退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「圧倒的なものふたつ」について

2015-07-07 02:55:32 | Weblog
雨のちくもり。夜になって止む。

柄谷行人「帝国の構造 中心・周辺・亜周辺」をまた読み始める。

ようやく「論理」が見えてふむふむ。
やはり先回はこちらの調子がかなり悪かった模様。

著者の発想の元は「転倒」。
「因果関係」が「事後」にしか見出されないものであることなど。

ここに「アドラー心理学」など持ち出すと
「物語の展開」が大いに変わること請け合い。

「物証」はなくとも「抽象力」で物事がわかるというのも基本。
なるほど英語圏で「theorist=理論家」と呼ばれるのもわかるというもの。

フロイトの「死の欲動」については個人的に「体感」できるほどわかるものの
そのあたりを明日もう一度しっかり確かめたい。

先日マスターにもらったCDを聴く。

「FAVE RAVES」というバンドのヴォーカル青山春裕の「喉の強さ」に驚く。
O.V.ライト、アル・グリーン、ウィルソン・ピケットらのカバー。

ここまで強烈な「唸り」を響かせて歌う人がいたのねという感じ。
是非本場の「アポロ・シアター」あたりで歌ってもらいたいところ。

クインビーのある今池にちなんでこれを。
以前このライブハウスではメイヴィス・ステイプルズを観たはず。

これだけ実力のある人を放置してはいけない。
とりあえずじっくりお楽しみくださいと言っておく。

「圧倒的なもの」は常に素晴らしい。
このところの「湿気」など吹き飛ばす爽快さを是非。
コメント
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