退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「意志のある世界」について

2012-10-15 02:46:49 | Weblog
くもり。昼間から暗い空。

午前中に野暮用をこなして昼寝。
午後からは妹の子どもにあれこれ教えることに。

案外真面目に取り組むのにいささか驚く。
同じ年頃の子どもたち同様日本語の理解に問題があるのが気になるところ。

その後妹たちの買い物に付き合いスーパーを散策。
カートを押して歩くのは嫌いではない。

深夜NHKでノルウェー統治下の北極圏に暮らす
さまざまな事情を抱えた国籍の異なる人々が暮らす町に関する番組を観る。

なるほどそうした環境にいれば
自動的に人生を「切り開く」よりない道が生まれるのだと納得。

少なくともわれわれの多くは
戦争その他の理由で「土地を追われる」ことはない。

だからこそと言ってはナンだけれど
去年の大震災で否応なくそうした境遇を受け入れざるをえなかった人々を思うべきか。

たとえば「憲法」は
絶対的な権力を思いのままに振るう王様の「気分次第」に対する「抵抗」によって生まれた。

「歴史」を「遠い昔」だと片付けることは簡単だが
実は「現代」にもそれとあまり変わらないことが起きていたりもする。

誰もが安穏に暮らしたいのはいつの世も変わらぬ「事実」。

もちろんその「切実さ」の度合はそれぞれ違うのかもしれないとして
「同じ希望」を持っていることだけは間違いなく。

「現実」がわれわれの頼りない「アンテナ」によって切り取るしかないものならば
目もくらむような「多様さ」については常に「敏感」であることを「基本」としたいものではある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする