別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

BALTHUS

2014-04-28 | アートな時間

二度目のバルテュス展 
 一度は1993年 東京ステーションギャラリーであった。 不思議な魅力と静けさが心に残った。 とくに画面構成に関心を持った。

  自らを アーティストではなく職人として…   
当時、 巨匠は85歳、夫人とともに東京を訪れたと思う。  作品は日本的な香りがし、 とても魅かれた。

   自画像 1940年

 油絵さえしなければ大賛成… と巨匠のお許しを得て画家になった節子夫人。 グラン・シャレ便りでセンスの良い作品に出会った。  

 

 テレーズ 1938年

今回、 これらは展示されないが油彩やテンペラ画、素描など、アトリエ再現もありとても楽しい。 28日月曜も特別公開されていてゆっくり堪能できました。
  

 詳細は こちら

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の花

2014-04-22 | 自然や花など

 

   暗赤色の「黒侘助」

   今までで もっとも花数多い

 

 大輪の豪華な花を咲かせたボタンだが、 冬のあいだ枯れ枝を選定し、今年は花が少ない。
若枝につく花は小ぶりで、 見劣りがする。 

 

 

 

射干も増えてきた。 近くにホウチャクソウが芽を出している。

 たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時…

  まさに 独楽吟…

  たのしみは庭にうゑたる春秋のはなのさかりにあへる時々
  

 一面に広がった勿忘草に今朝はトカゲがいた。  
 カサブランカが芽を出し、 黄えびねは すぐにも咲きそうだ。


 

 たのしみは心をおかぬ友どちと笑ひかたりて腹をよるとき   橘曙覧

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花から花へ

2014-04-19 | 夢見鳥

  4月12日 今年初めて ルリタテハを見ました (別所で

 翅を閉じれば まるで枯れ葉
よくできてますね。 朽ち葉を重ねたようで、 表のもようが想像できない。

 ベニシジミ   写真では、 ほかの蝶と同じ大きさですが、開帳3センチくらい 

 田島ヶ原で  ツマグロヒョウモン 開帳7センチ


 真っ赤なテントウムシもいる

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜草まつり

2014-04-18 | 自然や花など

 週末は特別天然記念物 「桜草」まつりが開かれます。 一足お先に16日 自生地のさいたま市 田島ケ原へ行きました。 花の大小、 色の濃淡、花びらの隙間が広いのや狭いの… 注目したらおもしろい。

 東京からも見物に 
 目立つ黄色はノウルシ、 細い葉が茂るのはオギやヨシ。 桜草が実をつけ、6月頃に種を落とし葉が枯れると、 一面オギ、ヨシの原になってしまう。 それらを刈ったり草焼きしたり 皆様の努力で守られています。  

 

 桜草以外にも 関東蒲公英と、 ピンクの花はジロボウエンゴグサ(ケシ科)、 青はオオイヌノフグリ。ヒキノカサ、アマナ、ムラサキケマン、ツボスミレ、アマドコロが群生していた。

 

 多くの方がたいせつに保護、管理されていますが、 年々花が少ないような…
白花はことし1ヶ所しか見当たらない。 ひとりひとり自覚をもって自生地を守らなければいけないと思う。

 

  おととしの桜草   

 田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開の春

2014-04-12 | 別所沼だより

 ウコン桜

 透ける花びら 変化する色  満開のとき

 新緑とパンジーに彩られるヒアシンスハウス
 きょうも 水彩を描くひとたちがいる

  沼底はヘドロで 「上げ底」状態。  掘り返すのだろうか。

 

干潟のような別所沼。 シラサギや鵜など水たまりをつついている。


 来訪15名  ありがとうございました。
 ・少女のころ軽井沢で神保先生に出会った。 自宅に戻ってからも家が近く、 親交は長く続いてお宅になんどか招かれた。 先生は道造さんのことやヒアシンスハウスの設計についてよく話していた。雨どいの下の瓶の話など、そのころは夢のように聞いていたが、 実際に建てられ、守られていることに感動する。 先生のお話がくわしく思い出される と。
 ・ 友人にみせたくて。  
  ヒアシンスハウスにいると詩が生まれる  こころのよりどころ。 
・ 建築科学生 2名  2度目。 
・若いカップル。 木の香がする。 素敵な家、 写真をたくさん撮った。

 春は気もそぞろ。 大事なことを後回しにして毎日が日曜日、 花に追われ、そよかぜにそよぐような暮らしだ。 きょうは眠い目をこすって、ガイドを務めた。 歩数 8208 
 WindowsXPの整理で  疲れがたまってきた。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜とかいぼり

2014-04-05 | 別所沼だより

別所の写真を お待ちとうかがって… 
 ここに桜はあまりありませんが 週末は花見客でいっぱい。

 

  (画面奥) ランニングコースに沿って植えられている
雪洞のような桜です

 

 近づいてみると  淡い色の薄紙のような花びら

ウコン桜は ようやくちらほら   来週が楽しみです


 

 

 沼のかいぼり作業が進んでいた。
 周囲はフェンスに囲われ立入禁止、 釣り人も居ません。

 

 田んぼのようになってよろこぶ白鷺
  ドジョウはいるのかな…  

 泥田を渡るボートもある。

 かいぼり作業では 底に堆積したヘドロ土砂を天日干しし、 底質・水質・生息環境の改善、外来魚の駆除など行われる。 

ヘドロとともに  空き缶やら自転車やら
 いったいどれくらいのものが出てくるでしょう。 


 囲いの中に 魚類飼育施設、 重機など。
  ここに沼エビや鯉、ヘラブナなど避難しているらしい、 よかったね!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする