もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ピックガード交換 ~モーリスTF W-50~

2019-06-23 09:40:04 | ぷ♂の日記
以前ご紹介させていただいた私のアコギ(アコースティック・ギター)は、
かれこれ40年来の付き合いのモーリスTF W-50であります。

で、いまだに飽きずに寝る前寝室でジャカジャカ弾いておるわけなのですが、
先日ふとした時にピックガードが浮いているのに気づきました。

ちなみにピックガードとは、真中に開いている穴の横に貼ってある樹脂製の板。
DSCN0797.jpg
私のでいうと、このちょび髭みたいな黒いやつ。

で、そっと手で浮かしてみると、おおよそ三分の一ほど軽くめくれあがってしまうほど。
まあ、考えればこの部分は両面テープで張り付けているのがほとんどだから、
78年製のこいつにしたら、もうそろそろその粘着力もなくなってきているところ。

とはいえ、多少気にはなるもののこのままでも支障がないので、
放っておこうかとも思いましたが、この時あることを思い出しました。

そうや!こないだ買ったがアレがある!

そう、アレとは新品のピックガード、しかもデザインはあんなちょび髭と違いかなり素敵♪

というのも、実は私は中学時代これよりも以前に一台ギターを持っておりました。
友人(勘田君)から中古で2万で買ったそれは、「ハミングバード」と呼ばれ、
赤のサンバーストにかわいい鳩(ハト)のピックガードのついた少し小ぶりのギターで、
私はたいそう気に入り、ジャンジャカ下手なりにかき鳴らしておりました。

なんてったて、それまで弾いていたギターは、どこからかもらってきたクラシックギターで、
そのナイロン弦を取っ払って、フォーク用の鉄弦を張った適当なもの。
だからその真っ赤なハミングバードがかっこよくて嬉しくて!

ですが、その後く後世になったころエレキに目覚めた私は、
アンプが欲しくなり、そのハミングバードと引き換えにアンプを手に入れたのでした。
(むろんそのアンプもいまだガレージで健在です。)

ですが、最近、どうもあのギターが恋しくなり始めたので、少しネットで調べててみていたら、
実はあれはハミングバードではなく、同じギブソンのDOVEのコピーであったとのこと。

ちなみに「DONEと」は「鳩」という意味だから、ピックガードに鳩さんがいた以上、
「ハチドリ」を意味する「ハミングバード」のはずがなかったわけですね。
で、本当のハミングバードは、ギター本体の形が四角くて、普通よりもっや大振りなんだそうな。
へ~、じゃあわしの子のモーリスに似た感じやね。
そう思いつつ、たまたま見かけたハミングガードのピックガードだけを買ってしまっていたのです。

でもまさかそん時は、ガレージの壁にでも貼ればかっこいいかなとそう思ったくらいで、
交換する気などさらさらなかったんですよ。
だって、
ピックガードをはがすのってかなりめんどくさいから!

なんてったって、薄い木の板に強力な両面テープで張り付けているわけでしょう?
下手したら本体を痛めかねない。
でも幸か不幸か、今回はすでに半分近くはがれているんで、もしかしたら簡単かも?
そう思ったら我慢できない!

そこで、はがす方法ネットで調べると、「下敷きを差し込む」、「ドライヤーで温める」
などなどいろいろありましたが、結局一番やりやすそうな、「糸ではがす」という方法をチョイス!

具体的には、しっかりした糸を隙間に差し込み、ギュッギュっと、こするようにしつつ進めるという方法。
私はサラダオイルを含ませたタコ糸を用いましたが、
これが案外調子よく、両面テープの粘着剤をいなしつつ、
また適度な摩擦が熱をもち、粘着力を弱めてくれるので、数分で作業を終えました。

で、むしろそのあとに残る粘着剤の処理にかなり手間取りました。
一応パーツクリーナーで何とかなったけど、これはウレタン塗装だからなせる業。
ニス仕上げのものとかなら、塗装を痛めるからもっと地道な作業で時間がかかるだろうな。

DSCN3460.jpg
というわけで、無事作業完了!

ピックガードのあった部分だけが変色せず本来の色目を保っております。
ちなみに、こういうぼかし塗装のことを照り付ける太陽のイメージからか、
「サンバースト(Sunburst)」と呼ぶのですが、

この場合は、サンバーストならぬサンバーン(Sunburn)
そう文字通り日焼け跡ですね。

で、あとは新しいピックガードをつけるだけなんですが、ここでもう一仕事!
穴に沿う曲線が微妙に違うので、元のを参考に余分な分をカットし合わせます。

DSCN3458.jpg
これでOK! ヽ(^∀^)ノ


後は、ずれないように慎重に貼り付けるだけ…
DSCN3462.jpg
出来た~!

DSCN3469.jpg
うん、今回はコマドリが飛んでいるので、ちゃんとハミングバードだ!

ただ、弾いているとちょうど鳥の絵の位置にピックが当たってしまうので、
このまま弾いいていくとそのうち描かれたハチドリがかき消され、最終的には消えてしまいます。
でも、そのような状態のギターは弾きこまれたまとまりの良い音になっていることから、
「ハチドリが飛んで行った。」
と表現するのだとか…

何とも粋ですね~♪

てなわけで…
まあ、見た目が少し変わっただけなのはそうなんですが、
なんか全く別のギターになったみたいな感じで、
心なしか音も変わった気がするような気がしないでもないような気がする!
(=^^=)ゞ

というわけで、ついつい嬉しくなってしまい、
この日は、小一時間ほど飽きずに弾いて歌っておりました♪


この勢いで鳥が巣立つまで弾きこむぞ!

ヽ(^∀^)ノ




ちなみに、前回「1弦2フレットがすり減り、F#の音が出ない」と嘆いておりましたが、
その後、「じゃあ、干渉する3フレット少し削ればいいのでは?」と、そう思いつき、
紙やすり片手に慎重に作業をした結果、今では無事音が出るようになりました!

やった~!
これでDコードのアルペジオが弾ける~♪

ヽ(^∀^)ノ

というわけで、これで今後もまた末永く仲良く付き合っていけそうです♪
DSCN0798.jpg
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 表もあれば裏もある ~六甲... | トップ | 膝の上の寝顔 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ぷ♂の日記」カテゴリの最新記事