チュニジアへ行ったら、絶対に行くべきとも言えるのは、バルドー美術館。タイルのコレクションで有名であるが、19世紀、オスマントルコ時代のベイの宮殿も中に納まっている。
コーヒー好きだったベイは、寝室の隣にコーヒー沸かし室を作った。
寝室の脇にバスルームは無くてもいいけれど、こんなちょっとしたミニキッチンがあったら素敵!と、幼いころ病弱でよく寝ていた私は思った。
オスマントルコであるから、当然ここで飲まれていたのもトルココーヒー。
ひしゃくのようなコーヒー沸かしが並んでいる。
これは現在も同じで、チュニジアでコーヒーと言えばトルココーヒーである。
他のアラブの国とちょっと違うのは、ジャスミンやオレンジ・フラワーウォーターを入れること。コーヒーの香りを純粋に楽しみたい人は、いれないものももちろんあるが、チュニジアでは、フラワーウォーターを飲み物などに入れるのは珍しくない。
旅の話に、かぐわしい花の香りのコーヒーはいかが?[a]
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