別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

あかり

2008-10-25 | 別所沼だより

 

    蝶を咏める
          賈蓬莱 

       薄翅凝香粉
         新衣染媚黄 
       風流誰得似   
        兩兩宿花房    

    
    訳詩   佐藤春夫

かろき翅ツバサのおしろいや  
黄にこそにほへ新ニヒごろも
みやびは誰か及ぶべき
花を臥所フシドにふたり寝るとは

   

           -☆-

    春夫の訳はいかがでしょうか
         ラッタッタ ランタッタ
         蝶はランダムに飛びますね

   アベリアに休むキチョウ、 無地だと思ったら模様がある。  曇天に映える 黄色いひかり。

  

        

   いつも青々と 大手を広げ迎える八手に、 たくさんの蕾が。
   一塊になって あかるい。  シャンデリア球でしょ。

                   -☆-

  来室17名。 曇り。
 ・詩人の熱心なフアンおふたり… 資料を読み、佇み、帰りたくないと仰った。 リルケの詩から立原道造にたどり着いたそうで、 心ゆくまで堪能された。
 ・スポーツ誌のウオーキングマップ掲載のため。 ・学校で紹介したい…文京区の女子高生。 ・栃木から、わざわざここを目指して。 到着は閉室間際、  3時過ぎの室内はほの暗く、電灯をつける。 
 乳白色の傘のもと、 橙色のやわらかな明かりでなごむ。 ほんとうに間に合って良かったですね。 
 たくさんの方がお見えになり 心にもほのぼの灯す一日でした。 

  午後2時から 有志で前庭の草刈りをした。 アオマツムシがたくさんいる。

     沼の畔をめぐりながら ・・・ ・ ・

       

   みなさま 秋を存分にお楽しみください

 

コメント (4)
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