地球散歩

地球は広いようで狭い。言葉は違うようで似ている。人生は長いようで短い。一度しかない人生面白おかしく歩いてしまおう。

唐辛子(ブータン)

2012-09-30 21:27:29 | つれづれ帳

(エマ)

 旅行博に行ってきた。(毎年エジプトブースにいます)
  ブータンのブースのところで、大きな唐辛子をもらった。飾りで置いてあった唐辛子を、すっと差し出して「あなた!これもっていって。お家で蒔いてみて!」と渡された。

 幸せの国ブータン、アジアにご縁のない私は、ブータンについてほとんど何も知らない。
 唐辛子をどのように使うのか聞いてみたところ、チーズと一緒に煮込むと言う。
 エマダツィという唐辛子のチーズ煮込みは果たしてどんな料理なのだろうか?
 忘れないように、地球散歩にお便り…お便り…

 さて、ブータンの言葉は?文字は?とにかく何も知らない。
 ゾンカ語という公用語はあれど、全ての国民が話すことが出来るわけではなく、ネパール語や英語も話されているという。
 文字はチベット語に当てはめて使っていると言う。
 方言はあっても、ひとつの国では共通の言葉が話され、同じ文字を書いているのが当たり前だと思っていると、ブータンではまったく通用しない。

 と、驚くべきは言葉だけでなく唐辛子もしかり。
 なんと、唐辛子はスパイスではなく野菜だと言う。
 いつでもどんな料理にも入っているらしいのである。
 しし唐を毎食食べている感じだろうか。
 辛いもの好きとしては、ブータンの食の旅へ出たくなった。[a]

 

幸せな国でホットになりたい…

人気ブログランキングへ


2012-09-21 00:00:00 | 英語(アイルランド)

Heath(ヒース)

 ここは、イギリスのダートムーア(Dartmoor)。どちらかというと、「モア」という発音に近い。

ムーアとは、通常ヒースなどの低木が茂る、農耕や牧畜には適さない広大な高原地帯を指す。「荒野」、と訳されるけれど、私が「荒野」という日本語でイメージするのは、いわゆる西部劇の乾燥地帯。それとは程遠いので、名称通りムーアと呼ぶことにしている。

ヘザー(heather)というのも、ヒースの一種。こちらは、日本では「エリカ」という名で出ているものだとか。ムーアそのものをヒースと呼ぶ場合もあるらしい。また、農作物はできないかもしれないが、ムーアを舞台にした小説はたくさんある。

訪れる機会はたくさんあったが、特段にいいとも悪いとも思ったことはなかった。これこそがイギリスの風景の1つ、と思うだけで、特に興味があったわけではなかったのだ。これまでは。

何もない所。なのに、何かある…だからこそ、ほら、こんなにきれいにヒースが咲いている。[y]

 

ダートムーアといったら、バスカビル家ですよね、やっぱり。人気ブログランキングへ


遺跡

2012-09-14 00:00:00 | 英語(アイルランド)

heritage(ヘリテージ)

 

アイルランドの古代遺跡、ニューグレンジ(Newgrange)。

 

こちらも、マルタの数々の神殿と同様、先史時代の巨石古墳。ぐるぐるの渦巻き模様の石など、マルタで見たものとよく似ている。

 

冬至になると、一筋の光が入り込み、内部全体を照らすとか。入口付近の外壁には、遠くから運ばれてきたクリスタルが装飾されているから、それは美しいことだろう。

 

アイルランド=ケルト、と思っていたけれど、これはどの民族によるものか不明だそう。あまりに古いと、戦いの歴史も消えてなくなっているから、気分もいくらか軽くなり、楽しい想像だけが膨らんで行く。今、自分が踏みしめている同じ大地に、どんな人たちが住んでいたんだろう?

 

ケルトより古い遺跡群、これもまたアイルランドの深さを示すものでありました。[y]

 

マルタのタルシーン神殿に地下神殿ハイポジューム神殿については、こちらをどうぞ☆ 人気ブログランキングへ


2012-09-07 00:00:00 | 英語(アイルランド)

River Liffey (リフィー川)

アイルランド首都、ダブリンの町を流れる川。

中心を横断するこの大きな川のせいか、町はゆったりとして見える。朝や夕暮れ時など、せわしい車の騒音ではなく、シーガルの声が聞こえてくるとは、何とも優雅。さきのボイン川に比べると、特に何かを深く考えることなく眺めることができる。

ウィキペディアによると、リフィーというのはアイルランド語で「生命」という意味だそう。まるでドンピシャな名前だと思う。

この町がこれからも、この川の流れのように、ゆったりと、平和な時間を過ごせますように。[y]

 

ダブリンに平和あれ☆

人気ブログランキングへ