Orange (オランジュ)
地中海に似合うジュースと言えば、オレンジジュースと、勝手に決めている。
チュニジアで飲んだオレンジジュースは、みなブラッドオレンジであった。
マルシェで売られているのも、ブラッドオレンジが多かったが、普通のオレンジもたくさんあった。
ルアージュ(乗合タクシー)の中で、隣り合ったおばさんに「お食べ」と、半分ちぎったオレンジをもらった。おばさんにアラビア語でお礼を言い、話しかけたが、どんなに話しかけても答えは「判らないよ。あんたの言葉は理解しないよ。さあお食べ」と、呪文のようにごそごそ言っているだけだった。外国人イコール、アラビア語は話せないと思いこんでいる。
今回行くことができなかったが、ナブールは、スペインを追われたイスラーム教徒がこの地で釉薬を使った焼き物を伝えた町。スペインと言えばオレンジ。イスラームの果樹園と言えばオレンジ。だから、ナブールがオレンジの産地になったというのは、私の憶測の域を出ない。しかし、オレンジに陶器とくればスペインのイメージが私の中で強い。
ナブール産のオレンジの花のエッセンシャルオイル(ネロリ)は、フランスの香水作りの上で欠かせないものだそうだ。
香水作りの過程を知っている人は分かると思うが、エッセンシャルオイルを抽出すると、同時に採れるのがフラワーウォーター。薔薇だと分かりやすいと思う。ローズウォーターと同じ原理で出来る、オレンジフラワーウォーターがある。
今回の旅ではすっかり「ワインとつまみ」に走り、デザートまで及ばなかったのが、非常に悔やまれる。デザートには、このオレンジフラワーウォーターを使ったものが、いろいろあったようなのだ。
ただ、フランス料理のコースで一番印象深かったのが、オレンジピールが山盛りのった、フレッシュオレンジのシロップ漬け。全部食べてしまうのが惜しい、シンプルだが、身も心もスキッとさせてくれる一品だった。
オレンジをたくさん食べる理由は、美白効果をねらっての意味もあるだろう。[a]
オレンジフラワーウォーターを使ったお菓子ではないけれど、それが入った珈琲を原宿のハンニバルで飲むことが出来ます。デザートは日替わりだから、そういうスウィーツに出逢えるかどうかわかりませんが、リクエストすると出してくれるかも!
大好き!
オレンジピールは我が家の冷蔵庫に常備されています。
あの苦味がたまらなく好きです。ああ、食いしん坊だーーー。
最も気になるのは、オレンジフラワーウォーターを使ったデザート。
どんな良い香りがするんだろう・・・。
ellyさん>原宿のハンニバル!かなり気になっている店です!!
http://4travel.jp/traveler/saemizuki/album/10127748
を真っ先に思い出します。バスの窓から見たのですが、その大きさと美しさに圧倒されました。
ここ数ヶ月、何種類かのフラワーウォーターを試しに使ってみているのですが、どうやらネロリウォーターが一番私の肌に合っているようです。原産国がモロッコとなっていますので、残念ながらナブール産ではないですが、今後は、ネロリウォーターを使うたびに、ナブールの思い出が蘇ってきそうです。
チュニジア人がやっている店で、美味しかったですよ!そのうち、イスブルで紹介しますね。
ナブール、ミブーさんとチュニジア計画を妄想中なので、候補地に入れようかな?え?あなたも来たいって?(笑)インシャッラー
影と言えば、チュニジアで、アンダルシアの人々の影を感じることがなかったかも。
ふむ。
またネタを思いついたかも
でもハンニバルへ行く時は一緒に行きましょう!(笑)
オレンジピール、たまりません。
モロッコも有名ですね、フラワーウォーター。
アラブは宝庫です。
エジプトのネロリも大変芳しいもので、マッサージしてもらった時、体から立ち上る香りにうっとりしたものです。
ああ、古代エジプトの女性たちはこうやって、香油を塗っていたんだな~って。
匂いで思い出すことって、記憶にしっかり刻まれたものですね。
ところでナニナニ、ミブーさんとチュニジア計画!?ええ~~私の次の目的地はチュニジアと知ってての配慮なのかしらぁ!?(笑)ま、これもインシャッラーですネ^^
これぞアッラーのおぼしめし?う~ん、これだけ人がいたら、リゾートでバカンスもいいなあ。
一人だと行きませんからね。ええ、行きませんとも。
それはお婆になってからのお楽しみ♪
オレンジオイルで、マッサージしてもらいたいです、私。