畦の朝顔は 天まで届きそうだった。
散歩の楽しみは 珍しい植物にであうこと。
藪のなかで 粉を吹くように煙ったブルーは
竹煮草の実 風にゆれる「ささやき」 を 一度聴いてみたい。
広くないバス通りで金網越しに撮す。
車を避けて へばりつく姿は不審者そのものだ。
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万緑叢中紅一点 咏石榴詩 王安石
緑の中に 紅が一つ 溜息がでた。 胸のすくような赤だった。
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勢いよくしげる葉に 埋もれる葛の花。
萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝貌の花 山上憶良
秋の七草… 全部さがしたい