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    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

MAX SIEVERT CAMPUS 3 (前期モデル)

2023-09-22 09:54:33 | ぷ♂の日記
SVEA123で有名なマックスシーベルト社には戦前人気のあったブランドシリーズがありました。
それが「CAMPUS(キャンパス)」で№1から5まで、さまざまな機種がラインナップされておりました。
具体的に言うと…
№1は大ぶりの筒型ガソリンストーブ。
№2、№4は大形の箱型ケロシンストーブで、2はタンク固定、4はタンクをケースから取り出しセットアップ。
№5は正方形の箱型ガソリンストーブ。
(それぞれ画像などはこちらのサイト参照のこと。№))

これらのモデルは戦後途絶えることtなりますが、各々の発展型として新たな人気モデルが生まれました。

そんな中、
「多分こいつがSVEA123へと発展したんだろうな…」
と、私がそう思っているモデルがこれ。

IMG_3537.jpg
CAMPUS 3 (前期モデル) ~MAX SIEVERT~

じつはこれ実物を手にしてもらえるとよくわかるのですが、非常にスリムでコンパクト。
この時代、このサイズで屋外用といえば、ゴトクと風防を兼ねた別体ケースを持つものがほとんどでした。
(たとえば、これこれなど)
この№3はストーブ本体の小ささを生かしたまま、筒型の風防をセットさせることで、一気に小型化に成功。
さらに、バーナー部をすっぽり覆う筒型風防は、やたら熱効率が高いので火力も強力に!
また、小型化スリム化ゆえの不安定さは、折り畳み式三脚を装備し安定化に成功。

こうなると、当時流行していたサイクリングや登山にうってつけであったため、一気にブレイク!
そうしてシリーズ中で一番の人気となったのです。

それゆえ途中でモデルチェンジが行われました。
具体的には、当初ネジで固定されていた風防が、簡単に脱着可能なはめ込み式へと進化。
このタイプを後期式とよび、のちのSVEA123へつながっていったのだと思います。

こんな№3ですが、前述のように本当に小ぶりであるため、片手にすっぽりと収まってくれる。
そのサイズ感が本当に心地よく、
かつ、各部の仕上げが本当に丁寧であることから、
「ああ、まるでこいつは宝石か、よくできた懐中時計の様ではないか…」
毎回手にするたびにそう思い、一人ニヤけるほどであるのです。

ですがもちろんその時よりも、もっともっとニヤける時が…

それはやはり燃焼時!

IMG_3525_202307271539355d4.jpg
赤く輝くバーナートップに、オーロラのような青い炎!

これは本当に美しく、また楽しい。
「ああ、頑張って仕事をしているな~♪」
と、そう思いいじらしくもなる。

だからこれで沸かすお湯はまた格別。
蛇口から出たばかりの水道水も、一気に名だたる名水を超えてゆく!

IMG_3529_2023072715393212f.jpg
さ、こいつで熱いコーヒーをいただこう♪


そういうわけで、この後は動画にてご一緒にお楽しみください♪


**動画**

MAX SIEVERT CAMPUS 3 (前期モデル)
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