淡い黄緑の釣鐘型

貝母(バイモ) 百合科
葉の先がひげのよう  他の葉にクルッと巻きつく 

花の長さ3~4㎝  内側はチョコレート色の網目模様で別名  編笠百合  
中国原産。 日本には薬用植物として入り 鱗茎をせきどめや止血、解熱などの
 薬用に利用する。(季節の花 300)
 

 遊歩道には スノードロップも


 

 別所沼の 鬱金桜が咲き始めました。

  南面の枝先にチラホラと

 明日は冷たい雨…   また寒くなるので
 満開は来週の後半かな

 

 別所沼を守る会の皆さんが、 あらたに花壇を作ってくださいました
クリスマスローズ、 チューリップ、 金盞花が初々しい

 

 

 

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