Käse(ケーゼ)
オーストリア土産に6Pチーズがあった。
世界中で見る6Pチーズの発祥はどこだろうかと調べてみたが、イマイチよくわからない。
日本のものと比べるとちょっと大きい。
テープが付いていて、クルンとはがれるようになっているのも、世界共通である。オーストリアのものは2本着いていた。
エジプトの6Pチーズはパンダ印でクリーミー。大きさは日本のものより小さい。オーストリアのは、ゴーダのハードな感じがたまらない。
形は同じ6Pチーズでも、中身のチーズはさまざま。世界中が、まねっこしたのでもないとしたら、なぜこの形が多いのか?
チーズは円筒形か丸いことが多い。真ん中から熟成してくるので、自然と放射状に切って食べるようになったそうだ。
そんな訳で、元の丸い形をイメージできるようにし、美味しい真ん中から食べる習慣も残した抜群の形が6Pチーズのようだ。
チーズ作りをしている人であれば、誰でもイメージできる形のようだ。
世界中の人がもつ共通イメージ。
ケーゼというドイツ語も、スペイン語のケソに似ているなと思った。
同じ羊?牛?を追いかけていた人たちが、右と左に別れていったのかな?
思いをめぐらすと、ウキウキする。
オーストリアのチーズから話がそれてしまった。
オーストリア料理にレバーケーゼというものがる。残り物料理であるが、レバーとチーズ以外のものをミートローフにする。名前を聞いたとき、「レバー入りのチーズとは何ぞや?」と、いろいろ味を想像してみたが、どちらもはいっていない料理であった。
オーストリアのチーズなのに、チーズが不在の便りとなった。
丸いチーズはどこから食べる?チーズ通になって、三角の先っぽから?
丸い地球をグルグル美味しいものを食べながら、地球散歩は今年も、のんびり歩いてゆきます。どうぞよろしくお願いいたします。[a]