退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「家族の現実と何ともエグい韓国映画」について

2024-07-24 02:48:45 | Weblog
晴れ。連日の35度超え。

信田さよ子「家族と厄災」を読む。

著者の描いた「くにさん」の姿が何とも。
「KS=kubiwosimerareru=首を絞められる」というフラッシュバックよ。

かくも中年女性に「厄災」が降りかかるのは何故。
「支配欲に駆られた母」と「残念な男たち」によるもの。

「家族の幸せ」が描かれる作品が少なくないのは。
繰り返すが「そうでない家族が多いから」であるのを忘れずに。

向田邦子の作品が結局「身勝手な男を許す内容」なのだという指摘にふむふむ。
そういう「形式」で主導権を握っているつもりになるのか。

この種の現実を直視したいもの。
「家族が『呪い』である」のは実はよくあること。

チョン・ヨンシク「ザ・ファイブ 選ばれた復讐者」(’13)を観る。

犯人の暴力が凄まじく。
彼が「しぶとい」のが本作のポイント。

「臓器移植」が絡んだ復讐劇で。
自らの身体を「捧げること」を前提に仲間を作り。

この「エグさ」がいかにもかの国の作品らしく。
マ・ドンソクは相変わらず「不死身」だったり。

主演のキム・ソナは「初顔合わせ」。
余貴美子に見えたりシム・ウンギョンに見えたり。

170㎝ある身長を意識させないための「車椅子」姿か。
「ピタゴラスイッチ」のような楽しいシーンもあるのも忘れずに。
コメント
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