退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「団塊ジュニアの恵まれた層の性別役割分業意識と悪くない『描写の経済』を持つ中国映画」について

2024-07-20 02:43:56 | Weblog
晴れ。今日も猛暑日。

小西一禎「妻に稼がれる夫のジレンマ」を読む。

妻の海外駐在に同行する夫のことを「駐夫」というらしい。
そうした彼らが何を思ったのかという「記録」。

「団塊ジュニアの恵まれた層」でも「性別役割分業意識」があり。
「稼げない自分」にモヤモヤしたりする模様。

いずれも最終的には「無問題」になったようだけれど。
「何だかなあ」といった趣き。

立場が入れ替わると「誰のせいでここに住んでいられるんだ」と「同じ台詞」が登場したり。
「売り言葉に買い言葉」とは思うもののいやはや。

どっちもどっちか。
個人的にはいわゆる「キャリアの道」から早々に降りていて。

そういうことで悩むのねと思うのみ。
「好きなことが好きに出来る環境」さえあればいいじゃないの。

繰り返すが個人的には本と映画と酒と煙草があれば十分。
音楽はyoutubeで結構。

人とのお付き合いは「淡泊」が基本。
「結婚という制度」には興味がないです、ハイ。

シア・バンチャン「トレマーズ 砂の王国」(’21)を観る。

78分でこれだけの内容を描ける「描写の経済」を思えば。
それ以上の「面白さ」を期待するのはむしろ贅沢かも。

「豪華キャストで異様に長い退屈な映画」を見せられるよりずっとマシ。
冒頭の映像に不思議な違和感を覚えたりはしたけれど。

おそらくはいわゆる「映画の文法」を無視しているせい。
気になったのでいちおう書いておく。

孫文ではないが「子どもを救え」。
主人公の結末は「プラスマイナスゼロ」。

ラストはいささか「ハッピーエンド」過ぎるかも。
原題「insect disaster=虫の災害」。

「砂色の芋虫」が飛び跳ねるのがなかなかの気持ち悪さ。
「教授の正体」も忘れずに。
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