「眠気に誘われること」について

晴れ。あたたか。

昨夜も寝てしまう。
このところ「早起き」が続いているせいか。

「谷崎潤一郎対談集　＜藝能編＞」を読む。

昔の人はこんなに芝居が好きだったんだというのが感想。
もっともこちらにその種の「素養」がないので詳細は不明だけれど。

どうにか知っている女優たちとの会話は楽しい。
というより今はない「言葉遣い」を味わうのみ。

いまだに「現役」でいる人もいるが
彼女たちは「現代の言葉」をどう思っているのだろう。

ジョージ・オーウェル「1984」のような「ニュー・スピーク」が
「現実」となった世界のことを。

バカバカしいと言ってしまえばそれまで。
映画「黄金」のラストのように。

何だか眠くなってきたので
今宵はこれまで。