朝から 蝉の絶唱が続いていた
声明にも聞こえありがたく いつまでも耳の奧に残しておく
曇り日で気温のわりに蒸した 拭いても拭いてもレンズが曇る
かまわず写すと 若い憂愁も写っていた
人の心を知ることは…… 人の心とは…
私は そのひとが蛾を追ふ手つきを あれは蛾を…
把へようとするのだらうか 何かいぶかしかつた
はじめてのものに 立原道造 (抜粋
-☆-
今日は半日のみガイド 午前の来訪9名
埼玉文芸家協会の方 ほか 詩人
建築士のご案内で若い注文主とその親御さん一行 5名も見学された。
建築家と建て主さんのうれしき出会い。 ご自宅の完成も楽しみですね。
以下に お知らせもどうぞ
チラシを拡大してご覧ください
★ 文藝講演会
わが父 森 敦を語る 森 富子氏
11月12日(土) 午後2時30分から
さいたま市民会館うらわ 8Fコンサート室にて 入場無料
主催 さいたま文藝家協会
★ ポケットにチョコレートならぬ本を一冊
公園のベンチで一気に読むのにちょうどいい
秋風が吹いたら ものがたりのせかいへ…
代表の新刊
青い森を駆けぬけろ 北原立木著 日本文学館
昼からSさんに交替する
一旦中座して 3時半から5時まで
ワンコインドリーム 詩の朗読会 に参加した
4人の詩人が、 それぞれ二.三篇の詩を朗読。
こや ひろこ 昼間初美 中尾敏康 細田傳造 (発表順 敬称略)
皆さんプロの方ばかり、 さりげなく 日常をうたうもの 小唄などもあり
門外漢も楽しく勉強した。 よい表現や選ばれた言葉が胸を打つ、 心が動く。
どんなことも 何を見ても詩になるものだ。 そして 言い過ぎず
読者にゆだねる、 想像させる。 絵を描くことにも つながった。
初めて知った引き波のこと、 そのまま小説になりそうなタイトルの「離岸流」
4時過ぎてまわりから窺う青年もあり、 秋がひとを連れてくる。 パンフレットだけお渡しした。 一日の合計 30余名
日がな一日沼のほとり。 深遠な人の心を覗いてはお喋りのつきない土曜日。
ふだんの何倍か 話し続けて声も嗄れる。