別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

立葵図

2015-06-22 | 別所沼だより

沼の北側 常盤緑道に立葵がたくさん! 

 

 林立する姿をみて 琳派の屏風が思い出されます。

  

 

 白やピンク クリーム色など

 お好きなのはどれでしょう
 ご近所さんが育てているのですね。 毎年たのしみにしています。

 

 

 

 光琳には孔雀がいて、 八重の一重の赤や白です。
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愉しい予感

2015-06-21 | 別所沼だより

 星や月のあかるい夜道だつた。往来で、僕は、一冊の本を拾つた。ところがうちへ帰るまでに
迂闊にも中に書かれたことを落してしまつた。

 

それで、翌朝早く行つてみたら、 道端の草のなかで女王様や道化役者や行列が

 


牡羊だの孔雀だのと一しよになつてきれいな空気のなかでさわいでゐた。 
                           立原道造 「本」

  




 別所沼まで歩いてきた。予報は大荒れというけれど、ここには愉しい予感がする。 遊歩道につづく幾種類ものタチアオイを眺めながら森に入る。鬱蒼とする木々のトンネルをくぐれば、むせる様なみどりや沼の匂いがする。 湿り気のある風が爽やかに感じられる。 急な突風に注意とか、 帰るまでどうか降りませんように…  

 

 メタセコイアの実は巨木から想像できないほど小さくて、 ふつうの松ぼっくりの
3分の1くらいか。


  凄い!  たくさん集めて日除けチップ、 これなら若木も灼熱から守られるでしょうね。

  今日は半日ガイドの日。 先月より色濃く、ちょっぴりたくましくなった緑、ほとんど夏の装いだ。 曇天のもと釣り人は少ないが走る人は変わらず多い。 団体で歩くひと、 散策の人、 皆さんスコールを気にしながら。 
 青や緑の、 碧が滴る。 木の間を赤いシャツが縫うようにゆく。 貴公子のような犬、 黒毛をすてきにカットされている、足もとはルーズに、尾の先にまるいbonbon。 ブルーの 「たも網」。シューズの銀色、紫陽花の虹色。 ハウスまえのメランポジウムは黄色が跳ねている。 

 ・友人を誘うまえに下見に来ました。詩作する方。
 詩の朗読会があると知って こんどのヒアシンス・サロン(毎月第4土曜日 15:00から)へ きっと伺います。

 ・長居はできませんが 歩く会です。絵はがきを求めて 10名です。 

 ・いつも自分の庭のように、散歩している。すてき。モダンな建物。
 小さな家のパネルから話は広がる。コルビュジエ(カップマルタンの休暇小屋)黒川紀章(中銀カプセルタワービル) 鴨長明「方丈」のこと。 下賀茂神社・河合神社を紹介するその時に なんと 

京都からみえた。・建築関係3名 沼を調べに来たのですが ずっと見たかったヒアシンスハウスです。
 随所にみえる機能美 卓越するセンス 出窓の鍵…
 


  午前だけでも 18名。 ガイドは喋りとおして、 ごちゃごちゃになりました。
  晴れ間が覗いて 午後も賑わうことでしょう。

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする