退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『悪魔祓い』が出て来る古典とつまらないが『世界的ヒット』した映画」について

2024-07-27 02:42:11 | Weblog
晴れ。夕方に弱いスコール。

ロジェ・マルタン・デュ・ガール「チボー家の人々 灰色のノート」を読む。

ジェンニーの「悪魔祓い」が出て来たり。
何じゃこりゃといった趣き。

「家出」したジャックとダニエルの「違い」も明確に描かれ。
後者が途中で「男」にされるあたりがなかなか。

前者は父親と通じることが出来ず。
ダニエルの母フォンタナン夫人は浮気性の夫ジェロームとの別れを決め。

「白水ブックス」のオリジナルは40年前に出たもののよう。
山内義雄の訳はとりわけ冒頭の言葉遣いに違和感あり。

とりあえず未読の古典を次々と。
また楽しみが増えたということで。

オリヴィエ・メガトン「96時間 リベンジ」(’12)を観る。

全体にダルい内容。
カーチェイスのみに辛うじて迫力があるかも。

リーアム・ニーソンは「沈黙シリーズ」のスティーヴン・セガールに似て。
曰く「無暗に無敵」。

敵に捕まった後で彼を誰も直接監視せず。
都合よく手を縛るヒモが切れる環境があったりもして。

妻ファンケ・ヤンセンも「X-メンシリーズ」とは異なり。
ひたすら「弱い姿」を見せるのみではどうにも。

娘マギー・グレイスの魅力も微妙。
ボーイフレンドとのエピソードは全く活きていず。

これで「世界的ヒット」とはいやはや。
「つまらなくても儲かる作品」がこれまた。
コメント
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